佐野徹夜のレビュー一覧

  • 透明になれなかった僕たちのために

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    ちょっと気になるんだよな、と思っていた本で久しぶりに読んだ後の感想が

    普通かな

    って思った本

    きっと、こんな風に思ったことがないからかな
    こんな人がいるというのは理解というか認識というか、そんなことはしているのだけれど

    感情移入ができないと、良かったとはなかなか思えなくて
    つまらなかったわけじゃなくて、淡々と終えてしまった、そんな感じです

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    2024年02月18日
  • 君は月夜に光り輝く

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    読みやすくて、「青春」って感じで良い作品だと思いましたが、私の好みではなかったです。
    しかし、亡くなっても、関わった人たちが生き続ける限り、完全にこの世界からいなくなることはない、という考えは、好きです。

    あとがきで、本作品が作者の経験を一部参考にされている事を知り、切なさが強まりました。

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    2024年02月11日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    不快感が拭えない物語でした。
    序盤から主人公たちに感情移入出来ずに読み進めていきましたが、中盤以降の展開がミステリアスで面白くはありました。
    ただ如何せんテーマが重たくて…
    生きることと、愛することを、希望を持って過ごせるのは当たり前じゃないと頭では理解していたけれど、実際に環境に恵まれなかった人々を前にしたら、私は何も言えなくなるなと無力感も感じました。

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    2024年01月25日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    ネタバレ

    誰かを殺したいと思ったことはあるか。そんなあらすじに、ぎょっとしながらも興味を惹かれて読み始めた。
    誰しも本気でなくても、もう死んでしまいたいと思ったことはあると思う。人生に面白みがなく、いつ死んでもいい。だけど漠然と人を殺してみたいと感じていた主人公アリオ。世間で起きる殺人事件を織り交ぜながら自身の出生の謎に迫っていく。


    現実的ではないような展開もあるけれど、DNAに残された記録とか未来のサスペンスドラマのようだとも思った。

    生きていてもつまらない。そんな風に思うこともあるけど、誰かが死んでしまった時にもっと○○しておけばよかった、と思いたくない。1日を大切に生きていきたいなと最後には

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    2024年01月23日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    こういう何もかも分かったような顔して、スカして生きてる少年はキャラとして嫌いじゃない

    いなくなれ、群青とか

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    2024年01月09日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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     不思議なお話だった。自殺、人を殺してみたいという欲望、数々の殺人と殺人現場に残された印、凄惨な内容にもかかわらず、サラッとしていて無色な感じがする。登場人物も謎めいており、双子の兄弟、近しい関係にあった深雪、叔父の野崎医師、、、本心がどこにあるのかわからない。異色作。
     

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    2024年01月08日
  • この世界にiをこめて

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    よくあるパラレルワールド的な話じゃなかった。個人的にはあとがきに共感。自分のすきなことに、していることに、なんの意味があるのか、何かの役に立つのか。無理やり意味を見出そうとすることの無意味さ、この物語からそんなメッセージを感じました。

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    2024年01月06日
  • 透明になれなかった僕たちのために

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    ネタバレ

    私にとっては難読な本だった。
    隙間時間に読んだのがいけなかったかもしれない。
    随所に散りばめられた伏線を、回収する前に「忘れ」てしまい、何が伏線だったのかを忘れてしまったからだ。

    遺伝子の配列の中に、暗号を入れ秘密のメッセージを示唆しているとか、不妊治療での精子の提供者が全て同一人物で、登場人物たちに繋がっていくとか、触れたことの無い設定に、先が気になって後半は一気に読み進められました。

    しかし、「?」と思う箇所が多くて、読後、なんも言えないモヤモヤ感が残った。思わず、作者によるネタバレnoteを見てしまうぐらいに、伏線の部分が気になる作品だった。

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    2023年12月28日
  • 君は月夜に光り輝く

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    「君の膵臓をたべたい」と近い、病気にかかったヒロインとの恋愛物語。個人的にキミスイが大好きで、同じような満足感を得られるかと思い読み始めました。

    比較してしまうと想像していたよりは淡々とお話が進んでいき、気がついたら終わりという感覚で、読み終わった後に浸っているというよりかはさくさくっと軽く読める感じを受けました。

    リストを達成していく中で卓也との恋愛関係も非常に明確に表されており、これこそ王道!という恋愛作品ですね。
    個人的にはことがうまく行き過ぎている感じがしたのでもう少し物語序盤の設定に深みを出した方がいいと思いました。

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    2023年12月05日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

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    痛くても、怖くても、つらくても生きて愛することを選んだ──。
    物語の始まりはややダークな雰囲気。作中も生きづらさを抱えた若者たちが足掻きもがく様子が生々しく語られていきます。暗い世の中でも上を向こう…そんなメッセージを感じました。

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    2023年11月11日
  • アオハル・ポイント

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    ネタバレ

    青木直人
    金属バットで頭を殴られた後から、人の頭の上にその人の価値を表す数字が見えるようになった。53。身だしなみを整えると54になる。十五歳。
    成瀬のことが好き。

    曽山文隆
    筋肉質で引き締まった顔つき。78。
    成瀬の元カレ

    成瀬心愛
    直人のクラスメイト。74。多分、学年で一番かわいい。たまに視聴覚室で直人と少女漫画の話をする。

    春日唯
    直人のクラスメイト。42。バカの春日。ダサくて、微妙に空気も読めない。曽山のことが好き。

    心愛の姉
    直人の家の近所のコンビニでバイトしている。68。

    宮内コウ
    直人の姉の元恋人。フリーター。二十六歳。36。

    瑞樹
    直人の姉。

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    2023年11月09日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

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    前作が面白かったので買ってみました。前回に比べるとまあまあでした。しかし、短編集だったので好きな短編もありました。

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    2023年10月20日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

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    『君月』のサイドストーリーなお話で、登場人物たちの知らなかった一面を垣間見ることができたりと、まあまあ楽しめました。
    わたし的には『君月』が抜群に良かったので内容的に少々物足りなさを感じましたが、それでも作者様の『君月』にかけた情熱を凄まじく感じられたと思います。

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    2023年09月12日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

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    アナザーストーリーと言うか、後日譚と言うか、取り敢えず本編である“君は月夜に光り輝く”を読んだ後直ぐに手を付けた。

    ここでの感想を見る限り、意見は別れる。問答無用で香山の後日譚“ユーリと声”。
    しかしながらこの一冊においては、この香山の話以外に目につくものはありませんでした。

    おっちゃん的には、まみずと卓也の前後談は別に刺さるものは無かった。むしろ、本編にて仄暗くとも良い感じに締めくくれているのだから、これ以上触れることは…と思いましたね。

    しかし、風来坊の様な人物“香山”、この人物にスポットライトを当てたお話、この事自体は“アリ”と思いました。まず、この段階で意見が別れるでしょう。おお

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    2023年08月21日
  • 君は月夜に光り輝く

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    「発光病」という若者しか罹らない致死率の高い少女と恋をした主人公の王道ラブストーリーです。

    2人の心情の移り変わりが、若者ゆえのまっすぐさがあって懐かしい気持ちになりました。
    「発光病」という病の特徴上、少女の身体が蛍のようにキラキラ光る描写があり、
    イメージすると映像を見ているようでとても綺麗!
    ただ難病に罹った少女と恋をして、少女が結局死んでしまうというあらすじはやはりよくあるお話で、トリッキーさはなし。
    王道ラブストーリーが好きな方へは刺さりそう!
    私はあまり好みではなかったです。

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    2023年02月28日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

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    登場人物に自分の苗字も名前も出ることがあるのか。
    ましてやリストカットに首絞めなんて。

    今の私には運命を信じられるのかもしれない。

    生きて、愛することってそれだけで凄いんだと思う。

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    2023年02月04日
  • この世界にiをこめて

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    何か始めることは、いいことなのか?
    戦争とかさ、始めない方がいいことだってあるわけだろ。
    始まらないまま終わらせた方がいいことだってあるんじゃないか?

    考えてもしょうがないことは考えない。
    自分の力でどうにかなることばかりじゃないんだからさ。

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    2022年04月03日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

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    正直私にはなかなか読み進めにくい作品でした。暗いというかマイナスに引っ張られるというか、、、。
    読み終えた後もなんだかすっきりしなかったですがあとがきを読んでなるほどなと思いました。。

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    2021年10月10日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

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    君は月夜に光り輝くのサイドストーリー。
    読んでも後悔はない面白いお話だった。
    「今日死ぬように生き、一生生き続けるように学べ」が好きなフレーズでした。

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    2021年09月28日
  • アオハル・ポイント

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    主人公の男の子が可哀想なところが多数。後半の行動は共感するのが難しい。思春期特有の感情はすごく伝わってくる。

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    2021年09月09日