佐野徹夜のレビュー一覧
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ネタバレ青木直人
金属バットで頭を殴られた後から、人の頭の上にその人の価値を表す数字が見えるようになった。53。身だしなみを整えると54になる。十五歳。
成瀬のことが好き。
曽山文隆
筋肉質で引き締まった顔つき。78。
成瀬の元カレ
成瀬心愛
直人のクラスメイト。74。多分、学年で一番かわいい。たまに視聴覚室で直人と少女漫画の話をする。
春日唯
直人のクラスメイト。42。バカの春日。ダサくて、微妙に空気も読めない。曽山のことが好き。
心愛の姉
直人の家の近所のコンビニでバイトしている。68。
宮内コウ
直人の姉の元恋人。フリーター。二十六歳。36。
瑞樹
直人の姉。
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アナザーストーリーと言うか、後日譚と言うか、取り敢えず本編である“君は月夜に光り輝く”を読んだ後直ぐに手を付けた。
ここでの感想を見る限り、意見は別れる。問答無用で香山の後日譚“ユーリと声”。
しかしながらこの一冊においては、この香山の話以外に目につくものはありませんでした。
おっちゃん的には、まみずと卓也の前後談は別に刺さるものは無かった。むしろ、本編にて仄暗くとも良い感じに締めくくれているのだから、これ以上触れることは…と思いましたね。
しかし、風来坊の様な人物“香山”、この人物にスポットライトを当てたお話、この事自体は“アリ”と思いました。まず、この段階で意見が別れるでしょう。おお -
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生きるということは本質的に自傷行為のようなものなのかもしれない。人間は生きているだけで傷つき損なわれていく、そして死に着実に近づいていく。それは自傷行為と何が違うのだろう?人は生きるという行為を通して自分を少しずつ傷つけ損ない、死に近づけていく。
佐野徹夜さんの作品の「君は月夜に光輝く」を読んだことがあったので、内容の違いにとても驚きました。
暴力的なシーンがとても多いので、怖いなと感じることもありましたが、さすがは佐野さん、とても読みやすく一日で読み切りました。
内容が少し重めだけれど、現代の目を背けたくなるけれど背けてはいけない問題の数々を取り上げている作品だと思います。私は今まで生 -
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異色の青春小説でした。
ある出来事がきっかけで、3人には、ある能力が備わりました。死にそうになったとき未来が見える間中、手首を切り死にそうなとき幽霊が見える青木、死にかけると人を洗脳できる天ヶ瀬。
この3人が、辛い絶望の状況ながらも生きる姿を描いています。
終始、いじめや虐待、殺人などありとあらゆる負の要素が満載で、ずーっと暗闇の中を歩いているようで、暗く苦しい気持ちばかりでした。
苦しみもがいている描写は、作者の心の中を映しているようで、文章を通して、伝わった感じがしました。
また、▶️(再生ボタン)や⏸(一時停止ボタン)など記号を使って、時系列を巧みに誘っていて、一風変わっていましいた。