オスカー・ワイルドのレビュー一覧

  • ドリアン・グレイの肖像

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    周りにいる人物や友人によって、人は大きく変わってしまうことがある。
    でも、誰とどのような付き合いをするのかを選ぶのもまた自分。

    自分を止める事ができなくなったドリアン。

    排他的な持論を並べるヘンリー卿。

    自分の思いを上手く言葉にできないバジル。

    3人の間に垣間見える好意と嫌悪、嫉妬。
    全ての感情が同時に存在する人間の心って難しい。

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    2021年05月18日
  • サロメ

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    ワイルドオスカー戯曲「サロメ」1893年(明治26年)刊行。平野啓一郎訳。三島由紀夫が自ら初めて購入した本とも。新約聖書を元に。兄である前王を殺し妃を奪い娘のサロメにもいやらしい目線を送る王。この婚姻を批判する洗礼者を牢に閉じ込める。サロメは洗礼者に一目惚れし、嫌いな王の前で7つ舞を披露し褒美に洗礼者ヨカハーンの首を求める。怖すぎです。

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    2021年04月02日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    人間の変化が生々しく描かれている 読む前はドリアンの変化が外見のことだけかと思っていたが、むしろ中身の変化がどれだけ人の外見に変化を及ぼすかに焦点が当てられていた。

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    2026年01月12日
  • サロメ

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    サロメをあんなにまで執着させるヨナカーンに興味が湧いた。誰もを魅了する美しさをもつサロメが美しいと思う青年、預言者ヨナカーン。。妖しい描写がビアズリーの挿絵とマッチし過ぎて怖ろしくなりました。

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    2021年01月03日
  • 新装版 幸福の王子

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    幸福とは何かを伝える本。
    物語形式になっており、とても読みやすい。
    聖人の話のみたいで宗教色が感じられるけど、その境地に立てたらとても幸せなんだろうと思えた。
    幸福を考えたい人にオススメです。

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    2020年11月22日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    言わずと知れた耽美主義の代表といえる作品。情景描写がとても美しく、古い絵画を見ているかのよう。
    主人公の自らの愚かさによってどんどん自分の生きていく居場所をなくしていく、その恐怖感をひしひしと感じた。

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    2020年10月19日
  • サロメ

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    サロメ
    (和書)2009年05月05日 22:45
    2000 岩波書店 ワイルド, Wilde, 福田 恒存


    短いけど、とても印象に残る作品だった。サロメを殺す最後のシーンはとても美しく感じました。

    一気に読める作品です。

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    2020年09月25日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    ゴシック小説第2ブームの代表作(最初のブームの代表作は「フランケンシュタイン」)。もうプロットが大天才なんじゃ...天才であると同時にかなりシンプルなんだけど、しかしその肉付けがモリモリモリ...いやあものすごいものをよんだなあ...!

    「なにはともあれ有害な書物であった。あたかも香の強烈な匂いがこの本の頁にまとわりつき、頭脳を濁らせているかのようだった。」(p.247)この本もそうだと思う(笑)わたしにとっての新しい視点からの考え方をめちゃくちゃ吹き込まれた!でもそれが良いことなのかこの作品に関してはちょっぴりわからないのも事実(笑)

    オスカーワイルドの逆説は奇抜で常識に囚われてなくてほ

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    2020年08月06日
  • サロメ

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    巨万の富を約束されても欲しいのは一貫としてヨナカーンの首。
    頑固一徹。
    王様に長々と説得されたとしても、欲しいのはあの人の首の一言。
    一連のやりとりがとても滑稽でもあり、サロメのどうしようもない感じがまた狂気を感じました。
    愛を知らないから?拗らせてしまったから?
    純粋過ぎるから?後のとんでもない行動、斬首された人の首にキスだなんて‥想像するだけで気持ちが悪いですが、
    愛していたからこそ出来る事でもあるのかもしれませんね。

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    2020年05月06日
  • サロメ

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    訳が素晴らしい。この手の言い回しが心地よく感じる人とそうではない人がいるので万人には勧めないが、私はこのような訳がモウレツに好きなのです!
    後半のサロメのしつこさには舌を巻きます…

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    2019年09月18日
  • サロメ

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    仰々しい感じを受けるが、王と妃と妃の娘、予言者が登場する宴会場での出来事を劇にしている。位の高い人たちは、やたらと人を殺したがる生き物になるらしい。ドラマチックな展開だが、共感する人物も登場せず傍観者として置き去りにされた印象を持つ悲劇かな?

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    2019年06月13日
  • サロメ

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    オスカー・ワイルドが、旧約聖書の一篇にアレンジを加え、戯曲にしたもの。
    少女の狂気じみた恋情は、好きな人は好きだと思う。

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    2019年05月07日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    なんか聞いたことあるタイトルと思ったが、昔「プルシアンブルーの肖像」と言う映画を観に行ったのを思い出したわ。検索したらリアル青髭がいた。


    本編→肖像画を描かれて「ふーん」ってな感じだったドリアン。新しいお友達に「絵は美しいままだが、君は老いて醜くなっていく」と言われ、本能的に「いやや!歳とるのは絵の方で自分はずっと変わりたくない」と願いその通りになってしまう。内容は短編で収まると思うが、世の中の自分か好きな物の羅列と会話で増量。文章は素晴らしいが物語とあんまり絡んでないという。スリラーなのかね。

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    2018年12月24日
  • サロメ

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    78ページ間に渡って同じセリフを何度も繰り返しながら進んだ物語が、ラスト5行だけで一気に覆って予定調和に落ちる構成が面白いと思います

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    2018年10月20日
  • サロメ

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    妖しい月光の下、継父ヘロデ王の御前で艶やかに舞ってみせた王女サロメが褒美に求めたものは、囚われの美しき預言者ヨカナーンの首だった――少女の無垢で残酷な激情と悲劇的結末を鮮烈に描いた「世紀末最大の傑作」が、芥川賞作家・平野啓一郎の新訳で甦る! 宮本亜門舞台化原作。(裏表紙)

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    2017年12月12日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    期せずして永遠に続く美貌を手に入れてしまったことによる悲劇。
    老いること、醜く歪むことが、どれだけ彼を留めさせることができただろうか。
    ブラックジャックの「人面瘡」を思い出した。

    この本はとにかくヘンリー卿の印象が強い。
    ドリアンもそこそこ警句じみたことは言うのだけれど、何故かヘンリー卿に比べて非常に薄っぺらく見えてしまう。

    1つ文句を言わせてもらうなら、裏表紙の豪快なネタバレ。
    確かにストーリーの行く末自体は予測しやすいし、この本の魅力の一端でしか無い。
    でも裏表紙に書いちゃうのは違うでしょう……。

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    2017年10月21日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    名著中の名著ですね、この作品。
    とにかくヘンリー卿の名ゼリフのオンパレードです。
    名ゼリフすぎて、この著者どれだけ世間に恨みつらみ持ってんだよ、と思ってしまいます。
    で、実際に著者オスカー・ワイルドさんの事を調べたらなるほど納得という感じでした、気になる方はぜひ読んでみて下さい。
    僕の中でのヘンリー卿名ゼリフベスト5を残しておきます(ベスト5では全然足りない)。

    第5位
    若さが消え去れば、一緒に美も失われる。
    そして君は自分にはもうなんの勝利も残されていないことを知るんだ。
    あるいは過去の記憶と比べれば、敗北よりも惨めになるようなつまらない勝利で自分を満足させなければならなくなったのをね。

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    2017年07月16日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    難しいところもあったけど、基本的に読みやすかった。
    暗い部屋の雰囲気、晩餐会の雰囲気、劇場の雰囲気、イメージしやすかった。
    ぞわぞわするところは夜に思い出してはいけない。(笑)

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    2016年09月28日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    深夜ドラマでこの作品を知って、いつか読まなきゃと思いつつ5・6年経ってしまいました。オスカーワイルドや彼の他の作品については何も知りませんでした。
    肖像画が本人に代わって年をとる、というストーリーがわかりやすかったので、読みづらい文体でも読み進むことができました。特にヘンリー卿の(ワイルドの?)人生観が多すぎるくらいに散りばめられていたので、ひとつずつ咀嚼していたら時間がかかってしまいました。でも、印象に残る台詞ばかりで、納得するところも多かったのでとても興味深かったです。女性観については女性として、おや?と思う部分もありましたが。


    美という芸術に捕らえられた少年が「罪」を巻き込んで「成長

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    2016年08月04日
  • ドリアン・グレイの肖像

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    耽美と頽廃の世界。やっぱり良い。ヘルムート・バーガーもドリアン・グレイを演じたことがあるらしい。納得!

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    2016年02月15日