佐野徹夜のレビュー一覧

  • この世界にiをこめて

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    装丁が美しく、ちょっとめくって手にとってみた本。

    率直に言えば面食らった。ライトノベルで「小説」とは、「小説家」とは何たるかをこんなに見つめた本があったとは。

    文章に癖がないし、個人的にはぱらぱらと見られる独特の比喩が好き。ドライヤーで乾かす髪の毛みたいに揺れる草、とか、DVDのチャプターをでたらめに押すみたいに、とか。あーなるほど、と理解できるのに使い古されてない、絶妙な例えが作品にきれいに溶け込んでいて、これが魅力かー!と唸ってしまった。

    惜しむらくは、帯や裏表紙の押し売りが強いこと。圧倒的感動、とか衝撃の結末、とか、この本の強みはそこじゃないだろう。むしろそういうのとは違う、生きる

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    2018年02月02日
  • この世界にiをこめて

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    面白かった。  別に衝撃の結末は待ってなかったけど。    
    優しい結末だった。    
    経験しなきゃ分からないこと。 
    体験しなきゃ分からないこと。 
    見聞だけじゃ分からないこと。 
    分からないことは悪いことじゃないけど、分からないままにしておくと私みたいな大人になっちゃうぞ。    
    青少年よ、案ずるより産むが易し、ゾ。

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    2017年12月06日
  • 君に贈る15ページ

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    短編集だったのですぐに1週間ほどだ読むことが出来ました。

    個人的には、
    綾崎隼さんと青海野灰さんの文章が良かったです!

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    2026年02月01日
  • 一年に一度しか会えない君の話。: 4【イラスト特典付】

    匿名

    購入済み

    4巻(完結)

    (あくまで個人的な見解です)
    んん~
    完結しましたけど本当に微妙なラストでした。
    目次でラストはハッピーエンドだったんでどういうラストが描かれているかなって思ってたけど思った通りとはいかなかったですね…
    お疲れ様でした。

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    2026年01月21日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

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    ネタバレ

    岡田卓也
    高校三年生。彰の代わりにまみずの見舞いに行く。まみずの代わりに死ぬまでにやりたいことを実行する。現役で医学部に合格する。

    香山彰
    卓也とまみずの同級生。中学の試験会場で初めてまみずを見た。初恋。大学は一年浪人して芸術学部に入る。

    渡良瀬まみず
    中学一年のときに、体調不良で入院する。発光病。旧姓は深見。

    岡崎
    看護師。

    香山正隆
    彰の兄。優秀だった。交通事故で死ぬ。鳴子の恋人だった。

    岡田鳴子
    正隆の彼女。卓也の姉。正隆が死んでからしばらくして、交通事故で死んだ。


    まみずの母。

    市山侑李
    彰が通う大学の卒業生。ピアノ教室とレコードショップをやっている。

    香奈
    彰が口

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    2025年12月17日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    表紙買いした作品
    題名と表紙が綺麗すぎて衝動買い
    自分の知らない知識がたくさん出てきてその度に調べてみたりした
    難しくて理解に苦しんだ部分も多々あったけれど面白かったです

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    2025年11月20日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    ちょっと前に読んだ話だけど、概念とか知識とか倫理とか盛り沢山で面白かった。
    展開も面白かった。
    物語は全体的に暗いし、これ救いようないなぁって思いながら読んでいた。癖が強いから逆に読める。

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    2025年10月12日
  • 君は月夜に光り輝く

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    発光病を患う女の子と陰気な男の子が主人公のお話し。
    病状が悪くなればなるほど彼女の体は強く光り、その光は美しく儚い。
    読みやすいが、発光病という点を除いては特に大きな特色がなく、いい意味で平凡な恋愛小説。

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    2025年08月17日
  • 君は月夜に光り輝く

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    高校生·卓也と、不治の奇病"発光病"で余命宣告を受けた同級生·まみず。卓也はまみずが「死ぬまでにしたいこと」の代行をはじめるが…。短い命で精一杯輝いて消えた時間の中に凝縮された"生きる意味"。切なく儚く美しい幻想青春小説。
    「君は月夜に光り耀く」(2017)佐野徹夜
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年05月17日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • アオハル・ポイント

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    あらすじ
    「俺、見えるんです」
    人間には、目に見えないポイントがある。
    テニス部(+4)イケメン(+6)コミュ力(+7)
    空気が読めない(-4)ダサい(-1)友達がいない(-2)
    ポイントに左右され生きる青木。本当にポイントが大事なのかーー。これは俺たちの、人生の分岐点(ポイント)の物語だ。

    感想

    "これはもっとリアルで切実で、そしてすごく普通の話なんだと思う"
    誰しも意識したことがある「ステータス」がある日ポイントとして露呈していたら。青木と同じようにポイントで立ち回ってしまうだろうか。自分を失ってまで…。
    人間の醜さが全面に出ていて、不快感を覚える。
    私達が普段無意

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    2025年02月19日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 君に贈る15ページ

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    作家のラインナップを見て、読みたくなる人を揃えているなぁとワクワク。

    15ページでも物語は紡ぎだされる。
    けれど、展開にファンタジーを詰め込もうとすると、転が組み込みにくそうに見えた。

    村瀬健さんの「いざ、さらば」が一番印象に残ったかな。

    卒業式という一つの場面を掘り下げることもそうだけど、他者から「どう見られていたか」で、自分の存在価値を振り返ることの切なさ。

    でも、真っ直ぐに生きてきた痕跡を、自分の見えていない他者は見ていたことを知り、鬱屈した想いからも「卒業」するという、まさに青春なストーリーが良かった。

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    2025年01月04日
  • 君は月夜に光り輝く

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    ちょっとストーリーはベタかなって思ったけど読みやすい作品でした。 死んでいく人間の絶望と生き残る人の絶望。生きていて避けられない対称的な絶望をどことなく感じました。

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    2025年01月03日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    なんだか複雑な背景ではあったものの基本は思春期特有の感じっていう印象から脱せてない感じがした。その背景がある意義があんまりって感じた。

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    2025年01月03日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

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    佐野徹夜さんの本が好きなので読みました。佐野徹夜さんの本を何冊か読んできたらわかることがあってまず、主人公はだいたい中高生ぐらいの男子。厨二病感があって全体的に暗い雰囲気です。こんな感じの作風が好きな人にはおすすめできる作家さんです!!

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    2024年11月17日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    ネタバレ

    なかなかに重たい話でした。
    自分とは?家族とは?友達とは?
    生きる意味や犯罪を犯すこと、倫理観などについても書かれています。

    主人公、色々諦めていて無気力で、だけど目が離せなくて読み進めてしまいました。

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    2024年10月13日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    ネタバレ

    主人公は誰とも慣れず、心を開かず、透明な存在でいようとする点は、タイトルに即していますが、透明な存在だと盛り上がりも盛り下がりもなく、平坦な内容で少しシンドかった。全体として透明感のある小説だったとは思います。
    少しネタバレになりますが、出生の秘密や、遺伝による結果など、高尚な内容に触れ、最後はドロドロな結果だが、文章としてはサラッとしていたため、もっとクドく人間心理を描いてくれほうがよかった。

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    2024年09月26日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    「遺伝子」について考えさせられました。
    学校で学んでから、一度も関わったことがない分野なので、全てが新鮮で、驚きや畏怖の念を抱きました。
    物語の中で起きたことが、現代の技術として確立されているとしたら、と思うと背筋がゾクゾクします。

    「愛」
    改めて考えると面白い気持ちだと思いました。
    愛があるから、人を大切にしたいと思うし、愛のせいで、人を憎く思い殺意を抱いてしまう。
    一つの気持ちなのに、真反対の行動を起こさせてしまう。


    物語の中の何気なくされていた会話が、最後に繋がり、収束を迎える予想外の展開は面白かったです。

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    2024年07月21日
  • 君は月夜に光り輝く

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    ネタバレ

    発光病。原因も治療法不明の病気で、身体の輝きが増して、いずれ死に至る病。この本はそんな病に冒された少女と、彼女を好きになる少年の話です。読み終わったすぐの感想は、あ、中学生とか高校生が好きそうな小説だな、ということ。おばちゃんには、青春が甘酸っぱくて、なんだかちょっと照れてしまうくらい真っ直ぐな恋でした。

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    2024年06月20日