オスカー・ワイルドのレビュー一覧

  • サロメ

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    以前、小説好きYouTuberの人が面白いと話してたので気になって購入。

    面白すぎた、こんなに短くて濃密な文章はあたし久しぶりだよほんと。
    最後のサロメのモノローグは、感動してしまって読んでいるうちに音読してしまうほど。

    この戯曲面白すぎるから、そのまま上演するだけでも面白いんだろうな。
    上演時間短くなるかもしれないけど、この戯曲の価値に4500円は出せるくらい好き。

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    2026年03月02日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    学生の時に英訳の授業で読んだのを思い出して、購入し読みました。

    新鮮に最後まで読むことができました。

    11章は頭や目がチカチカしましたが、他の章は読みやすく、気になってずっと読み進めてしまいました。

    罰は必要だと感じるし、顔に出来たシミを消しに行くのも止めようと思いました。

    また考えは変わるかもしれないけれど、ドリアン・グレイに対する複雑な気持ちは変わらないと思います。
    恐ろしい本だった。

    学生の時に、興味を持って和訳を読まなくて良かったです。
    不真面目な学生だった自分に感謝です!

    しかし今となってはこの本の美しさや、教訓となる文章から学んだことがあります。
    今、読めたことに喜び、

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    2026年02月28日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    【孤読、すなわち孤高の読書】オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』――加工された肖像の時代に読む、静かな破滅の神話

    人は老いる。
    だが、肖像は老いない。
もしその逆転が可能なら——人は魂を差し出すだろうか?
    私はこの小説を初めて手に取ろうとした時、奇妙な緊張を覚えていた。
同じ作者の『サロメ』を読む時の、あの官能と残酷が絡み合う劇的緊張とは異なる。
    もっと冷たい、鏡の前に立たされるような緊張だった。
    血ではなく、美。
叫びではなく、微笑。
    それが『ドリアン・グレイの肖像』を読む前の私の姿勢だった。

    [あらすじ]
    画家バジル・ホールワードは、類まれな美貌をもつ青年ドリアン・グレイの肖像

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    2026年02月27日
  • サロメ

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    あゝ!見ろ、あの月を!赤くなつてきたぞ。血のやうに赤くなつてきたぞ。あゝ!あの預言者の預言は本當だつたのだ。あの男は預言した、月が血のやうに赤くなると。

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    2026年02月21日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    この本には私の多くが含まれている。バジル・ホールウォードは私が自分だと思う人物だ。ヘンリー卿は世間が私だと思っている人物である。そしてドリアンは私がなりたいと思う人物だ──おそらく別の時代においてであろうが。
    ──オスカー・ワイルド

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    2026年02月15日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    『人に影響を与えるという行為は恐ろしいほど人の心をとりこにする。これにまさるものは他にはない。自分の説を美しい人間に投影し、しばらくそこにとどまらせる。自分自身の知的な意見が、若さと情熱という音楽にのってこだましてくるのを聞くために。自分の気質をまるで不思議な液体かめずらしい香水のように他人の気質に染み入らせるために。そこには真の喜びがある。これこそ現代のような時代に残された最上の喜びかもしれない』

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    2026年01月05日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

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    難解な原文をみごとに訳してくださったと思う。
    さまざまな作家さんの訳を読み比べたが、結末の一文はやはりこの新訳が最も好き。

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    2025年12月26日
  • サロメ

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    私の中で『サロメ』といえば、ビアズリーの悪魔的で蠱惑的なあの絵、あるいはモローのあの幻想的でアイコニックなあの絵。どちらもインパクト抜群でつい見入ってしまう歴史に残る絵ですが、当の文学作品は読んだことがなく、結局このワイルドの『サロメ』に私を導いたのはやはりビアズリーでした。ビアズリーの生涯を知るにつけて、ワイルドのサロメを読まずにはいられないわけだったのですが、もうひとつ、オスカー・ワイルドという人間への興味も、そこにはありました。
    本書はオスカー・ワイルドのサロメを平野啓一郎版新訳として、現代に生きる私たちに馴染みやすい文体で読める、という楽しみ方だけでなく、平野氏によるサロメの解釈、さら

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    2025年12月17日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    ネタバレ

    久々の古典文学。
    難しいだろうし、怪しい雰囲気で苦手かもと思ったが、スイスイ読み進められた。
    若さ、美しさは年を取るにつれてなくなっていくのは当たり前であるなか、そこに執着することは、怖いなと感じた。

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    2025年11月24日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    読み応え抜群ですぐにオスカーワイルドの世界に引き込まれた。自分の美しさは保たれたまま、肖像画は自分が悪いことをするたびに老いていく。私も老いたくない、ずっと若いままでいたいと思うが、私のしわやシミが私が生きた証になると思うと愛おしく感じることを気づかせてくれた作品だ。

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    2025年10月02日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    とにかく恐ろしい。
    読んでいくうちに、自分もヘンリー卿が紡ぐ言葉の虜になっていくようだった。美しく、繊細な文学。
    間違いなく私の人生を変えた1冊です。

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    2025年09月22日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    ネタバレ

    悪に徹していれば、美しいまま「堕落の象徴」として生きられたのに、「良心」とか「贖罪」なんて人間的な揺らぎを見せたからこそ、肖像画に逆襲され、結果として「美しさの仮面を剥がされた」残念だ。

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    2025年09月03日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

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    濃密で美的な読書体験。美的に生きようとするがあまり、心を堕としていく様はとてもグロテスク。一方でワイルドの哲学が、美への愛がありありと表現されていて、甘美な気持ちになる。

    訳者の自己主張というか、エゴイズムみたいなものも滲み出ているのかもしれないけれど、精緻な仕事であるのは紛れもないことだ。こんな仕事がしてみたい。

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    2025年06月07日
  • 新訳 サロメ

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    本書の挿絵を描いた画家、オーブリー・ビアズリーに関する展示「異端の奇才ビアズリー展」に行き、興味が湧いたため手に取った。

    戯曲を読んだのははじめてだったが、事前に展示を見てあらすじを知っていたため、違和感なく読めた。リズミカルな表現が多いためか、劇の情景が浮かぶ様であった。妖艶な表現が多く、不思議なドキドキを感じられる。

    本編が90ページに対して「あとがき」が50ページもあるが、この「あとがき」が面白い。翻訳者によるオスカー・ワイルドとサロメの解説がわかりやすく、もう一度本編を読みたくなった。

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    2025年06月05日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

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    永遠の若さを手に入れた美青年ドリアン・グレイ。彼が悪徳に染まり、魂の純粋さを失ってゆくにつれ、彼自身の肉体の代わりに彼の肖像画が醜く老いてゆく…。ドリアンの美をカンバスに留めた画家バジルは彼の堕落に失望し、やがて破滅する。一方バジルの友人で人を煙に巻くような貴族ヘンリーは、ドリアンと意気投合し唯美主義的な享楽へと彼を引き込む。

    ドリアン・グレイを挟んで神と悪魔が対立する構図のようにも読めるが、詳細な後書きを読むとバジルとヘンリーはオスカー・ワイルドの二つの側面とも読めるだろう。

    ホラー小説のバリエーションとして楽しむことも可能だろう。思えば「ドリアン・グレイの肖像」はブラム・ストーカーの「

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    2025年06月04日
  • サロメ

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    サロメの純粋さが恐ろしい。設定も悍ましい。本編81ページに対し解説144ページ。戯曲という形式のせいもあるだろうが光文社古典新訳文庫はこれだから高いが買うのをやめられない。

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    2025年03月18日
  • 新装版 幸福の王子

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    (小6男子)久しぶりに絵本も読んでみようと思い、父におすすめを聞いたところ「幸福の王子」を渡してくれたのがきっかけです。人の役に立ったり、心優しく受け止めたりするとその代わりに何かを失ってしまいます。しかし、その良い行いは誰かが見てくれており、いずれ尊い存在にもなれるということをこの絵本は教えてくれました。周りのために一生懸命尽くしている人におすすめです。なぜなら、今は良いことをしていたことを周りの人に気づかれていなくても、誰か一人でも見ているはずだから、後から気づかれるようになり、尊い存在になれるからです。

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    2025年02月06日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    はい、というわけでとどめは『ドリアン・グレイの肖像』ですよん

    オスカー・ワイルド唯一の長編小説です
    でもってたぶん読んだことあるなこれ
    はるか昔だけど

    レビューどうすべ?

    うーん、凄い
    やっぱ凄いね
    いろんな取り方ができる物語なんよね
    で、それってたぶん読むたび変わったりするんだろうなって感じよ

    テーマのひとつは間違いなく「善」と「悪」だと思うんよね
    まぁ、この物語から「善」と「悪」みたいなことを抜き取ってる時点でとてつもなく浅いんだが、まぁいいじゃない
    学者先生でもなんでもないんだから浅くたっていいじゃない

    よくコントとかであるやん
    財布を拾った人の前に天使と悪魔が現れてーみたいな

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    2024年11月02日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    428P

    オスカーワイルド
    オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド。アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末文学の旗手のように語られる。多彩な文筆活動を行ったが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。

    ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)
    by ワイルド、仁木 めぐみ
    芸術家は美しいものを創造する。 芸術に形を与え、その創造主を隠すのが芸術の意図である。 批評家とは、美しいものから受けた印象を、別の手法や新しい素材で伝えることができる者である。 自伝の形をとるのは、批評の最高の形式であり、最

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    2024年10月17日
  • サロメ

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    好きな男が振り向いてくれなかったから殺す狂気の女、サロメ。そしてロリコンな王様。登場人物が個性強すぎ。

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    2024年08月27日