【感想・ネタバレ】幸せな王子のレビュー

あらすじ

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町に、金ぱくでおおわれ、サファイアの目、ルビーの柄の剣をもつ幸せな王子の像がたっていた。ある夜、仲間と別れた一羽のツバメが王子の像にとまった・・・。表題作の他「漁師とその魂」など三編を収録。

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Posted by ブクログ

す、凄い良かった。
オスカーワイルドについては、経路がおかしいけど原田マハのサロメという作品を通じて知ったので、いい印象がなかった分、余計に感動しました(笑)
どの作品もアイロニックで、美しい文章で着飾られ、哲学的で、人間的で今の私が悩む諸々のことに、響くものがたくさんあります。琴線に触れるというか、オスカーワイルドがどれほど機知に富んでおり、悩み抜き、繊細な人なのかを窺い知れます。さらに、後藤貴志の挿絵がまた絶妙でビアズリーを思わせるタッチがたまらんです。
この本で取り上げられた作品が収められてるそれぞれの童話集を読んでみようと思います。

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2024年07月01日

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