【感想・ネタバレ】猫まくら 眠り医者ぐっすり庵のレビュー

あらすじ

江戸っ子だって
ぐっすり眠りたい!

心と体がほっこりする養生所、始めました!
(眠り猫もいるよ!)

明日のために眠りませう――
江戸っ子のお悩み承ります!

茶問屋の娘として育った藍は、両親を相次いで亡くし、不安で眠れぬ日々が続いていた。
そこに帰ってきたのは、医学を学びに長崎へ行ったまま二年も家を空けていた兄の松次郎だった。
兄に眠りの大切さを教えられた藍は、兄とともに眠り専門の養生所〈ぐっすり庵〉を開く。
しかし、肝心の兄の生活には大きな問題が…。温かさと癒しあふれる時代小説。

細谷正充氏絶賛の人情時代小説!

とかくストレスの多い世の中だ。心に鬱屈があってなかなか眠れず、
疲れが取れないこともあるだろう。そんな人にこそ本書を薦めたい。
本書そのものが安眠枕だからだ。寝る前に読めば、
本を閉じた後、気持ちよく眠ることができるだろう。
――細谷正充(文芸評論家)

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江戸っ子だって
ぐっすり眠りたい!

心と体がほっこりする養生所、始めました!
(眠り猫もいるよ! )

内容(ブックデータベースより)

明日のために眠りませう――
江戸っ子のお悩み承ります!

茶問屋の娘として育った藍は、両親を相次いで亡くし、不安で眠れぬ日々が続いていた。そこに帰ってきたのは、医学を学びに長崎へ行ったまま二年も家を空けていた兄の松次郎だった。兄に眠りの大切さを教えられた藍は、兄とともに眠り専門の養生所〈ぐっすり庵〉を開く。しかし、肝心の兄の生活には大きな問題が…。温かさと癒しあふれる時代小説。

令和7年2月21日~24日

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2025年02月24日

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眠りについてよく考えさせられる話だった。
特に私の印象に残っているのは第5章「昔の友」だ。眠りについてだけでなく医者や薬の役割、更には社会での人の役割を再認識させられた。
同じ作者の「毛玉堂」が好きで手に取ったが、とても楽しい作品だった。

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2024年05月11日

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ネタバレ

両親を亡くした茶問屋、千寿屋の娘、藍。
長崎で蘭方医になるため出かけた兄を待つ日々。

ある日、母を亡くしてからねむれなくなった藍の元に兄が帰ってくることから物語は始まる。

睡眠と健康は深く結び付いているのだけど、中々、しっかり眠る事ができない人も多いですよね。

その理由もそれぞれ。

読んだ後にゴロリと横になって、眠くなるのも悪くないなぁと思わせてくれる一冊です(^^)

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2021年02月07日

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茶問屋の娘の藍両親を相次いで亡くし、傷心で眠れぬ日々が続いていた。そんなとき蘭学を長崎で学んでいた兄の末次郎が帰ってきた。末次郎は眠り専門のぐっすり庵を開く。

眠りに問題を抱えている人達のお話5選。どれもみんな心にどこか引っかかりがあり眠れない人ばかり。やはりメンタルが重要なんだなと感じた。

の過去があんまり語られなかったのがきになるところ

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2021年10月10日

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ネタバレ

うん、眠るって大事。
疲れていても眠れないってメンタルけずられちゃうし。
両親をなくして親戚は信用できないなんて藍が眠れなくなるのも無理はない。
兄の松次郎が帰ってきてよかった。
なんともつかみ所のない男だけど、ある意味有能?
「ぐっすり庵」を訪れるお客は思いがけないやり方で救われていく。
須賀の登場にどうなることかと思ったけど、一安心。
これ、この後も読みたいのでシリーズ化してほしい。

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2021年03月09日

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けっきょく昔の人たちも、眠れない根本的な原因は心理的なものが影響してたんだなぁ。
眠れない人がどうしてそんな状態になっているのか?という謎から毎回始まるから、ミステリーが好きな人とかも楽しめそう。

ただ猫を飼ったことがないからか、ねうに触れるとみんな急に眠くなりだすというのがよくわからない描写だった。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

シーボルトの鳴滝塾で 勉強した兄の松次郎が帰ってきた。両親が亡くなって不安だった藍
ところかシーボルトが敵国スパイの容疑がかけられ
鳴滝塾にいたもよたちは お尋ね者になる。
そこで こっそりと 茶畑の奥で ぐっすり庵を開く
眠れなくて困っている人たちを 眠れるようにする。
なんか 処方は猫だけのような気もするが
確かに猫と一緒だとよく眠れる。
眠れるようになると 確かに体の不調も良くなるのかもしれない。
まったりとした 日向ぼっこのような小説です。

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2025年03月19日

Posted by ブクログ

眠れない人達が助けを乞う「ぐっすり庵」。
本の表紙のイラストを見ているだけで日向のぬくもりを感じる。

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2023年11月16日

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