夏目大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
所々、この人何言ってんだろうと感じるくらい意味が分からない箇所もあり、自分には結構解読が難しかったです。
その中でも、なるほど〜と感じる箇所はたくさんありました。
思いがけない幸運や不幸が舞い込んできたとき、人は直近の過去に何かその原因になることはなかったかを考えてしまう。
ただこれはランダムに起きた事象なだけなので予測不可能であり、考えるのは無駄な事。
それを受け入れられず、運命や宿命といった言葉でつなごうとする。本来無関係な出来事を結びつけ、何か宇宙の隠された法則があるかのように思う。
だけど実際は自分たちに起こる事は予測できないし、善人にも悪人にも災難は降りかかる。
自分にもそうやって何か原因を探すクセがあるなと感じました。
とても参考になり面白いところは面白かったです。
難しいところは意味不明でした。 -
Posted by ブクログ
一流の研究者・思想家151人の考え方が垣間見れる。
もちろん少しずつ短い文章で綴られているのでその背景まで理解することができるわけではないが、それでも今世界で活躍するような科学者や思想家たちがどのようなことを考えたり、注目しているのかを教えてくれるともいえる。
身近な内容から壮大なもの、意外なもんから、当たり前だと思っている事など色々なテーマが語られている。
朧げに「そんなもんだろう」と感じているが改めて言われると「そうだな」と再認識させられる話も多く、本書のテーマの1つともいえる「見慣れている世界を、そして人間の心、感情を普段とは違った目で見てより深く理解するきっかけを与えてくれる」本である。
個人的にはダグラス・ラシュコフの「メディアとテクノロジーに潜むバイアス」というテーマがまさに上記の体験に当てはまる話であった。 -
Posted by ブクログ
特に面白いと思ったエッセイは
ジョナ.レーナー
4歳の頃、マシュマロを食べずに15分間待つことの出来た子供のSATスコアは、30秒しか待つことの出来なかった子供より、平均で210ポイント高い結果となった。ここで待つことの出来た子供は、机の下に隠れたり歌を歌ったりして注意を逸らした。
注意のスポットをうまく制御できれば、否定的な思考に捉われそうになっても、危険な誘惑に負けなくなる
ジョン.マクウォーター
キーボードの配列は、使用頻度の多い「A」をわざと力の入れずらい小指の位置に置いてある
(早く打ちすぎるとアームが絡まるため)
1列目に「TYPEWRITER」に含まれるアルファベットを配置した。←タイプライター販売員のが打ちやすくするため -
Posted by ブクログ
読みおえるまで時間がかかったが、興味深かった。
目から鱗のことが多く、新しい知識を得た。
「進化の道筋が曲がりくねっていたにもかかわらず、その場しのぎの対策だけで作られたにもかかわらず、我々はこれだけの思考力と感情を持ち得た、などと考えるのは正しくない。真実はまったくの逆で、進化の道筋が曲がりくねっていたからこそ、その場しのぎの対策の寄せ集めだったからこそ、我々は今のような姿になったと考えるべきである」。
なるほど~~
自社で扱っているシステムは、二十年前ぐらいから色んな人が色んな部位をその場しのぎで手を加え、致命的なバグが今も絶えず、そのつどまたその場しのぎ。。。なんでこんなシステムを何十年も使い続けてきたんだと若いころは愚痴ばかりこぼしてきたが、それなりに社会人やってきて、こうなってきたいきさつや、完璧なシステムなど存在しないと分かったことで、それなりに愛着もわき、どんなバグにも愚痴よりも対応!という姿勢になってきた。
って、人間の脳もそうなのかよ!!!
ていう個人的感想でした。
世界の偉人だって、ただの人。
どんなシステムだって完璧はない。
人間の脳だってつぎはぎだらけ。。。
恐ろしいぐらい、納得。
そして、こわ~
なんか人間、こわい
隣の人だって自分とは違う世界生きてるやん
(コロナの昨今、これを痛感する)
ならば、どんなことにも乗り越え対応していくスキルこそが一番必要なものなんだなあって、漠然と思った。
どんなサバイバルも、シナプスとニューロンを活性化!!とおもって生きていくしか -
Posted by ブクログ
現時点における進化の最終形態は人間だと思いますか?
立派な神経系をもっているのは人間だけだと思っていますか?
いえいえ、人間でなく哺乳類でもなく、脊椎動物でもない、頭足類「タコ」の神経系のなんと密なこと!
タコが好奇心旺盛であること。いたずら好きで好き嫌いもあって、自分を研究する気に入らない研究者には容赦なく水をぶっかけたりすること。闖入者である自分の手を引いて海底散歩をしたことなど。
微笑ましいエピソードと進化ツリーの話が交互に語られています。
タコとの触れ合いに関してはとても興味深くて、カンブリア紀以前からすでに進化を着々と進めていたことなど、「へーーーー!」とワクワクしながら読みました。
まー、半分くらいは退屈なところがあったのですが、タコやらイカやらの話が面白くて読み切りました!
生物として驕っていたなと反省、考えを修正しました。 -
Posted by ブクログ
・対策が立てられないような深刻なミスの場合、それについて報告するような馬鹿正直なことはしないほうがいい
・情報を引き出すためには、相手に「いま自分は重要なことを話した」と意識させないことが大切だ。そのためには、会話の流れをどうするか、事前によく考えておく。無難なことから話はじめ、少しずつ話題を移していく
・組織内の注意や行動を外向きに保つ方法?いいことも悪いことも、何もかも正直に話す?現実的で達成可能な目標を提示する?できる範囲で現実的な対策を講じ、仕事に集中してもらう
・社内でどれほど異常なことがおきたとしても、危機に伴って社内に生じる混乱に現場で働く社員が巻き込まれないよう、守らなければならない。守るのは経営幹部の仕事である
・自分の悪事を自分で報告する人間などいるはずがない
・トップの人間性を探るときは、次の点に注目する。●側近はどんな人間か●どういう人間を高く評価しているか●反対に冷遇されているのはどんな人間か●社内で昇進させた人間、外から雇った人間に何か違いはあるか
・対人の技法?トップを狙う(またはトップに影響力のある人間を狙う)?性悪説で人間を見る?最悪の事態について考える?内部に裏切者がいると常に考える?他人と確実に親しくなる技法はない?知りたいことをストレートに聞かない?できるだけ嘘をつかない?極端に自己中心的な人物をチームから排除する?敵と味方が変わりうることをを理解する -
Posted by ブクログ
大好きな水野敬也氏がお薦めの著書。後述の問題意識の元、フランシス・パーキンズ、ドワイト・アイゼンハワー、ドロシー・デイ、ジョージ・マーシャル、ランドルフとラスティン、ジョージエリオット、アウグスティヌス、サミュエル・ジョンソンとモンテーニュ以上、10人の生涯を通じて、現代人が忘れている内的成熟の価値と「生きる意味」を根源から問い直す。
訳者あとがきより。
本書で著者が最も訴えたかったこと、それは「人間には本来、二つのプロフィールがあるが、現代はそのうちの一方だけが偏重されている」ということだ。二つのプロフィールとは、「履歴書に書かれるプロフィール」と「追悼文に書かれるプロフィール」だ。前者は、外面的なプロフィールと言ってもいいだろう。どの学校を出て、どういう仕事をし、どのような能力があって、どの程度、成功しているか。後者はそれに対し、内面的なプロフィールだ。その人がどういう人だったか。優しくて思いやりがあったか。それとも自己中心的で冷たい人だったか。善人だったか、悪人だったか。どちらのプロフィールが人として大事かと、と問われれば、たいていの人は後者と答えるに違いない。にもかかわらず、現実には、前者のプロフィールを充実させることにばかり気を取られている人が多い。それが現代の問題だと著者は言っている。
最後のまとめが少々長いが、一読の価値がある。
1.私たちは幸福のために生きるのではない。私たちは聖なるもののために生きる。…すべての人間は、ただ快楽のために生きるのではなく、大きな目的のために生きてゆくものである。そして、正しさ、美徳を求めて生きてゆくものである。…有意義な人生とは、理想を掲げ、その理想に向かって最後まで闘い続けた人生のことである。…
2.「1.」の前提により、人格者になるためになすべきことはわかる。人格者への道を歩むには、まず、自分がどういう人間なのかを正確に知る必要がある。最も重要なのは、人間は皆、欠点を抱えた存在だと知ることである。…
3.私たちは欠点のある存在だが、一方で優れた能力を与えられてもいる。人間は内面で二つに分裂していると言ってもいい。…
4.自分の弱さと闘う際、重要な武器になるのが、謙虚さという美徳である。謙虚さとは自分自身に対して正確な評価を下すことであり、この宇宙における自分の位置を正確に知ることである。…
5.自尊心は最も大きな悪徳である。自尊心が大きくなってしまうのは、その人の感じる力に問題があるから。…
6.生存のために必要なものが十分手に入れば、その後は、罪との闘い、美徳を身につけるための闘いが、人生の中心になる。…
7.人格は、人間の内面での闘いの中で形成されていく。…
8.性欲や食欲など目先の欲、あるいは恐怖心、虚栄心などに振り回されると、私たちは間違いなく道を踏み外してしまう。人格は長い期間の忍耐強い努力がなければ作られない。
9.自分の弱点を克服し、人格者への道を歩むことは、誰も自分一人の力ではできない。個人の意思、理性、慈悲心はあまりにも弱く、それでけでは、利己心、自尊心、欲望、自己欺瞞などに常に勝ち続けることは不可能だ。…
10.私たちを最後に救うのは愛情である。…
11.自分の弱さと闘うのは、「自我を抑える」ことでもある。…
12.知恵のある人になるには、まず自分の知性の限界を悟る必要がある。…
13.天職を持たない人は良い人生を送ることができない。…
14.優れた指導者は、人間が本来持っている性質に逆らおうとはしない。その性質を前提として動く。tね
15.自分の弱点、罪と長年闘い抜いたからといって、その人が世俗的に成功して、富と名声を得るかどうかはわからない。ただ、その人は間違いなく人間的に成長するだろう。人間的な成長と、持って生まれた知力や才能とは関係がない。… -
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ゴビ砂漠ウルトラマラソンに挑むディオン。レースの途中から子犬に出会う。子犬(ゴビ)はディオンに懐き、ディオンとともに走り始める。ディオンはゴビをディオンの住むエディンバラに連れて帰ろうとするが、数々の困難が待っていた。ノンフィクション。愛情のエピソードはそんなに多くなく、ゴビを連れて帰るまでの物語の感じです(物語の後半はそれです)。ゴビのことだけでなく、ディオンの過去、ウルトラマラソンでのライバル・仲間との出来事もあり、内容はたっぷり、でもマラソンのように一定のペースで面白く読めました。何か感ずるものがあったのでしょうが、一匹の犬がたまたま出会った一人の人に懐き、一緒にマラソンをするっていうのが、そして、その後共に暮らすようになるというのが驚きでした。犬が好きなランナー(私の近くにいるんですが)にお勧めしました、そういった方はより感動するのではないかと思います。