宮西真冬のレビュー一覧

  • 毎日世界が生きづらい

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    精神疾患や発達障害、人間関係の悩み、そういった生きづらさを抱えながら共に生きている夫婦のお話。

    私自身うつ病を患っているのですが、精神疾患を抱えている人の生きづらさがとってもリアルに描かれていて、自分と重ねて何度も涙しました。

    お互いに相手のことを大切に思っているのに、どこかすれ違って喧嘩になってしまう。それが見ていてとってももどかしかったです。

    「いいんだって!あなたは、いてくれるだけで!」
    そう言った雄大の懐の深さに感動しましたし、私もそう思い続けたいし、伝え続けたいと思いました。

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    2025年09月08日
  • 毎日世界が生きづらい

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    今の自分と重なる部分が多すぎて読んでて少し辛くなってしまった。
    それでも夫婦が繋がりあって生きていっていて見習いたいなと思った。
    自分も頑張っていこうと思える本だった。

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    2025年05月23日
  • 友達未遂

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    最初の方は読み進めるのに時間がかかったのだけれど、最初以外のキャラクターにフォーカスされたところから世界観が飲み込めてきて面白くなりました。それぞれのキャラクターの悩みや心情がよく描かれていて共感しすぎて辛いくらいでした。終わり方が個人的には希望が見えて好きです。

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    2024年08月24日
  • 毎日世界が生きづらい

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    人生は進んでいく、存在する事とは。簡単にまとめるのが難しいけれどキャッチコピーを付けるなら自分はこうかなと思った。まるで自分の人生かのような既視感を感じてしまった。

    紛れもなく今までの好きな本トップ3のランキングに入る本に出会えてしまった。
    まずタイトルから手に取った。まさに今の自分だなと感じた。
    大学生からの長い付き合いを経て結婚した2人の交互の視点から語られる、全く性格の違う2人がそれぞれのやり方でお互いを思いやりながらお互いの人生を進めていく素敵な話だった。
    1人1人が生きていくには苦し過ぎる問題でも、いつかは誰かに出会ったり、自分でもよくわからないきっかけや経験で乗り越えられるものや

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    2024年06月10日
  • 誰かが見ている

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    人にはそれぞれ見えない悩みや思いがあるということ、改めて感じました。見える部分で人を評価して、自分と比べて…それぞれ見えない部分で辛い思いや人には言えない悩みを持っているいるのに…
    わかるなあ‥と思う部分たくさんありました。女性としての人生の生きにくさも描かれていて現実感満載で、共感共感の嵐でした。

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    2023年10月30日
  • 誰かが見ている

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    面白かった。
    それぞれの視点で書かれているそれぞれの気持ちが。
    他人から見たら羨ましいことでも、本人は苦しんでたり嫉妬してたり。
    自分の価値観を信じ切ってはいけない

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    2023年10月21日
  • 彼女の背中を押したのは

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    読みながら、苦しくなる表現もあったが
    後半になるにつれて、どんどん面白くなって言った
    2日で読み終えたので読みやすかったと思います

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    2023年03月20日
  • 彼女の背中を押したのは

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    すごく良かった!
    ヒリヒリするくらいリアルに繊細な感情が描かれていて、共感できる部分が多かった。
    はじめて読んだ作家さんなので、ほかも読んでみたいと思う。

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    2022年12月20日
  • 彼女の背中を押したのは

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    妹がビルから落ちた。
    妹からの相談メールに応えてあげなかった姉は、罪悪感とともに、しばらく会っていなかった妹の足どりを追う。事故か、自殺か。

    妹の背中を押した犯人を探すミステリーかと思いきや、姉妹の関係、母との関係、いびつな家族、姉の息苦しさなど内面を見つめる内容。

    一気読みしたのは姉の苦しさや、職場である書店で働く女性たちの怒りや絶望が妙に自分と重なってしまったから。
    結局ここに行き着くのかと思って、読みながらつらくもあり、惹き付けられもした。
    性別や年齢に関係なく、ただ正当に評価されたいだけなのに、なんでこんなに難しくなってるんだろう。

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    2022年06月30日
  • 誰かが見ている

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    本当にサスペンスかと疑うくらい前半はサスペンス感がなかったが、後半の勢いがすごい。
    女の、そして夫婦の、親子の、家族の表面化されない負の部分が滲み出てきて好き。ボタンを掛け違えたまま見て見ぬ振りして生活を送る苦しさとか悲しさがうまく表現されてた

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    2021年10月29日
  • 誰かが見ている

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    家庭ごとに不満を抱えていて、他人の芝が青く見える。それに、現状でいいのか、これからどうなるんだろうと不安になる。そして、それを解決するには、やはり逃げずに対話してすり合わせていく…そのようなことを考えさせられる作品だった

    女性視点をたくさん含んでいるから、男性が読むと一部の女性の考えを理解できるかもと思った

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    2025年12月01日
  • 毎日世界が生きづらい

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    ネタバレ

    私も毎日生きづらくて、わかるよ…と思いながら読みすすめていた。
    あと、私はコザクラインコを飼ってるので、鳥さんが亡くなるところは読めなくて、なかなか読み進めれなかったよ。。。

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    2025年11月14日
  • 毎日世界が生きづらい

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    ネタバレ

    いてくれるだけでいい。
    夫婦ってそんなものかもしれない。
    なのに、お互いの事を思ってあれこれ考える。
    それも夫婦だからかな…。

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    2025年11月03日
  • 誰かが見ている

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    読んだ直後でうまく書けないけど、兎に角読んでよかった!
    たまたま直前に、東畑さんの『何でも見つかる夜に心だけが見つからない』を読んでたのもよかったのかも。ほんの一歩でもいいから自分の常識からはみ出せる想像力と、ぶつかって哀しくて苦しくてそれでもどれだけかかっても本音で話し合える人がいるって、大事だなあ

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    2025年08月31日
  • 誰かが見ている

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    『友達未遂』が面白かったので読んだ。デビュー作なのにレベルが高すぎる。女が子どもを産んで母親になることの困難は、どう進んだ一見幸せそうな人にも別の面で存在するよなと納得させる構成もよかったけれど、とにかく物語の収束のさせ方がうまい!!この展開でイヤミスにならず希望に進められるんだ……と驚くくらい綺麗な終わり方だった。視点人物がどんどん変わるのに途中で置いていかれることなく一気に読めて面白かった。

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    2025年07月23日
  • 誰かが見ている

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    正直最初は女達のドロドロものかぁーって感じだったのが最後まで読み終わった瞬間、良かったぁあ!!と少し感動してしまった。
    終わり方が気持ちよくてスッキリ。

    幸せそうに見えているあの人だって色々悩んでいるかもしれないんだ。
    自分だけじゃない。

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    2025年06月23日
  • 誰かが見ている

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    「わたしはこんなに不幸なのにあなたは恵まれていて幸せでずるいのだから、少しくらい傷つけたっていいでしょう」
    ネット上で誹謗中傷に加担する人が自分を正当化する認知の歪みが妙にリアルで怖い。
    一見恵まれているように見える人も
    心に孤独の闇を抱え誰かを妬んでいる。 

    人間の嫌な部分を凝縮したような本。

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    2024年11月22日
  • 毎日世界が生きづらい

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    この本のタイトルに惹かれて手を取った人の背中を優しく支えてくれる作品。

    雄大の性格が今後も美景の心を揺さぶるかもしれないけど、美景は彼の懐の深さを忘れずにいてほしい。

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    2024年10月02日
  • 誰かが見ている

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    ネタバレ

    中盤までは女のドロドロですごく嫌な感じがするな、と思っていたけど、それぞれの独白が始まってから一気に印象が変わり、最後は感動してしまった。
    結婚前、結婚後、妊活、子育てから復帰の悩みとか、ありとあらゆる女性の悩みが言語化されていて、すごくリアルだった。いろんな形の家族があるけど、どれも当たり前のことはなくて、今を大切にしなきゃいけないと改めて感じさせられました。

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    2024年09月27日
  • 誰かが見ている

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    半分くらいまでは,とっても暗く不愉快な気持ちになる内容で,読み進めるのがつらかった。
    最後の3分の1くらいから急に話が急展開。畳み掛けるかのように、真実が明かされていき,一気に読み終わってしまった。最後は皆,ハッピーエンドで気持ちの良い最後でよかった。

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    2024年09月27日