ドリアン・グレイの肖像

ドリアン・グレイの肖像

「若さ! 若さ! 若さをのぞいたらこの世に何が残るというのだ!」美貌の青年ドリアンと彼に魅了される画家バジル。そしてドリアンを自分の色に染めようとする快楽主義者のヘンリー卿。卿に感化され、快楽に耽り堕落していくドリアンは、その肖像画だけが醜く変貌し、本人は美貌と若さを失うことはなかったが……。美貌を保つ肉体と醜く変貌する魂の対比。ワイルドの芸術観・道徳観が盛り込まれた代表作。

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ドリアン・グレイの肖像 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    はい、というわけでとどめは『ドリアン・グレイの肖像』ですよん

    オスカー・ワイルド唯一の長編小説です
    でもってたぶん読んだことあるなこれ
    はるか昔だけど

    レビューどうすべ?

    うーん、凄い
    やっぱ凄いね
    いろんな取り方ができる物語なんよね
    で、それってたぶん読むたび変わったりするんだろうなって感じ

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    『幸福な王子』『サロメ』を残したアイルランド出身の詩人、作家、劇作家・オスカー・ワイルド唯一の長編小説。

    「美」と「若さ」をテーマにすえた、強烈な寓話的物語。ところどころに散りばめられている、作者の鋭い人生論的言及をメモメモ。ヘンリー卿のシニカルなワード・パワー、ドリアンのサスペンス味を増す後半の

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    津村のよみなおし世界文学の1冊である。ワイルドの有名な小説ということであるが、簡単英語の本では読んだ気がするが、現物を読んだことはなかったような気がする。話は怪奇ではあり、その怪奇の部分だけが簡単英語の本では強調されていたような気がする。あらためて初めから読んでみると、様々なことが描かれていることが

    0
    2023年05月13日

    匿名

    購入済み

    雑な感想ですが

    あとがきやレビューでも言われている通り、とても読みやすい翻訳。それほど平易な日本語とも思えないのに、スムーズに読めるから不思議だ。ここまで物語の内側にすっぽりくるまれるかのようにしてこの年代の海外作品を読んだことはない。

    内容に関して言えば、読んでいる最中には色々な思いが去来したものの、今はた

    0
    2021年11月21日

    Posted by ブクログ

    やりたいことをやった後に初めてやらなきゃいけないことが出来る的なことを言った快楽主義のオスカーワイルド。儚くも美しい。

    0
    2021年01月25日

    Posted by ブクログ

    「なんと悲しいことなんだ!僕は歳をとっていく。そして恐ろしく醜い姿になっていく。この絵は若さを失わない。…反対だったらいいのに!いつまでも若さを失わないのが僕の方で、この絵が老いていけばいいのに。…」(P56)

    3月は古典に触れようと思います。
    そんな矢先に、読もうと思ったのがこの本でした。

    0
    2020年03月01日

    Posted by ブクログ

    老いるのも残酷だが、自分だけ美を保ち続けるのも残酷なんだなぁと思った。
    飽きさせないストーリー展開に加えて、ヘンリー卿の毒舌などでワイルドの人生観を堪能できた。

    0
    2019年12月01日

    Posted by ブクログ

    THE NOVEMBERSの小林祐介さんが勧める小説と見かけたので読んでみた。第19章で私の人生を揺るがすような素晴らしい言葉を見つけた。指針になるかもしれない。そしてヘンリー卿の言葉に深い意味などないのかもしれないが、突き刺す言葉だらけで頭と心が揺れ動き続けた。

    0
    2017年06月17日

    Posted by ブクログ

    自己愛と堕落に溺れたドリアンの、醜さを描く作品。
    快楽主義者による快楽主義者のための本かと思ったが、ここまで堕落し醜くなっていく人間を描き爽快感がある。
    ストーリー自体は予想ができるような内容で、そこを重視すると少し退屈だと思うが文一つ一つにワイルドの考えが込められているような気がして、重厚だった。

    0
    2015年05月28日

    Posted by ブクログ

    19世紀アイルランド出身の作家・劇作家、
    童話も名高いオスカー・ワイルドの小説。

    高校生の頃、旧訳を古本屋で買って
    積読しっ放しだったことを思い出しつつ、
    あまりに有名なため、
    読まずしてオチを知ってしまっていたので避けていたが(笑)
    まあまあ気に入っている光文社古典新訳文庫にて
    第2刷が出たのを

    0
    2017年12月06日

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