泉ゆたかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幼少の頃、人には見えない何かが見えて養親に気味悪がられ、寺に預けられた糸。
長屋で一人暮らしを始め、代書で生計を立てていましたが、ある時縁切り状の代筆を頼まれ ―― 。
糸は同じ長屋に住むおイネばあさん、父との二人暮らしの奈々等、お互いに助け合って暮らしています。
まだ十代の糸や九歳の奈々は大人びたところがあっても、まだ人生経験はないです。だからこそ、素直に人の心に届く言葉があるのかもしれません。
印象に残ったのは、今でいうママ友同士のほんの行き違いから絶縁状に発展した『飴玉』。
この連作短編集は江戸の大火の後の設定で、皆、大変ながらも暮らしていかなければいけなかった時です。
お里とお竹、誤解が解けたなら友達のままでもよかったのでは、と思わないでもありません…。