泉ゆたかのレビュー一覧

  • 猫まくら 眠り医者ぐっすり庵

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    ネタバレ

    うん、眠るって大事。
    疲れていても眠れないってメンタルけずられちゃうし。
    両親をなくして親戚は信用できないなんて藍が眠れなくなるのも無理はない。
    兄の松次郎が帰ってきてよかった。
    なんともつかみ所のない男だけど、ある意味有能?
    「ぐっすり庵」を訪れるお客は思いがけないやり方で救われていく。
    須賀の登場にどうなることかと思ったけど、一安心。
    これ、この後も読みたいのでシリーズ化してほしい。

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    2021年03月09日
  • ベティーズキッチンへようこそ

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    葉山や逗子といった最高に景色の良い街が舞台で更に料理と英会話を学べるなんて、なんて素敵な設定。実際の英会話も英文のまま載っていて勉強になった。日本語訳部分を隠しながら、英文の方だけ読んで答え合わせするという楽しみ方もある。私も前のわんこの体調不良に気付けなくて、後悔してる。最期は腕の中で看取れたけど、もっと早く医療にかけてたら長生きできたんじゃないかと思うと胸がいっぱいになってしまう。亜衣さんがモモちゃんを失くして仕事ができなくなる程落ち込む気持ちがよくわかる。

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    2026年10月21日
  • ベティーズキッチンへようこそ

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    物語の舞台は、神奈川県・逗子にある家庭料理と英会話の教室〈Betty's Kitchen〉。

    愛犬・モモを亡くした朝倉亜衣は、モモの遺骨から作ったダイヤモンドの小包を置き配指定にしたことで紛失してしまう。

    冒頭から不穏な展開に引き込まれ、ハラハラした。

    私もネガティブな性格だが、亜衣はそれ以上に後ろ向きで、自分の気持ちを相手に伝えられない姿にはもどかしさを覚える。

    Betty's Kitchenに集うメンバーもそれぞれに悩みを抱えている。

    人との出会いで心に変化が生まれ、一歩を踏み出していく彼女たちの姿に安堵した。

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    2026年10月13日
  • 雨あがり お江戸縁切り帖

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    ネタバレ

    幼少の頃、人には見えない何かが見えて養親に気味悪がられ、寺に預けられた糸。
    長屋で一人暮らしを始め、代書で生計を立てていましたが、ある時縁切り状の代筆を頼まれ ―― 。

    糸は同じ長屋に住むおイネばあさん、父との二人暮らしの奈々等、お互いに助け合って暮らしています。
    まだ十代の糸や九歳の奈々は大人びたところがあっても、まだ人生経験はないです。だからこそ、素直に人の心に届く言葉があるのかもしれません。

    印象に残ったのは、今でいうママ友同士のほんの行き違いから絶縁状に発展した『飴玉』。
    この連作短編集は江戸の大火の後の設定で、皆、大変ながらも暮らしていかなければいけなかった時です。
    お里とお竹、誤解が解けたなら友達のままでもよかったのでは、と思わないでもありません…。

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    2026年10月13日
  • 横浜コインランドリー

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    程よい軽さで読みやすかった
    私が知っているコインランドリーはこんなに温度のある空間じゃないけれど、人を愛そうとする姿勢が眩しかった
    そんなおおらかさで人を包み込めたらな
    過去が人の役に立つなら、少し救われる気がする

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    2026年09月28日
  • 満員御礼 歌舞伎楽屋裏ばなし

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    半四郎が上方から連れてきた天才子役・音松の世話を任された希和。華やかな歌舞伎世界の決して表には出してはいけない裏のあれこれ。そして何よりも血筋に重きをおかれる世界で才能と努力でどこまでいけるのか。色々興味が尽きない。

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    2026年08月05日
  • 横浜コインランドリー

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    ブラック企業を辞めて、家に引きこもっていた主人公が洗濯機が壊れたことをきっかけにコインランドリーで働くことに。
    そこで出会う人たちの苦悩や弱った心を「洗濯」を通して軽くしてくれる、まさに心の洗濯物語。
    真奈さんの、はっきりと物を言うのに全然嫌な気持ちにならない言い方が好きだな〜
    充とのこれからが楽しみ。

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    2026年05月08日
  • 横浜コインランドリー

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    ネタバレ

    主人公の茜が職を失い路頭に迷っていたところ、みなとみらいのおしゃれなヨコハマコインランドリーに出会いバイトを始める。やってくる色々なお客さんとの出会いをほのぼの描いた短編集のような一冊。ちょっと極端な考えを口にしがちな主人公茜に対して、ほのぼのした雰囲気のオーナー真奈、という対比のような構図が印象的だが、実は真奈にも暗いバックグラウンドがあるとこが後半に分かってくる、、、。

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    2026年05月02日
  • 本日初日 歌舞伎楽屋裏ばなし

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    ネタバレ

    今、流行りの芝居小屋もの。
    芝居國と言われる小屋の裏方になった希和。そこは上に立ったものが勝ちの世界で、理が通らない場所。
    裏から見るのも面白かったですね。
    そして、いつか歌舞伎にはしるのかなぁ。

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    2026年03月05日
  • れんげ出合茶屋

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    江戸で三人の女性が不忍池界隈で出合茶屋を営む話。三人それぞれに悲しい過去があり、それでも前を向いて頑張っている姿と三人の距離感がなんかいい。最後に1人の女性とその子供も増えて少しずつ環境も変わっていく数年後の茶屋がどうなってるのかも読んでみたいなと思う。

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    2026年02月22日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    横浜のコインランドリーを舞台に、心まで洗われるシリーズ第2弾。今回はお嬢様育ちのインフルエンサー琴美、お姑さんが同居し、疎外感を持つ由香、奥さんが亡くなって、子育てにガムシャラな田野倉など。ちょっと出来すぎな展開もあるけど、衣類がさっぱり清潔になるのって、気持ちがいいものだなって思う。

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    2026年02月16日
  • 本日初日 歌舞伎楽屋裏ばなし

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    何かと今話題の歌舞伎。今をときめく女形役者・五代目岩井半四郎の付き人として働く希和の奮闘記。華やかな表舞台ではなくその舞台を支える裏側の話。今後が楽しみなシリーズ。

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    2026年01月29日
  • 横浜コインランドリー

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    読んでいて途中でやめようか、少し悩んだ。
    茜の自分もいろんなことが辛くて、病んで退職したのに、他人に対する気遣いの前にまず決めつけるところ、安直なところが受け付けられず。
    読み切って、そんなに嫌な気持ちは残らなかったが、シリーズか…
    続きに定価を払う気にはならないが、読みやすくはあったし、みんなの今後も気になる。

    洗濯に関して学べることは少しあったけど、それ以外はうーん。

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    2025年12月26日
  • うぬぼれ犬 お江戸けもの医 毛玉堂

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    獣専門の療養所「毛玉堂」の医師凌雲と妻津。
    様々な動物たちが患畜としてやってくる。
    薄汚れた猫、鍵開けをする猿、鏡を見るのが好きな犬、死産の後傷が膿んでしまった馬、身体の色が抜けてきた金魚。
    今作では同じ獣医師として女医師鈴蘭が現れ、共に医療に励む。また美津の幼馴染お仙が身籠るという吉事が。
    凌雲と美津のあいだも少しずつ夫婦らしくなっていく。 
    優しい穏やかな物語。

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    2025年12月01日
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂

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    谷中でけもの専門の医療所「毛玉堂」の医師凌雲と美津の夫婦。
    毎日訪れてくる患畜とその飼い主たちの相手をして忙しく過ごしている。
    そんな日々のなか、身体を小さく作らされた犬達が増えていることに気づく。それらの犬達はみんな「賢犬堂」という犬屋から買ったものだという。
    その主人は犬の身体を壊しかねないような交配をする悪者なのか。美津たちはどんな人物なのか確かめる為に会いに行く。
    動物達と人との絆が描かれていて心が暖かくなる。
    美津と凌雲との仲も少しずつ夫婦らしくなってきてこの先が楽しみ。

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    2025年11月26日
  • 猫まくら 眠り医者ぐっすり庵

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    けっきょく昔の人たちも、眠れない根本的な原因は心理的なものが影響してたんだなぁ。
    眠れない人がどうしてそんな状態になっているのか?という謎から毎回始まるから、ミステリーが好きな人とかも楽しめそう。

    ただ猫を飼ったことがないからか、ねうに触れるとみんな急に眠くなりだすというのがよくわからない描写だった。

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    2025年11月24日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    いつもの登場人物にプラスされた人が何か問題を起こす。それを真奈さんや茜さん達が丁寧に優しくサポートしてくれる。最後はハッピーエンドだから、安心して読んでいられる。大塚さん、琴美ちゃんなど登場人物が追加されて益々安心。
    さあこれから次の本、雨のち晴を読みます。

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    2025年11月23日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    悩みが全部解決するわけじゃないけど、誰かに聞いてもらえるって心が軽くなるよね。思ったより充との関係が発展しなくて残念だけど。

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    2025年11月22日
  • 横浜コインランドリー

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    ほんわかしたストーリー。真奈さんと茜コンビが最高。この二人にも辛い過去がある。そして、このコインランドリーに来るお客さんにもいろいろな過去がある。そんな大きな悩み、小さな悩みを持っている。ここに来て美味しいコーヒー飲んで気持ちが軽くなると自分の話をするとその悩みが軽くなる。

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    2025年11月08日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    様々な事情を抱えた人がやってくるコインランドリー。
    みんな物わかり良すぎない?問題解決早すぎない?とちょっと思ってしまった時もあったのですが、
    それはきっと茜ちゃんと真奈さん、そしてコインランドリーの力と思いたい。小説の中だけでも温かい気持ちになりたいものですよね。

    茜ちゃんの、素直で正義感の強い感じが好きです。それゆえにすぐ行動にうつしそうになるところを真奈さんが優しく制してくれる。素敵な関係だなあ。

    一作目の時は二作目を読むか迷ったのですが、今回はぜひ三作目を読みたいなと思っています。

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    2025年10月18日