【感想・ネタバレ】横浜コインランドリーのレビュー

あらすじ

そこは心のモヤモヤを洗い落とせる場所。
困った洗濯物も人に言えないお悩みも
コインランドリーで解決します。
心がすっきり&ふんわりする物語。

中島茜は新卒から三年間働いたブラック企業を辞め、家に引きこもっていた。このままじゃ駄目だと、半月ぶりに洗濯を思い立ったものの、洗濯機が故障。途方にくれた茜は、近所で見つけた「ヨコハマコインランドリー」に駆け込む。洗濯相談も行うその店で、店長の新井真奈と出会い、話をするうちに、いつしか茜の心は軽くなり……様々な悩みを抱える人々が集う、心の洗濯物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心を落ち着ける作品にしては珍しく
マイナスな言葉がストレートに書かれている。

こういう本を読むと、心が綺麗な人・素直な人が世の中にはいるんだ、それは自分ではないと強く感じてしまうことがあるが、この本にはそれがなかった。
臭いと感じたら顔を歪める、自分に不都合を感じたら逃げる。
そのマイナスな表現が、こんなふうに思ってしまう自分は最低!なんて思わなくていいんだと、すごく楽になれた。

何もしたくない、でもしなきゃいけない、でもやれなかった今日、1日没頭して読んだ。
逃げがちな最近にぴったりな一冊だった。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

ブラック不動産企業で心と体をすり減らし、家に引きこもっていた茜が、洗濯機の故障で重い腰を上げて足を運んだのはコインランドリー。そこで店長の真美さんと出会い、悩みを秘めた人々と接するうちに元気になっていく物語。自分好みのシリーズまた一つ見つけました!

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

棚差しで合った初読の作家さん。

わりと人生に疲れた女性がコインランドリーとの出会いで前向きになっていく…、と、いうなんともいえな展開に興味がひかれた。

コインランドリーとの出会い、と、いうより、そこで出会う人たちとの関係、ってことやけど(それはそう)、茜ちゃんの生真面目さからくるしんどさが
「わかる…」
って感じやったので、真奈さんと一緒にすごすうちに回復していくさまに
「がんばれ…」
と、ほっこり応援しつつ読んでいたら真奈さんのバックグラウンドのほうが重かった、と、いう、すごい一冊やった(笑)。

でも、文章も好みやし、茜ちゃんと真奈さんの他のコインランドリー利用者もおもしろいし、で、これは続きを読みたい。

この調子でどうやって話が続いていくんやろう?
今度は利用者のバックグラウンドに照準がいくのか、それとも真奈さんの過去をもっとほりさげるのか…。

なんか、こう、たとえは悪いけど明るいタッチの大沼紀子氏みたいな感じ。失礼。
(いや、どちらの作家さんもおもしろい)

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2025年02月11日

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コインランドリーの話?と読み始めたけど。そこで働く人達やお客さん、その人となりがぐるぐる回っていい感じ。

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2025年01月01日

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なんでもない日常の中に、自分を取り戻す癒しがあるんだなぁと思った。意識したい内容だった。
とても読みやすくて一気読み。続編があるみたい。早速、明日買いに行こう。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

物語の中では横浜という街がとても素敵に描かれている。飲食店、街並み、そこで暮らす人々。そして横浜コインランドリー。
洗濯物と共に悲しみや苦しみ、抱え込んでしまっている悩みも一緒に洗い流してくれるような心温まる素敵なお話でした。
洗濯の知識も沢山出てくるので勉強にもなります。
本当に読んで良かったなぁ(*ˊ˘ˋ*)

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2024年09月30日

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真奈のような人と一緒に石鹸の匂いが心地よい気分にさせてくれるコインランドリーで働いてみたいなと思った。様々な事情を抱えてやってくるお客さん、洗濯物を洗い終えてきれいになると心も洗われたかのように気持ちがすっきりとなる。美味しいコーヒーで癒され洗濯相談にものってくれる居心地の良いコインランドリーが近くにあったらいいなと思った。茜の成長と恋の行方も楽しみで続きが読みたい。

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2024年09月04日

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人生初の食中毒に罹り、読書どころか衣食住さえズタボロで、一週間超本と離れていた。ひさびさの読書にうれしさと謎の緊張(この本がもし合わなかったら、読書と距離ができちゃうんじゃないかという…)を胸に本を開いた。
、、、めちゃめちゃ合いますやん…私の不安など全くの杞憂で、なんと一日で読んでしまいました笑笑
サクッと読みやすいボリューム&内容で、しっかりハートを掴まれた♡いいスタートが切れたので、次の読書が楽しみ!さーて次は何読もうかな〜っと。

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2024年07月01日

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横浜の旅行中に書店で購入しました。
序盤では横浜の街並みが丁寧に描かれていて、旅行中ということもあり、中華街などの情景がリアルに思い浮かびました。

コインランドリーの店長 真奈さんは、仕事が完璧で丁寧で、主人公の茜にも優しく接する素敵な女性です。終盤で真奈の過去が明らかになり、より一層好きになりました。そんな過去の経験を経てなお、人に優しくいられる真奈さんは、懐の深い女性だと思います。私もそんな落ち着いた女性になりたいと感じました。

旅行が終わったあと、プライベートが慌ただしくなっていた時期にもこの作品の続きを読んだのですが、忙しい日常の中でこそ、こういうほっこり系の物語が心に沁みます。静かに穏やかな気持ちを取り戻せる一冊でした。

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2025年11月09日

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コインランドリーを舞台に人と人とが繋がっていくあったかいお話。コインランドリーって行ったことないけど、こんなコーヒーでひと息つける場所があったら行ってみたい。いろんな悩みも洗濯するみたいにじゃぶじゃぶ洗い流してくれたらいいのにな。毎日の洗濯をもう少し丁寧にしてみようと思った。

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2025年08月07日

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接客業のアルバイトをしてた大学生の時、
なんでこんなイライラした態度で接してくるお客さんいるんだろう?心に余裕を持てばいいのにってよく思ってた

だけど、自分も社会人になって人間関係とか仕事とかいろんな経験や悩みを経て、みんな何かしらと闘って限界に近い状態でもがいている人がたくさんいるんだろうなぁって気づけるようになった。

自分が直接その人たちに何かできるわけではないけど、みんな何かを抱えて闘ってる、と考えられる想像力を持つ人が1人でも増えれば優しさは伝播するのでは(と信じたい)

本当に辛い時になんでもない一言をかけてくれる人の存在って貴重だよなぁと改めて思えた本(自分もいつかは声掛けできる側になりたい)

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2025年06月17日

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私もこんなコインランドリーがあれば行ってみたい。
というか、私も、私にとってのまなさんのような人に出会いたいなと思ってしまった。

茜にも共感できるところが多くて、これからどうしようが頭でぐるぐるしてるけど、自分が心躍ることをやってみたら少し前に進めるのかな〜

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2025年05月30日

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読んでいて元気になる。
自分の家の近くにもコーヒーが飲めるおしゃれなコインランドリーできてほしいな。

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2025年05月11日

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表紙の可愛さとあらすじに惹かれ購入。
「心がすっきり&ふんわりする物語」のキャッチコピーがぴったり!
人に嫌な態度をとってしまって心が冷たくなる主人公の気持ち、わかるなあ。
忙しい毎日だからこそ、心の洗濯も大切だよね!!
真奈の言葉選びが素敵だった

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2025年04月02日

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ほっこりする話。
働き方がそれぞれある中で人の心が救えるのはやっぱり環境なんだなと思った。
コインランドリー利用者の背景も面白かった

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2025年02月10日

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あっさりと読めた。
コインランドリーは勝手がわからなくて使ったことはないが、真奈さんのような親切なお店の方がいたら使ってみたいなあと思った。

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2024年12月02日

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ずっと横浜に住んでいるので、情景が思い浮かんでリアルに感じながら読むことができた

洗濯すれば汚れが落ちるように、乾燥機にかければふんわり暖かくなるように、人の心もきっと何度だっていつだって優しくて暖かいものにできる

誰が読んでも分かりやすく、読んでいて微笑んでしまうような、ほっとする作品でした

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2024年11月05日

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コインランドリーを通して、人と人が繋がっていくのが素敵でした。
身の回りにもこんな場所があったらと思います。

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2024年09月29日

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ネタバレ

  読んでいたとっても楽しかったです♪
   横浜市民であることもあった勝手にお店の場所を想像したりするのって、私にはとっても楽しい
  洗濯は嫌いではないので、ところどころで出てくるうんちくになるほどと思ったりもし


  そして、何よりも洗濯を通して悩み事を解決していく真奈さんがいい♪

  家で洗濯できる人ばかりではないってことを考えるって大事ですよね。生乾き臭を振りまく洗濯物を持ち込む男性。大事にしまいこんだためにカビだらけになってしまったTシャツ。
  乾燥機に一つ残って、縮んでしまった幼児の靴下。いつまでも洗い終わった洗濯物を取りに来ない客。

  なんて常識のない、と言ってしまえばそこまで。でも真奈はそうしたお客の抱えいる問題とその先にある答えを出してくれる。まさにプロ。

  そして、アイロンがけ。アイロン苦手なので、プロはTシャツにもアイロンをかけることができるのかと驚き。

  読んでいて楽しくて、ほろりとするところもあって癒されました。

今日もベランダにはたくさんの洗濯物が並んでいます。梅雨も明けたし、よく乾くでしょうね(*^^*)

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2024年07月22日

Posted by ブクログ

ほんわかしたストーリー。真奈さんと茜コンビが最高。この二人にも辛い過去がある。そして、このコインランドリーに来るお客さんにもいろいろな過去がある。そんな大きな悩み、小さな悩みを持っている。ここに来て美味しいコーヒー飲んで気持ちが軽くなると自分の話をするとその悩みが軽くなる。

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2025年11月08日

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ネタバレ

3年間ブラック企業で働いていた茜が、仕事を辞め「ヨコハマコインランドリー」で洗濯をするところからストーリーが始まる。
店長の真奈や高岡ファミリー、また多くのお客さんとの交流の中で、茜の心は軽くなり前向きになっていく。
洗濯をして服も心もスッキリする気持ちはよく分かるし、私も「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけられたら嬉しいと思う。茜のように涙が出てしまう気持ちもわかる気がする。
「洗濯」を題材にしたストーリー性も良かった!

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2025年10月13日

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さりげなく自分のことを気にかけてくれる人がいるっていいなー。家族とか友達とか同僚とかそういう人たちとしか話さないからコインランドリーで出会って関係を築くってすごくいいなって。
洋服が綺麗になるように、濡れていたものが乾くようにさわやかなすっきりした気持ちになれてあっと言う間に読み終わっちゃった。茜と充の関係も気になるし早く次が読みたい。

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2025年10月02日

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洗濯の豆知識を多少。後はコインランドリーを舞台というスパイスをかけて、う〜ん、よくある感じの、仕事に挫折した主人公だったり、家庭に問題がある・あったキャラたち、恋、と普通でした。既視感。嫌いではないです。
次作読むか悩む

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2025年08月20日

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サクッと読み終えることができた。特に感情の起伏も無く、ほっこりすることもありながら、なるほどなーと考えさせられたり、まなさん素敵だなぁって思いながら読み終えた。

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2025年08月12日

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横浜が好きな人は読んで欲しい。
情景が思い浮かべやすく、読んでて作品に溶け込めやすかったし、さくさく読めるのでオススメ。

だけど、何故か最後はちと重めな話だったのが、うーんって感じだった。

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2025年05月28日

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コインランドリーの店主とバイトとお客さんのふれあいを描いた話。コインランドリーに、常時2人も店員がいる事に違和感を感じてしまった。
サラッと読めて悪くはないのだけど、これと言った心を動かされることもなく、半年後には内容を忘れていそう。

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2025年05月23日

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元町エリアの素敵な街並みの情景を思い浮かべながら読みました。
題名と表紙絵とはギャップがあるヘビーな話もありますが題名通りの心洗われるストーリー
癒されたい時また読みます

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

タイトル通り、ちょっと珍しく感じるコインランドリーが舞台となるお話。普段コインランドリーをほとんど利用しないので知らないことがたくさんあって読んでいて楽しい。何よりも、ブラックな不動産会社を辞めた茜が出会った店長の真奈も、色んなものを抱えていながらコインランドリーを利用しに来た客との関わりも真っ直ぐで優しさを感じるのでとても読みやすく親しみやすい。お日様に当てた洗濯物も気持ちいいけど、乾燥機にかけた洗濯物もふかふかで気持ちいいから好き。落ち込んだり悩んだ気持ちもこうやってまっさらに洗濯できたらいいなぁ。

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2024年10月28日

Posted by ブクログ

洗濯の知識や心が爽やかになれる心地のいい小説

コインランドリーって誰もが一度は使用されたことがあると思います。
そこを舞台に、洗濯に知識や利用する住人の悩みなどを相談に乗って少し解決する話です。

少し心がモヤっとしたことを洗濯してくれたような気持ちになってとても心地よく読めました。
また、とても読みやすくスーッと話が入ってきました。

続編もあるようなので近いうちに読む予定です。
洗濯の知識は奥が深いです。

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2024年09月13日

Posted by ブクログ

わかりやすくてやさしい本が読みたいときにおすすめ。

ブラック企業で心をすり減らした茜が、洗濯相談も受け付けているコインランドリーの店長真奈の人柄に引かれてアルバイトとして働き始めます。

真奈さんは淡々としていて、それでも人を思いやる気持ちに長けていて、あたたかくていつでも背筋を伸ばしている、洗いたての洗濯物のような人です。
こんな人がいるコインランドリー、さぞ居心地がいいでしょう。

洗濯を通してお客様の問題や悩みを解決していく様はまさに心の洗濯です。

すごく嫌な人が出てこないのもいい。

真奈の師匠で穏やかで親切で働き者で職人技が光る大人の男充先生。彼のデートの行き先が身内のレストランってところだけがちょっと謎でした(笑)外堀を埋めようとしてるのかしら(笑)

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2024年09月08日

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