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Posted by ブクログ
学生の時に英訳の授業で読んだのを思い出して、購入し読みました。
新鮮に最後まで読むことができました。
11章は頭や目がチカチカしましたが、他の章は読みやすく、気になってずっと読み進めてしまいました。
罰は必要だと感じるし、顔に出来たシミを消しに行くのも止めようと思いました。
また考えは変わるかもしれないけれど、ドリアン・グレイに対する複雑な気持ちは変わらないと思います。
恐ろしい本だった。
学生の時に、興味を持って和訳を読まなくて良かったです。
不真面目な学生だった自分に感謝です!
しかし今となってはこの本の美しさや、教訓となる文章から学んだことがあります。
今、読めたことに喜び、そして本にカバーをかけたまま本棚に戻そうと思います。
Posted by ブクログ
はい、というわけでとどめは『ドリアン・グレイの肖像』ですよん
オスカー・ワイルド唯一の長編小説です
でもってたぶん読んだことあるなこれ
はるか昔だけど
レビューどうすべ?
うーん、凄い
やっぱ凄いね
いろんな取り方ができる物語なんよね
で、それってたぶん読むたび変わったりするんだろうなって感じよ
テーマのひとつは間違いなく「善」と「悪」だと思うんよね
まぁ、この物語から「善」と「悪」みたいなことを抜き取ってる時点でとてつもなく浅いんだが、まぁいいじゃない
学者先生でもなんでもないんだから浅くたっていいじゃない
よくコントとかであるやん
財布を拾った人の前に天使と悪魔が現れてーみたいな奴
あれのとんでもなく崇高なバージョンなんじゃね?とか思ったりしましたw
で、結局悪魔の言い分に耳を傾けちゃうわけね
そっちのが楽しいから
で散々堕落して悪行の限りをつくすんだよ
そしてある時気付くわけ
あーなんて自分はひどい奴だったんだ
これからは悔い改めて善人になりますのでどうかお許し下さいとね
許されるか!(# ゚Д゚)
という物語です
あ、そうだ
翻訳の話ね
正直言ってだいぶ後半の方まで翻訳に注目して読んでたの忘れてました
物語に夢中になってたってのもあるんだけど、めちゃくちゃクセのない訳文で全く引っかかるところがなかったってのが大きかったです
なんていうかほんとに平坦な感じ?
後から考えてこれってたぶんノンフィクション系の方だからかな?って思いました
淡々とした語り口
この特徴がない文章ってのが、逆にものすごい特徴的だなって
これが本作に合ってるかどうかっていうと、ちょっと疑問に感じなくもないんだけど、どちらにも引っ張られないという意味ではありなんかな〜
うーん、分からんw
はい、海外文学を読む時に訳者さんに注目するのもありだよってテーマでオスカー・ワイルドを読んでみたわけなんですが、所詮原文にあたったわけでもないし、あたる能力もないので話半分で聞いてもらった上で、そんな視点も面白いかもねって思ってもらえたら嬉しいな〜
いじょ!
匿名
雑な感想ですが
あとがきやレビューでも言われている通り、とても読みやすい翻訳。それほど平易な日本語とも思えないのに、スムーズに読めるから不思議だ。ここまで物語の内側にすっぽりくるまれるかのようにしてこの年代の海外作品を読んだことはない。
内容に関して言えば、読んでいる最中には色々な思いが去来したものの、今はただ美しい…という以外に感想がない。私が感受性に乏しいからそれしか言えないのだろうが、この物語は本文の中ですでに完成し切っており、それ以上に言い足したいことがないという気持ちでもある。
解説の中で、エドガー・アラン・ポーらの作品との共通点が指摘されている。怪奇幻想的な雰囲気もさることながら、メタファや伏線がパチッときれいにハマって終わる感じも、まさに「数学的」とも評されるポー短編の巨大バージョンと感じられた。
Posted by ブクログ
「なんと悲しいことなんだ!僕は歳をとっていく。そして恐ろしく醜い姿になっていく。この絵は若さを失わない。…反対だったらいいのに!いつまでも若さを失わないのが僕の方で、この絵が老いていけばいいのに。…」(P56)
3月は古典に触れようと思います。
そんな矢先に、読もうと思ったのがこの本でした。
人間、いつまでも若々しくありたいもの。しかし、鏡に映る自分は日を追うごとに歳を取って行きます。
主人公である、美少年ドリアンもそう思っていて、画家バジルが描く自分の姿を見て、冒頭の言葉を言い放った。
何気なく、情動的に出た一言。しかしこの言葉が彼の人生を大きく狂わせることとなったのでした。
絵の中の自分は、少しずつでも確実に、彼が行う悪行とともに醜く歪んでいき、その一方で「本当の」自分は全く変わらないまま…。
理想であった、絵の中のいつまでも変わらない自分の姿が、いざ、現実となってしまった今、彼の心の中の恐怖が、文面を通じて伝わってきます。
ただ、そこに絶対に起こり得ないという、共感しきれなさがあって、そこがなんとももどかしい。
気持ちはわかるんだけど、分かりきれていない…。
そんなもどかしさを味わいながら、頭を巡らせながら読み切りました。
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