佐野徹夜のレビュー一覧

  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

    Posted by ブクログ

    本編はあくまで"卓也から見たまみず"。
    けど、この後編はまみずの世界が見られる。
    香山視点や本編のその後も。

    0
    2021年09月11日
  • 君は月夜に光り輝く

    購入済み

    君は月夜に光り輝く

    儚く美しい恋愛小説だった。私が彼氏の立場だったらこんなに彼女に深入りできていたのか、考えさせられる部分は多々ありました。ですが読み終えてホッとした自分がいました、多分ですが彼氏と同じ立場になった時きっと自分も同じことをしたと思います。わかりませんが😅

    #切ない

    0
    2021年06月25日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    衝撃的な冒頭から心を惹かれ一気に読み終えました。正直読んでいて気持ちの良い話では無いですが、心に刺さる話でした。「死にたい」という気持ちを一度でも抱いたことのある方にはぜひ読んで頂きたい作品です。

    0
    2021年04月16日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐野さんの作品は前3作とも読んでいて、今回4作目をみつけて即買いしました。
    あとがきの通り、前3作とよく似ているニュアンスが度々ありました。そのニュアンスが佐野さんらしさを感じてたまらなかったです
    人生の息苦しさ。
    私も日常で度々感じる事がありますが、この主人公や重要人物2人と違い、普通の人生を歩んできたと思います。ですが時々感じるしんどさ。辛さ。時々考える地獄や天国の妄想。そして考えもしなかった世界の終わり。仮死の世界。
    よんでいてとても面白かったです。綺麗な青春ではなく汚い青春を取り上げているのにとても素敵な小説でした。

    0
    2021年04月12日
  • この世界にiをこめて

    Posted by ブクログ

    佐野徹夜さんの2作目にして完成度が高いなと思った。
    これほどまでに夢中になれるiが自分の中にもあればいいのに、、、

    0
    2021年03月30日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    フィクションの世界とは言え、どこか現実世界と切り離せない部分があり、最後まで見離せないストーリーに感動した。
    生きるのが辛くても、友達の存在が何かのきっかけとなり生きる希望を与えてくれる。そう言ったメッセージが込められているようにも感じた。
    佐野徹夜さんの小説は、青春小説の中でもリアル感が群を抜いているので、共感できる部分があると思う。是非多くの人に読んでほしい。

    0
    2021年03月22日
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    設定は異世界もので現実ではありえないけど、主人公が考えていることは現代の子供と同じだなと思い、共感した。

    0
    2020年08月01日
  • この世界にiをこめて

    Posted by ブクログ

    よくあるパラレルワールドものかと最初は思ったが、読み進めると違っていて安心した。死との向き合い方としても考えさせられた。けど真白と染井が出会わず、悲しみを分かち合う人がいなければ二人はどうなったのかなとも思った。死を選んだのか、人生に絶望しつつ小説が読めなくなってもただ生きることを選んだのか

    0
    2019年11月21日
  • 君は月夜に光り輝く

    購入済み

    泣ける

    良かった。映画も見たい

    0
    2019年10月01日
  • この世界にiをこめて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    愛がないけれど愛を感じる物語。無駄が排除され効率が重視される忙しない世の中で、無意味に思えることがみえる世界を広げてくれることがある。ひとつの小説がいつか救ってくれることもある。iを大切にしたい。

    0
    2019年08月07日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

    Posted by ブクログ

    この『+Fragments』は、本編『君は月夜に光り輝く』のヒロインの渡良瀬まみずが主人公の岡田卓也に出会う前の内容や、ヒロインの視点から本編を描いたもの、そして岡田卓也のその後など中短編6編からなる一冊です。ちなみに「fragment」とは、「破片、断片、かけら、断章、未完遺稿」という意味ですね。

    どの収録作品も本編『君は月夜に光り輝く』を読んだ人には楽しめるんだけど、ここで一番言いたいのは

    香山彰を主人公にした本編のその後を描いた書き下ろし中編『ユーリと声』が傑作すぎる!!!

    ということです。

    香山彰は岡田卓也の友人で元クラスメート。ヒロインの渡良瀬まみずが初恋の相手で岡田とは恋の

    0
    2019年06月20日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『君は月夜に光り輝く』の続編。正直、君月の続編が出るって知ったときはえっ!?と驚いた。同時に読むのが怖かった。君月のラストのあの余韻がぶち壊されそうで。でも、やっぱり買ってしまった。そして思う。買ってよかったと。

    ▼収録作品
    「もし、キミと」
    「私がいつか死ぬまでの日々」
    「初恋の亡霊」
    「渡良瀬まみずの黒歴史ノート」
    「ユーリと声」
    「海を抱きしめて」

    「私がいつか死ぬまでの日々」は、君月では明かされていないまみず側の心情が描かれていて、君月を改めて読み返したくなった。

    香川のお話も、なかなか。そうだよ、悲しんでいいんだ。だって好きだったんだから。

    まみずが亡くなってからの、卓也の頑

    0
    2019年02月27日
  • アオハル・ポイント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学生生活ならではの辛さや悩みを具体的に表した物語だなと感じました。私も自分のポイントを気にして生きているうちの1人だと思います。青木くんのように変われることは簡単にはできないけど、素直になれるよう努力をしてみようと思いました。
    佐野徹夜先生の小説は読み終わった後、どこか不思議な世界に行ってたような気分になります。それが佐野先生の特徴なのかはわかりませんが、少しの現実逃避ができて私は良い息抜きの時間をもらっています、、。
    これからも、影ながら応援し続けていけたらと思います。

    0
    2019年02月26日
  • この世界にiをこめて

    Posted by ブクログ

    現実って言葉は重い。それに対して私たちは何かを探している訳だけれど、結局は最初に味わった挫折と同じ挫折を味わうことになるかもしれない。現実を縦軸として交差する横軸の虚構は何の役にも立たないかもしれない。だからこそ、できれば虚構に縋って生きて生きたい人間も保険として現実的な生き方を探している。それが自分だと、この本を読んで思った。

    0
    2018年03月09日
  • この世界にiをこめて

    Posted by ブクログ

    この後、どうなるんだろう。
    そんな終わり方だった。そう思う作品は他にもあるし、読んだことがある。だいたいそういう作品は読んだあとモヤモヤが残って納得しない。
    しかし、これは納得できた。
    モヤモヤが残ったままでいい気がした。
    何かに行き詰まった時、壁に当たった時に読んでほしい。
    自分はそんな時、またこれを読むのだと思うから。

    0
    2018年03月03日
  • この世界にiをこめて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説が好きな人たちの物語。
    とても共感できる部分が多くあった。
    自分自身、小説を書こうと思ったことがあったから(全く書けませんでしたが)小説で世界を変えてみたいの台詞が印象に残りました。

    0
    2017年12月12日
  • 君は月夜に光り輝く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岡田卓也
    私立の中高一貫校の高校一年生。彰が請け負ったまみずへのお見舞いを任される。姉を交通事故で失い、生きることに嫌気が差している。まみずから死ぬまでにやりたいことを代わりに実行する。

    渡良瀬まみず
    卓也と同じ学校の高校一年生。発光病という不治の病で入院しているため、中一の五月から学校に来てない。昔は深見という苗字だった。卓也に死ぬまでにやりたいことを実行してもらう。

    芳江
    卓也の担任。

    香山彰
    卓也とまみずの同級生。だらしない。卓也の恩人。まみずとは昔からの知り合い。

    岡田鳴子
    卓也の姉。卓也が中一のとき、車にひかれて死んだ。享年十五歳。

    卓也の母
    鳴子が死んでから卓也まで死ぬん

    0
    2025年12月16日
  • アオハル・ポイント

    Posted by ブクログ

    人は外見だけでなく、内面も相互にあってこそ完成する
    人のポイントが見える青木を軸に、それを受け止める春日。好きな人に告白するという目標を口実に、春日のポイントを上げるための磨きをかけていく。

    高校生。その思春期真っ只中の我々はどこか外見だけを気にしがちだが、内面はどうだろうか。自分を構成する要素や経験に翻弄されながらも、その中で見つける大切なこと。ポイントに左右されがちな現代社会において、本当に大切なことを見つけることが大事だと痛感した。その過程で得られたことは、楽なことだけでない人生の中で、きっと自分を保つポイント源になる。

    0
    2025年12月08日
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments

    Posted by ブクログ

    旅行のお供に文庫本って良いですよね~
    特に移動中の読書が最高に幸せです笑

    名古屋から白川郷まで、バスの移動時間に余裕があったので、のんびり読めました!!

    “余命宣告された彼女”がいなくなった後の話で、
    “残された人”が喪失感からどう立ち直るのか、
    彼女と出会って、心境がどう変化したのか?

    主人公の「今はあの時ほど辛くはないから頑張ろう」と自分を奮い立たせる感じは、すごく共感しました。
    “過去の辛い出来事”を前向きに捉える姿勢は見習いたいです。

    前作「君月」の後日談として、満足度の高い作品でした!

    0
    2025年09月12日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

    0
    2025年09月01日