泉ゆたかのレビュー一覧
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ほのぼのだけではなく、登場人物それぞれの心の痛みも書かれているが、お手伝いという、心の寄り添いをし、コインランドリーに来た人たちを励まして、働いてる本人達も成長していくお話。続編も展開したら面白そうだな!と思った。ハートフルな物語。Posted by ブクログ
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安直かもしれませんが、「心が洗われる」というのはこういうことを言うんだな。と感じました。
人は誰しも思いを抱えながら生きていて(一様にしてネガティブなモノ)それは他人からは見えなくて、そんな思いを共有し理解し合えた時、心なしか晴れやかな気持ちになる。また前を向ける。
そんなストーリーがコインランドリ...続きを読むPosted by ブクログ -
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そこは心のモヤモヤを
洗い落とせる場所。
困った洗濯物も人に言えないお悩みも
コインランドリーで解決します。
心がすっきり&ふんわりする物語。
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ブラック企業を辞めて
ひとり引きこもっていた主人公...続きを読むPosted by ブクログ -
関東人の私がイメージする大阪のおばちゃんそのままのとし子さん。
偶然出会った人にガンガン話しかけ、自分のペースに巻き込み、知らずに人助けになってしまう。
コテコテで面白いなーと読んでいたら、『道頓堀の転売ヤー』で胸が熱くなる自分にびっくり。
とし子さんが大阪の神様に見えたよ。座敷わらしの大阪おばちゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
友達にプレゼントでもらいました。
とても楽しく読みました。
こんなコインランドリーがあったら行ってみたい、心温まるお話でした。
お洗濯についても勉強になります。Posted by ブクログ -
今回は重たい(-。-;
縁を結ぼうとして人には隠し子がいたことから、端を発するこの一冊。
実生活で不幸があったばかりなので、心が痛みましたね。
それでも後ろばかり向いて歩くわけにはいきませんからお糸ちゃんには次の巻で頑張ってほしいと切に願うラストでした。Posted by ブクログ -
泉ゆたか「幼なじみ」、お江戸縁切り帖シリーズ№2、2021.8発行。解説は花村萬月さんです。著者はペンネームから男性作家と思っていましたが、解説を読んで女性作家であることがわかりました。第2巻の内容は: カラス、かんざし、はちまき、剃刀、かまぼこ板 の連作5話です。長屋の住民が増えてきてます。熊蔵...続きを読むPosted by ブクログ
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「眠り」には、まだわからないことがたくさんある。薬、薬と気軽に言うけれど、身体に何らかの影響を及ぼすものは、元はと言えばすべて毒。泉ゆたか「朝の茶柱」、眠り医者ぐっすり庵シリーズ№2、2022.2発行、連作4話。眠り医者の兄の千寿松次郎は、患者の眠れない原因を探り、眠り猫のねうと一緒に治療を。一方...続きを読むPosted by ブクログ
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小普請方の御家人の娘、峰は父を亡くして家を飛び出し、長屋暮らしの町人に混じって大工仕事に精を出す。お江戸の女性のお仕事小説。
お花ちゃんが賢い。
峰の弟で父の跡取りとなる生っちょろい設定の門作が男前。…小普請方って刀差してるんですかね。まるっきり大工さんのイメージなんですけど。Posted by ブクログ