乾緑郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「あなたは、どなた」?少年が彼女の冷たい体を抱きしめるとき、運命の歯車が廻り始める──。
いやぁ~痺れますね~
SF×伝奇=未体験ハイブリッド小説!!
シリーズ第1作を読み終えたのが2022.12.29、あまりの面白さに続編を購入し、手にとるまで約8ヶ月...
何やってたんだよ~って心の声が聞こえる間に物語の世界は100年経っていました(笑)
シリーズ第2作となる本作は前作と違い所謂長編物で、江戸時代を彷彿させる舞台から100年後(明治~大正)を彷彿させる時代へと進み、日本を彷彿させる日下國から1893年にシカゴで開催されたコロンブス万国博覧会を彷彿させる世界コロンビア博覧会へと移りま -
Posted by ブクログ
江戸時代を思わせる時代風俗を背景に、最上位の花魁の姿をうつした機巧人形〈伊武〉と、その美しさ、その不思議に魅入られた人々、機巧の秘密を守る天帝家などをめぐる連作短編集。
乾緑郎さん、初読。
名前は知っていたけれど、ご縁がなかった。
人の手によって作られた人形に心はやどるのか。
完璧な複製が存在するとしたら、オリジナルとの違いは何か。
生身の身体を少しずつ機巧人形のパーツに置き換えていったら、人間と人形の境界はどこにあるのか。
「ブレードランナー」「からくりサーカス」「バイセンテニアル・マン」「ファンタジスタドール イヴ」などなど、よく似たテーマを扱った作品は数あれど、本作もまた面白かっ -
Posted by ブクログ
苫米地英人の本で読んだけど脳科学で言えば感情も記憶も本来存在せずそれは刺激に対する脳の反射でしかないそうだ。人の心はそもそも器官として存在しないから反論できないよね。幕府と天帝家が対立する時代に、バネや発条、歯車で作られた機巧の美女伊武。無いはずの彼女の心に翻弄されるSF時代小説。伊武はリラダンの「未来のイヴ」から取ったのだろう。ロボットに心はあるのかというテーマを描いている。ピノキオ、鉄腕アトムもそうだった。人形やロボットが悩んできたテーマ「人間になりたい」と伊武も言う。その思考過程はブラックボックスだが、自分以外の人間に心や記憶があるか無いかはわからないし、心があったからってお互い分かり合
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Posted by ブクログ
『はいからさんが通る』は大好きな漫画で、今年宝塚で上演すると聞いて楽しみにしていた。
が、そもそもチケットは取れず、COVID-19のため公演は中止。
なのに、ここでどうして『はいからさんが通る』の世界が繰り広げられるのだ!
丑五郎ならぬ俥夫の重五郎まで!
天府高等女学校に伊武が通っている!
しかも矢絣に紫の女袴。そこにベルトを締めている。
御三家と呼ばれた自由な校風の学校、制服にベルトの付属学校、距離があったので諦めた可愛いセーラー服の横浜の学校。
残念ながら憧れで終わってしまったけれど、本書の中には小学生のころ憧れた世界が描かれていた。
大正!横浜!女学生!
背景だけで話が終わりそうだ