佐野徹夜のレビュー一覧

  • 一年に一度しか会えない君の話。: 1
    タイトルから七夕の普通のボーイミーツガールとみせかけての思わぬ急展開が上手い!!次に凄い期待(*^ω^*)
    HOWL系全部ミステリー完成度高い凄いな。
  • 君は月夜に光り輝く
    著者のあとがきを読んで、熱意を感じたから星5。

    ノルウェイの森の逆方向を読んだ感じ。
    まみずは卓也に愛があるところ、
    登場人物が全然孤独じゃないところ、
    これからも生きていく最愛の人を想えるところが素敵。

    もうすぐ亡くなってしまう娘を抱える母、亡くなってしまった娘がいる母、どちらも随所に描かれて...続きを読む
  • 透明になれなかった僕たちのために
    ★★★★★+
    絶望、闇、怠惰、嘘が主役のサスペンス
    "愛が不可能な感じがする"
    …これな
    『愛されないということも愛されるということも人を傷つける』
    誰もが嘘で生きている
    そんな世界にウンザリ
    同じ遺伝子をもち、絶望と殺意をもつ若者達はどこに向かうのか?
    自分の中にもある闇と共鳴する部分がいくつもあ...続きを読む
  • この世界にiをこめて
    よくあるパラレルワールド的な話じゃなかった。個人的にはあとがきに共感。自分のすきなことに、していることに、なんの意味があるのか、何かの役に立つのか。無理やり意味を見出そうとすることの無意味さ、この物語からそんなメッセージを感じました。
  • 君は月夜に光り輝く
    何度泣いたか、わからない…。

    最後、最後のまみずの言葉にうわぁ~っと、止まらなくなった…。

    続編があると知り、香山と卓也の境遇…、うん、そこも気になる…。

    盛り上がってく恋模様もなんとも…。

    卓也と出会う前のまみずの香山に対してどうだったのかってとこも気になったりするけれど…。

    いや…、メ...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    わたしがライト文芸的な小説を読むようになったのは、この小説を読んでから。
    心理描写が巧みに描かれていて見事に泣きました。感情移入が半端なかった。苦しい、切ない。でも確かに愛はそこにあった。
    それほどに好きな小説のひとつでもありますね。オススメです。
  • 君は月夜に光り輝く
    ぴゅあぴゅあな青春。
    きゅんとさせられながらも
    ありがちなのにしっかり泣いた。
    ふたりがもっと幸せな姿見たかったな。
  • 君は月夜に光り輝く
    死期が迫る少女と、死ぬことに憧れを持つ少年の恋愛小説。
    死期が近づくにつれて心が荒れていく少女の姿が生々しく、胸が締め付けられる思いをしました。
    今ある恋人との時間を大切にしないとなと思わせてくれる、そんな作品でした。
  • 君は月夜に光り輝く
    終始引き込まれるストーリーに
    自分と重ね合わせるところもあり
    とてもいい本でした
    映画化されているとのことで映画も観たいなぁと思いました
  • 君は月夜に光り輝く
    めっちゃくちゃ面白くてめっちゃ感動。檻の中に閉じ込められたライオンみたいに部屋の中で毎日変わらずただただ死を待つ人生はめっちゃきついんだろうな。
  • アオハル・ポイント
    私は青木のようにポイントが見えるわけではないけど雰囲気でなんとなく自分よりポイントが高い人には媚を売り、自分より低い人にはあたかも自分が高いポイントであるかのように見せようとして大きい態度を取る。これは私に限らずみんながすることなんだと思う。これは決して悪いことではないし、この世界で生き残っていくた...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    読み終わったとき、私は動けなかった。なんだこの人生の不平等さは。素敵な人が死んでいき、その他の人は生きていく。どんどん死に近づいていくまみずちゃんはとても勇敢だと私は思った。

    スノードームを壊してしまった卓也くんを見た。読んだときはどうすんの!?って思ったけど、それがきっかけで二人の関係が深まって...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    この本を読んで私が心に残った所は発行病は実際にはない病気だけれど、その病気は夜になると体が光る所がタイトルと一緒になっていて、すごくおもしろいです。

    一人の女の子が発光病という病気になってしまって、病院生活でやりたい事をやれなかったけれど、女の子がやりたい事ををやっている所を感じられるのでとてもお...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    9/17

    愛するものが死んだときには
    自殺しなきゃあなりません

    このフレーズに初めて出会いました

    発光病のまみずが、「死にたい」から「生きたい」に変わった場面で
    やはり生と死は表裏一体なのだなと思いました。
    なら、どうせなら、生に向かって生きていたいです。

    小説って綺麗ですね
    読むたびに、宿...続きを読む
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    主人公の生きづらさが、痛いほど分かりました。
    不思議なお話だったけれど、現実とも繋がっているものがあると思いました。
  • 君は月夜に光り輝く
    どこかで読んだような話。
    似たような小説があったような…。
    途中から速読モードになってしまった。
    雰囲気はあるけれどあまり響かない。
    もう、私は若くないからかなぁ。
  • この世界にiをこめて
    虚数。無味乾燥なイメージだけどこんなに美しく優しいものだったなんて。数学者が虚数だけでなく数学の世界を愛でる気持ちが本当にわかった。

    人を好きになれない天才小説家、吉野。彼女の才能に黒い嫉妬心をにじませる染井。そして転校生、真白。全員が全員器用に生きられない。そんな中で吉野が出した答えは涙がにじん...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    素敵な話でした、最後の方で泣きました
    比較的読者初心者に読みやすいかなと思います。
    数ヶ月前に読みましたが1日で読めました。
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    苦しい。
    憂鬱な気持ちになった。
    でもそれがいい。
    香山くんも声も救われるかもしれないし救われないかもしれないけどそれでいいと思う。
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    本編はあくまで"卓也から見たまみず"。
    けど、この後編はまみずの世界が見られる。
    香山視点や本編のその後も。