佐野徹夜のレビュー一覧

  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    衝撃的な冒頭から心を惹かれ一気に読み終えました。正直読んでいて気持ちの良い話では無いですが、心に刺さる話でした。「死にたい」という気持ちを一度でも抱いたことのある方にはぜひ読んで頂きたい作品です。
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    佐野さんの作品は前3作とも読んでいて、今回4作目をみつけて即買いしました。
    あとがきの通り、前3作とよく似ているニュアンスが度々ありました。そのニュアンスが佐野さんらしさを感じてたまらなかったです
    人生の息苦しさ。
    私も日常で度々感じる事がありますが、この主人公や重要人物2人と違い、普通の人生を歩ん...続きを読む
  • この世界にiをこめて
    佐野徹夜さんの2作目にして完成度が高いなと思った。
    これほどまでに夢中になれるiが自分の中にもあればいいのに、、、
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    フィクションの世界とは言え、どこか現実世界と切り離せない部分があり、最後まで見離せないストーリーに感動した。
    生きるのが辛くても、友達の存在が何かのきっかけとなり生きる希望を与えてくれる。そう言ったメッセージが込められているようにも感じた。
    佐野徹夜さんの小説は、青春小説の中でもリアル感が群を抜いて...続きを読む
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    設定は異世界もので現実ではありえないけど、主人公が考えていることは現代の子供と同じだなと思い、共感した。
  • この世界にiをこめて
    よくあるパラレルワールドものかと最初は思ったが、読み進めると違っていて安心した。死との向き合い方としても考えさせられた。けど真白と染井が出会わず、悲しみを分かち合う人がいなければ二人はどうなったのかなとも思った。死を選んだのか、人生に絶望しつつ小説が読めなくなってもただ生きることを選んだのか
  • 君は月夜に光り輝く

    泣ける

    良かった。映画も見たい
  • この世界にiをこめて
    愛がないけれど愛を感じる物語。無駄が排除され効率が重視される忙しない世の中で、無意味に思えることがみえる世界を広げてくれることがある。ひとつの小説がいつか救ってくれることもある。iを大切にしたい。
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    この『+Fragments』は、本編『君は月夜に光り輝く』のヒロインの渡良瀬まみずが主人公の岡田卓也に出会う前の内容や、ヒロインの視点から本編を描いたもの、そして岡田卓也のその後など中短編6編からなる一冊です。ちなみに「fragment」とは、「破片、断片、かけら、断章、未完遺稿」という意味ですね。...続きを読む
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    『君は月夜に光り輝く』の続編。正直、君月の続編が出るって知ったときはえっ!?と驚いた。同時に読むのが怖かった。君月のラストのあの余韻がぶち壊されそうで。でも、やっぱり買ってしまった。そして思う。買ってよかったと。

    ▼収録作品
    「もし、キミと」
    「私がいつか死ぬまでの日々」
    「初恋の亡霊」
    「渡良瀬...続きを読む
  • アオハル・ポイント
    学生生活ならではの辛さや悩みを具体的に表した物語だなと感じました。私も自分のポイントを気にして生きているうちの1人だと思います。青木くんのように変われることは簡単にはできないけど、素直になれるよう努力をしてみようと思いました。
    佐野徹夜先生の小説は読み終わった後、どこか不思議な世界に行ってたような気...続きを読む
  • この世界にiをこめて
    現実って言葉は重い。それに対して私たちは何かを探している訳だけれど、結局は最初に味わった挫折と同じ挫折を味わうことになるかもしれない。現実を縦軸として交差する横軸の虚構は何の役にも立たないかもしれない。だからこそ、できれば虚構に縋って生きて生きたい人間も保険として現実的な生き方を探している。それが自...続きを読む
  • この世界にiをこめて
    この後、どうなるんだろう。
    そんな終わり方だった。そう思う作品は他にもあるし、読んだことがある。だいたいそういう作品は読んだあとモヤモヤが残って納得しない。
    しかし、これは納得できた。
    モヤモヤが残ったままでいい気がした。
    何かに行き詰まった時、壁に当たった時に読んでほしい。
    自分はそんな時、またこ...続きを読む
  • この世界にiをこめて
    小説が好きな人たちの物語。
    とても共感できる部分が多くあった。
    自分自身、小説を書こうと思ったことがあったから(全く書けませんでしたが)小説で世界を変えてみたいの台詞が印象に残りました。
  • 君は月夜に光り輝く +Fragments
    『君月』というのを読みたくて借りた。どうやら、間違えて借りたらしい。
    本編の方の知識なしで読んだけど、楽しめた。
  • 透明になれなかった僕たちのために
    次が気になり、徹夜してしまいました。
    伏線など、丁寧に書かれていて良かったです。
    殺人願望や、自殺願望は無いんですが、ひょっとしてなんて思ってしまうくらい、一気読みしてしまった。
  • 君は月夜に光り輝く
    読完です。
    年甲斐なく面白かったです。
    ドラマを見てるように読み終わりました。
    ストーリーは読めるのですが少しやられましたね。
    分かってるけど少し涙腺にきました。
  • 透明になれなかった僕たちのために
    遺伝子操作、不妊治療の闇、近親相姦、幼児虐待、0.2秒の自由意志。人を殺したい気持ちを抑えられない脳になるべくしてなった少年たちのその背景には身勝手な男の姉への愛があった。そのおぞましさに気分が悪くなった。
    それでもいろんな事を考えさせられた物語。
  • 透明になれなかった僕たちのために
    遺伝子や臓器移植の話で難しいところが多々あり、話の内容自体も人間関係が複雑で理解が追いつきにくい場面もあるが、深くて考えさせられる物語だった。自分の死生観と似てる部分が結構あって共感出来た。一方で新たな視点の考え方もあって興味深かった。様々なシーンで言語化能力に圧倒された。
    人体錬成はできないこの世...続きを読む
  • 透明になれなかった僕たちのために
    面白かったあ。オススメです!
    ここ数年ぶり実用本以外は読んだことなかったですが、
    次の展開がしりたくてワクワクしながら2日で読破しました。

    とにかく、どんでん返しが何回もあって、飽きない!
    やっぱりそうだと思った、とは読者に簡単に言わせないように練りに練ってあります。

    2回目読んで、あーここねが...続きを読む