夏目大のレビュー一覧
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主題はジェンダー論だと思うけど、それよりもリアルな青春小説として楽しめた。
特に幼児期の視点(世間の常識というトリックにはじめて触れる時)、ティーンの視点(世間の常識をはやく取り入れたいともがく時)をこれほどリアルに描いた作品はないと思う。
ただ、そのみずみずしい筆致は大学を卒業すると同時に色褪...続きを読むPosted by ブクログ -
他者貢献することが自分の幸せにつながる
自分の能力を伸ばし、生かすことの幸せ
つまり自己実現と他者貢献が幸福につながると言うこと。
また、選択のパラドクスには満足化が有効
ある程度以上、いいと思えるものがあれば即それを選ぶ。
あまりに細かく選ぶとストレスになり、後悔も増えると言うことを知るPosted by ブクログ -
AIを企業の活動に活かしていこうと考えている人におすすめ。
【概要】
●第Ⅰ部 AIを導入するために知っておきたいこと
第Ⅱ部 AIを具体的なビジネスに活かす
第Ⅲ部 AIの未来を予測する
【感想】
●まず、解決すべき問題は何であるかということを見極める。そして、問題解決にあたって人間とAI...続きを読むPosted by ブクログ -
所々、この人何言ってんだろうと感じるくらい意味が分からない箇所もあり、自分には結構解読が難しかったです。
その中でも、なるほど〜と感じる箇所はたくさんありました。
思いがけない幸運や不幸が舞い込んできたとき、人は直近の過去に何かその原因になることはなかったかを考えてしまう。
ただこれはランダムに起き...続きを読むPosted by ブクログ -
人生を意味のあるものにするには
どうしたらいいのか、が沢山詰まっている
その問いかけをされたとき
漠然とした答えは用意できるかもしれないけれど、基礎となる知識があるだけで少し答え方が変わるような気がする
少しでも人生が楽しくなる知識をくれる本Posted by ブクログ -
礼節有る人間になりたいと思い読みましたが具体的な事は後半に少し有るくらいでほとんど書かれていませんでした。
礼節を欠くとどうなるか、この企業ではこんな取り組みをした、礼節を欠いた態度を取られたときどうするか、など、自身が欲しい情報は有りませんでした。(それらを認識しているから、礼節を欠いた人間になら...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学者や主義、宗教の考え方を過去から遡って現代の幸せの感じ方を説明する内容。
昔の科学が発展する前の考え方からの移り変わり等、なるほどと思う部分はあったが、例えばの話が多くクドく感じてしまった。
ざっくりの結論としては
いつ死ぬかわからないから全力で生きること。
善行を行い他者に貢献すること。
日...続きを読むPosted by ブクログ -
頭足類の多くの寿命は1~2年。その理由は殻を備えていない無防備さからくる淘汰圧によるもの。タコには約5億個にニューロンがあり、個人を識別できるくらい賢い。読んでるとタコが食べたくなる。Posted by ブクログ
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・エフゲニー・モロゾフ(編集者)人は過去の成功体験に固守する
・ヘレン・フィッシャー(研究員)3つ子の魂百までは正しい 頑固な人、秩序ある人、人当たりのいい人は男女問わずいつまでも変わらない
・アダム・オルター(心理学者)赤いシャツを着ると魅力的に見える)
赤色のシャツは男性にとっても魅力的に見える...続きを読むPosted by ブクログ -
一流の研究者・思想家151人の考え方が垣間見れる。
もちろん少しずつ短い文章で綴られているのでその背景まで理解することができるわけではないが、それでも今世界で活躍するような科学者や思想家たちがどのようなことを考えたり、注目しているのかを教えてくれるともいえる。
身近な内容から壮大なもの、意外なも...続きを読むPosted by ブクログ -
元CIA諜報員によるビジネス書。
切り口は面白いが、どちらかと言えば組織で働く人向けの内容。
個人的に今すぐ使えそうなテクニックは見当たらなかった。
心理的な部分に言及しているので、知っておけばいつか役立つかも。Posted by ブクログ -
特に面白いと思ったエッセイは
ジョナ.レーナー
4歳の頃、マシュマロを食べずに15分間待つことの出来た子供のSATスコアは、30秒しか待つことの出来なかった子供より、平均で210ポイント高い結果となった。ここで待つことの出来た子供は、机の下に隠れたり歌を歌ったりして注意を逸らした。
注意のスポット...続きを読むPosted by ブクログ -
読みおえるまで時間がかかったが、興味深かった。
目から鱗のことが多く、新しい知識を得た。
「進化の道筋が曲がりくねっていたにもかかわらず、その場しのぎの対策だけで作られたにもかかわらず、我々はこれだけの思考力と感情を持ち得た、などと考えるのは正しくない。真実はまったくの逆で、進化の道筋が曲がりくね...続きを読むPosted by ブクログ -
現時点における進化の最終形態は人間だと思いますか?
立派な神経系をもっているのは人間だけだと思っていますか?
いえいえ、人間でなく哺乳類でもなく、脊椎動物でもない、頭足類「タコ」の神経系のなんと密なこと!
タコが好奇心旺盛であること。いたずら好きで好き嫌いもあって、自分を研究する気に入らない研究...続きを読むPosted by ブクログ -
タコって面白い!タコは知性的だけど進化の過程は脊椎動物と大きく異なる、その事実にハッとさせられた。そして著者の専門は哲学とのことで、切り口が新鮮。興味深く読めた。
後半の「心」や「老化」をテーマにした章はやや消化不良。Posted by ブクログ -
世界を滅ぼすスーパーウィルス、繰り返される大量絶滅、突然起こり得る気候変動、生態系の危うい均衡、迫りくるバイオテロリズム、暴走するコンピュータ。
戦争とか核が外れて、地球環境や自然が脅威になってきた。どれも、説明を読んでいくと結構やばくて怖い。Posted by ブクログ -
なかなか読み急いでしまったのと、ちと難しい部分があったけれども、純粋に「へ〜そんなことがあるんか」という知識としておもしろかった。タコの賢さ、考えたことがなかった……Posted by ブクログ
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数年前から、タコやイカといった頭足類が、実は人間に匹敵する知性を持った生物であるという認識が深まってきている。この本は、その認識を広めるきっかけとになった本のうちの一冊で、スキューバ・ダイビングによる観察や多数の研究論文を通して、頭足類の習慣や「意識」について考察する。
脊椎動物が脳を中心とした中...続きを読むPosted by ブクログ -
タコ・イカの生態が続いたあと、気づくといつの間にか意識に関する本になっていた、感じられる。タコを通じて、意識を考えさせられる。タコにとって、興味とはどのようなものなのだろうか。Posted by ブクログ
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タコに興味を持てきれず挫折。哲学者のダイバーの著書ということで気になって読んでみた。生物や神経などに興味がある人が読むと、また違うと思う。Posted by ブクログ