夏目大のレビュー一覧

  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない

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    人間とは、生まれつき意味を求める生き物(ロイバウマイスター)
    人生の目的がある人ほど長生き=フランクル(ホロコーストを生き延びた)
    現代人は人生の意味を自分で決めていいが、それゆえ虚しさも感じている。
    自分の選択に従って生きるには核となる価値観が必要。

    人生の意味深いものにすることは意外に簡単。人生を感じればいい。
    カミュのシーシュポスの神話=大きな岩を永遠に上げ続ける話。映画「恋はデジャブ」と同じ。
    「神が存在しないのだとしたら、すべては許されることになる」サルトル
    人生に意味はあるか、の質問には先進国ほど、ないと答えた。
    自分の存在がちっぽけだと知る。永遠でないことを知る。
    幸福とは、悲

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    2022年04月11日
  • 屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS

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    数学史と銘打ってはいるものの、内容的には(一部、幾何やら統計なども扱ってはいるが)数学というよりも算数、計算の話がほとんど。うっかりやら、勘違いやら、コンピュータやプログラム上の制限などからくる「計算ミス」が引き起こした様々な失敗を具体的な事例を挙げながら紹介する本。
    書名から期待していたものとは少し違ってはいたが、取り上げられている事例など面白いし、プログラマとしてはいろいろ(フールプルーフなど)考えさせられる内容ではあった。

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    2022年03月25日
  • TRANSFORM AIでビジネスを変革する最強フレームワーク

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    良書 AIについての実情を良くまとめたものだと思います。

    3部構成になっていて
    ①AIを導入するために知っておきたいこと
    ②AIを具体的なビジネスに活かす
    ③AIの未来を予測する
    です。

    様々なAIの分類、システムの概要、現在実現できていること、未来への期待が、平易な言葉で書かれています。

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    2021年12月02日
  • 人類が絶滅する6のシナリオ

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    コロナウイルス、異常気象や気候変動と、人類のこれからが不安になる現象が続く中、人類のこれからに対し多角的に警鐘を鳴らす本です。

    この本は「ウイルス」「生物の絶滅」「気候変動」「生態系の危うさ」「バイオテロ」「コンピュータがもたらす危機」と6つのトピックで構成されています。戦争や核といったものではなく、「バイオテロ」「コンピュータ」といったものが取り上げられているのが、より現代の危機に即した一冊という印象を受けます。

    印象的だったのは気候変動の章。自分は無意識的に地球温暖化に伴う気候変動は少しずつ進行していくものだと感じていたけれど、それは間違いかもしれないという話。
    気温の上昇に伴う海流や

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    2021年08月05日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    オクトポリスの話がとても興味深かった。生命の死や進化についてもタコという一種の視点から覗き込むような構図も勉強になる。
    意識の、哲学部分については読者自身が知識不足のため、関連する知識分野の概要を理解してから再読したい。

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    2021年08月03日
  • Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

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    礼節ある人は、声がかかりやすい=仕事を得やすい。テニュアトラックの教授を選ぶ場合は礼節ある人が選ばれる。
    無礼は無礼を呼び、礼節は礼節を呼ぶ。
    10/5ウエイ=10フィートに近づいたら目を合わせてほほ笑む、5フィート以内に近づいたら挨拶をする。

    モトリーフール社の取り組み=社員全員が全員の名前を覚えるとボボーナスが出る。最後に残った人はランチに誘ってくれといって、覚えた。

    マイケルジャクソンは、コーチはコーチとして尊重した。
    子どもは平均して一日400回笑う。大人で1日20回を超える人は30%しかいない。
    相手を尊重する。
    人の話しに耳を傾ける。
    無意識の偏見に気を付ける=認知的過負荷によ

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    2021年05月22日
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない

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    近代化によって全ての人に問われるようになった「生きる意味」。これについて様々な哲学、文学、心理学の知見を基に論じている本。読んでいる序盤は、本当にこんな難題に応えることができるのだろうかと半信半疑だったが、読み終えてこんなにもスッキリとするとは思わなかった。
    唯一不満があるとすればタイトルや帯が内容とかけ離れていることだろう。原著名は「A wonderful life: Insights on finding a meaning existence」であり、生きる意味への洞察を述べた本書の内容通りであるはずなのに、日本語タイトルではフィンランド人がいかなる過ごし方をしているかのような内容だと誤

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    2021年04月06日
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない

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    まさに幸せについて本気出して考えてみた本。
    生き方、考え方を見直す。
    個人主義的な利他主義や、信仰と宗教の関わりについて考えさせれられる。
    自分の中の確固たる価値観や目標とは何か?
    自分のこと。
    家族のこと。
    ワークライフバランス。
    仕事のために生きたくはない。
    楽しいことのために生きたい。

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    2021年04月04日
  • 天才科学者はこう考える―――読むだけで頭がよくなる151の視点

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    2周目
    メモ

    様々な視点の内容や科学者の考えを記載されている
    批判的な視点は科学において重要というところが記載されている

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    2020年09月13日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    この本は、「意識」とはなにか?人類は進化のいつの時点から「意識」を持つようになったのか?なぜ人類だけがここまで「意識」を進化させることに成功したのか?という究極の問いに、人類とは全くことなる進化経路をたどってきたタコを研究することで解き明かしていくというユニークでありながらしかし真相をするどく突いた本です。

    例えば、人間は言語を操る能力を持っているけれど、その言語は単に外に向けて誰かに発せられるだけでなく、人間の意識の中で内なる自分に向けても発せられていて、それは何かを思考する上で無くてはならない能力だけど、意識の中で自分自身に向けて内なる会話をする能力を人類はいかにして手にしたのか、それは

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    2020年08月05日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    とても興味深い本。
    タコの気持ちは分からない。そもそも、タコに人間と同じような気持ちがあるかどうかわからない。
    しかし、タコには知性があるようである。
    哺乳動物とは、遥かに遠い昔に分岐し、別々に進化し、脳の在り方も違う。このように遠い存在に、人間と共通するうような気持ちがあるのではないかと感じるような振る舞いがあることが不思議なことである。
    その謎が本書の中で解き明かされる訳では無い。
    むしろ、海底で様々に色を変えるタコ、イカに対する、著者の愛の書。
    フィードバックループが脳、神経系を発達させるという指摘は、その通りと思う。

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    2020年03月08日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    異文化体験というか、異生物を推測しないことの大切さというか。つい擬人化したくなるよね。それをしないということ。

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    2020年03月08日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    ヒトとはまるで違う進化を遂げたタコの生態から、「意識」を考察した一冊。小難しい話はさておき、読むにつれてタコの魅力にハマってしまいます。好奇心旺盛でいたずら好き、日和見主義だけど時に大胆。そして、たった2年で生を終える。これ何てラノベのヒロイン?

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    2020年02月23日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    全般的に面白かったと思う……が、これほど神経系の在り方やその別などを解説してくれながら、これほど頭足類に親しみを持ってくれながら、どうして後半においては人間を賢さの特異点に置いてしまったのだろうとなんだか悲しくなってしまう。私の読み方が至らないせいだろうか。
    しかしわからないことはわからないという態度には好感が持てた。また、老化と突然変異の関連の項、自分の行動の「打ち消し」関連の項は非常に興味深かった。さらに進んだものも読んでみたい。

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    2020年01月02日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    腕で考える生き物への理解と、「老化」に対する見識は参考になった。若い頃の生存能力を優先した結果、後からようやく作動するリスクを許容してしまうことになるとは。

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    2020年01月01日
  • タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

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    科学哲学者の著者が、頭足類の心理について語ります。
    タコやイカは賢いと知っていましたが、全体が脳とも言えるほど神経細胞だらけであることに驚きました。
    哺乳類とは違う知的進化を選んだ彼らは、宇宙人ではありませんが別世界の知的生命体です。
    地球にはまだまだ研究余地が残されていることを教えてくれる一冊。

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    2019年11月07日
  • 脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ

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    脳はしっかり出来ているようでいて、じっくり構造を見ていくと、案外ポンコツだし、いいかげんというのが、図とともに読みやすく書いてあります。
    しかし、8章のインテリジェント・デザイン論に対する反論などはアメリカならでは、というべきか。

    7章の「睡眠と夢」で眠らない世界記録に挑んだ人の話が私的にツボでした。

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    2019年04月14日
  • ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬

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    ノンフィクションの話で、過酷なレースの間でなぜかついてくる犬がいて、心を通わせたその犬をどうにか中国からイギリスまで連れて帰るか、という話です。
    一緒に走ったのは2日間だけで、あとは走っている間に自分の小さいころの話などの心に傷を負った話を回想したり、
    どうやって奥さんと出会ったのか、連れて帰ろうと思ったら犬が中国で行方不明になったり、最終的に中国の人はいい人ばかりで
    出会った人に感謝、とういうような内容で、ノンフィクションで「それは心に傷を負うだろうなぁ」という話ばかりでしたが、
    レース中に回想しながら話しているような文章なのであまり重たくならずすらすらと読めました。
    一緒に走った話よりもそ

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    2018年06月25日
  • 脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ

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    脳をその発達の経緯から構造そしてその仕組みにいたるまでの解説に端を発し、感覚、感情、記憶、学習、セックス、睡眠、宗教での脳の働きを事例を挙げて分かりやすく説明する好著です。
    文中にロキシーミュージックなどのロックネタから天皇陛下のふぐなど興味深いエピソート鏤められていることもあり、生物学的かつ医学的な難解なお話が続く割に読みやすかった。
    それにしても人間は人間として始めから作られたと大真面目に主張する(インテリジェントデザイン論)人達が存在するとは驚きです。

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    2018年03月03日
  • 人類が絶滅する6のシナリオ

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    著者のフレッド・グテルは、一般向け科学雑誌としては世界最古の、米「サイエンティフィック・アメリカン」誌の編集長。本書は、2011年に米国で出版、2013年に日本語訳が刊行され、2017年に文庫化された。
    著者は本書を著した背景について、「この本で取りあげるのは、主として科学技術が地球にもたらす災厄である。つまり、人間が自らの利益のためにしていることが、意図に反して、非常に大きな損失をもたらし得るという話がしたいのだ。・・・この本で私はあえて、バランスを無視している。どの問題にも楽観論はあり、必ず悪いことが起きるとは限らないのだが、ここではあえて触れず「最悪の場合、「どれほどひどいことになり得る

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    2017年10月15日