【感想・ネタバレ】悪党町奴夢散際のレビュー

あらすじ

慶安三年、町人の悪党集団「町奴」の頭領・幡随院長兵衛が何者かに殺された。対立する旗本の悪党集団「旗本奴」の頭領・水野十郎の仕業ではないかと疑う町奴側は報復を画策。お菊という女をめぐって両者の関係はさらにこじれ、楊枝屋の女侠客お吟、凄腕女剣士の佐々木累らを巻き込んで、全面抗争へと発展していく。一気読み必至の痛快時代小説!

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Posted by ブクログ

1行目から面白い小説ってなかなかないと思う。


時は17世紀中頃
幡随院長兵衛がいた時代。

彼が死んだことからはじまる大騒ぎのお話ですが
「イブ」のときと同じくいくつか有名どころの話がうまいぐあいに重なっていて、まさに醍醐味。

そして出てくる女性たちが誰も愛くるしくて魅力的。
オッサンばかりのなかに、こういうキラキラ感があるというのはメリハリあって良いなあと思う次第です。

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2019年06月03日

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