泉ゆたかのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ良かった!
泉ゆたかさん、初めて読んだのですが、ご都合主義ではない、理不尽を描いていて、切なくてとてもとても良かった
紀ノ川花魁の透けてしまいそうな儚さと、人としての誇りを失わなかった強さ
真っ黒い、買われてきた汚い子どもの一人だったわかな(タネ)が紀ノ川花魁に可愛がられ、自然に吉原に馴染んでいくさま
アサのプロ根性、梅の成長
遊女に振りかかる理不尽の100分の一も描かれてはいないけれど、この物語の底に流れる哀しさは全体をひんやりと引き締めている気がする
最後の紀ノ川と珠緒のやりとりが、切なくて胸を締め付けた
「これから旅の支度で忙しくなる」と言い、産んだ子を珠緒に託す紀ノ川への -
Posted by ブクログ
横浜コインランドリーシリーズの第3弾。面白すぎてこのシリーズ3巻を続けてあっという間に読んでしまった。
ブラック企業で身も心もすり減らしていた茜が、横浜コインランドリーで働き始めてから1年、店長の真奈の側でだんだん元気を取り戻し、クリーニング師の資格試験にも合格したところから始まった。今回もいろんな出来事がおこるが、真奈や茜やそこを訪れる人たちに助けられて心の洗濯をしていく様子が気持ちよかった。「出会う人たちもうまくいかなかったり、壁にぶつかったりしてイライラしていることもあるけれど、目の前のことに真剣に向き合って一生懸命に生きている人たちばかりだとわかるようになりました。」という茜の言葉はと -
Posted by ブクログ
私も産後に母乳外来にお世話になりました。
お話に出てくる『みどり助産院』のイメージも自身が行った助産院の雰囲気と似ていて、なんだか懐かしい気持ちになりました。
子供を愛おしく思う気持ちはもちろんあるのに、授乳が上手くいかないと追い詰められてる感じがしてしまう。。。。
作中に出てくるママさん達はとても頑張っていて、そして頑張りすぎてしまう。
『ママが心地よく過ごすことがいちばん大切です』と赤ちゃんのためにもママが無理してはいけないと寄り添って温かく包んでくれる言葉に出産からある程度経った私はうんうんと頷いてしまった。
続編も近々出るようなので、そちらも読んでみたいと楽しみにしてます。