佐野徹夜のレビュー一覧

  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    アナザーストーリーと言うか、後日譚と言うか、取り敢えず本編である“君は月夜に光り輝く”を読んだ後直ぐに手を付けた。

    ここでの感想を見る限り、意見は別れる。問答無用で香山の後日譚“ユーリと声”。
    しかしながらこの一冊においては、この香山の話以外に目につくものはありませんでした。

    おっちゃん的には、...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    「発光病」という若者しか罹らない致死率の高い少女と恋をした主人公の王道ラブストーリーです。

    2人の心情の移り変わりが、若者ゆえのまっすぐさがあって懐かしい気持ちになりました。
    「発光病」という病の特徴上、少女の身体が蛍のようにキラキラ光る描写があり、
    イメージすると映像を見ているようでとても綺麗!...続きを読む
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    登場人物に自分の苗字も名前も出ることがあるのか。
    ましてやリストカットに首絞めなんて。

    今の私には運命を信じられるのかもしれない。

    生きて、愛することってそれだけで凄いんだと思う。
  • 君は月夜に光り輝く
    読んでいるだけでも映像が頭の中に流れてきた。病弱で明るいヒロインは儚い。登場人物はみんな普通に過ごしているようだけどどこかずれているのが現代の人間みたいで共感できた。泣きたい人、お洒落な物語が読みたい人、読者初心者におすすめ。映画もあるみたいなので読んでみたい。個人的に香川のキャラが好き。
  • 君は月夜に光り輝く
     大切な人が、突然死ぬのと余命宣告され残された日々を生きるのでは、どちらが辛いだろうか…? 愚問と知りながら、そんなことを読後に考えました。
     高校生の主人公・卓也にとって、姉が前者で不治の病の少女・まみずが後者に当たります。どこかなげやりに生きてる卓也がまみずと出会い、「死ぬこと」と「生きること」...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    高校生らしい部分、青春を楽しんでる部分もあるけど、全体的に暗い印象。

    読む前から、だいたい最後のイメージはできていたけど、後半に少しウルっとなった。

    切ないストーリー、泣きたい人にはオススメ。
    読みやすいから、学生さんにもオススメ。
  • 君は月夜に光り輝く
    なげやりに生きる少年と、発光病という難病におかされた余命わずかの少女のラブストーリー。
    実写映画化されただけあり、小説ながらとても”映像的に綺麗”です。映画は見ていないですが、文章を追っていくだけでも桜、夜の街や海、学園祭、月夜に輝くヒロインの身体、空へのぼってゆく煙など、情景が浮かぶようでした。
    ...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く
    たまたま出会ったまみずと卓也の関係が良くなっていくところが良かった。また、卓也がまみずのために色々なことをしてあげているところが優しいと思った。関係が良くなっていくほど、まみずが死んだときの卓也の気持ちを想像すると悲しくかわいそうになっていった。
  • この世界にiをこめて
    何か始めることは、いいことなのか?
    戦争とかさ、始めない方がいいことだってあるわけだろ。
    始まらないまま終わらせた方がいいことだってあるんじゃないか?

    考えてもしょうがないことは考えない。
    自分の力でどうにかなることばかりじゃないんだからさ。
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    正直私にはなかなか読み進めにくい作品でした。暗いというかマイナスに引っ張られるというか、、、。
    読み終えた後もなんだかすっきりしなかったですがあとがきを読んでなるほどなと思いました。。
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    君は月夜に光り輝くのサイドストーリー。
    読んでも後悔はない面白いお話だった。
    「今日死ぬように生き、一生生き続けるように学べ」が好きなフレーズでした。
  • アオハル・ポイント
    主人公の男の子が可哀想なところが多数。後半の行動は共感するのが難しい。思春期特有の感情はすごく伝わってくる。
  • この世界にiをこめて
    ー現実に期待なんかしてるから駄目なんだよー

    前作の時も思ったけど、何故この作者はあの中高生の時に強く感じた生きづらさや世界に絶望したような感情の描写が上手いんだろう。多分私が中高生だったら共感して一緒に川にとびこんでいたかも。今でもしたい気持ち

    この子達の「生きづらさ」はいつか無くなるんだろうな...続きを読む
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    18の僕には刺激的な作品でした。生々しい作品です。読みやすいけど読み進めるのが怖くなるような作品でございました。精神が安定している時から精神がぶっ壊れた時にお読みください。
  • アオハル・ポイント
    流石佐野先生といった非現実と現実の境界を曖昧にして書く作風が大好きです。ただ他の作品と比較して非現実に飛躍し過ぎている(-2)な印象でした。
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    生きるということは本質的に自傷行為のようなものなのかもしれない。人間は生きているだけで傷つき損なわれていく、そして死に着実に近づいていく。それは自傷行為と何が違うのだろう?人は生きるという行為を通して自分を少しずつ傷つけ損ない、死に近づけていく。



    佐野徹夜さんの作品の「君は月夜に光輝く」を読ん...続きを読む
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    「さよなら世界の終わり」という名前と、表紙の綺麗さに購入しました。途中から世界観がうまく掴めませんでした。それでも、友人を思う気持ちや、取り巻く色々な状況に共感する部分もありました。日常場面をとても綺麗な描写で表現されている部分がありました。
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    少し、え、、、っていう部分があった。
    不思議なストーリーで、人には勧められないかなって
    思ってしまった。
  • この世界にiをこめて
    結局は将来、役に立たない意味がないことでも
    一生懸命にしようってことなのかな?


    小説家って変わっていると言うけれど、
    やはり変わってるなぁとよくわかる
    小説だった。
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    死にかけると特殊能力が発動する設定上、自らを傷つける主人公達。残虐ないじめの標的にされている主人公。なかなかにヘビーな内容でした。