泉ゆたかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルに引かれて。私も大阪出身なので気になり手に取りました。
大阪のおばちゃん・とし子の畳み掛けるようなしゃべりがすごい…キャラ濃いなぁ。
短編集ですが、おばちゃんのちょっと(?)強引なおせっかいが悩める人たちを救うストーリー。
『人に話すと、そんだけで結構楽になんねんで』
悩みを吐き出せる相手がいる、話を聞いてくれる人がいる。自分のために一喜一憂してくれる人の存在って大きい。
登場人物たちみんなそれぞれの事情で悩んでて苦しそうだったけど、なかでもとくに印象に残ったのは「道頓堀転売ヤー」
悲しくも虐待のニュースが絶えないけど、ある点において改めてネグレクトの罪深さを認識した。
もう1つは最終話の「だんじり祭」。
いつもエネルギッシュな大阪のおばちゃんも色々抱えてる。人生色々。
自らに言い聞かせ鼓舞してる、頑張ってる姿はすごいけど心配になりました。
大阪のおばちゃんパワーが炸裂してる作品。
みんながみんなそうじゃないけど、騒がしくて人と人との壁が低い。
それが本作では誰かを救う良き出会いになってて良かった。
通りすがりでも、どこかで誰かの言葉に救われるといい✨
『なぁ、そこのあんた。何か辛いことあったん?そんなしょぼくれた顔せんと、大阪のおばちゃんに言うてみ?』
作品で久しぶりに触れる大阪弁が懐かしかった。
私の地元にも「だんじり祭」があるので祭りに関するワードも懐かしかったです。
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Posted by ブクログ
グイグイとお節介をやくとしこさん、そして人の心を動かして笑顔にさせてくれる。そんなおばちゃんにも暗い過去、そして家庭問題もある。
ネタバレなのでこれを読んでる方は注意です。
息子は事故で、しかも彼女を迎えに行く途中のバイト事故で寝たきりに、義母は容赦ない嫁いびり。旦那は亭主関白。何も悩みがないと思っていたら問題を抱えていて、しかもわがままだった。そして息子の彼女に甘えたり、嫉妬したり、感情の起伏も激しい。
そんなおばちゃんの内面を後半に持ってきて裏切られた、最初に持ってきてどうして明るく人を元気にさせてくれる人になったのかに繋げてほしかったと思ったが、人は多面性があり、出会いによって人生が激変するのだと教えてくれた。
おばちゃんは芸能事務所の社長が自殺しようと考えていたおばちゃんを助けたことから明るくなったし、おばちゃんの出会いで明るくなった人たち、人の出会いは大切なのは分かったが私みたいな飽きる人、人嫌いな人はどんな出会いでどんな変化を遂げるのだろうか。人嫌いは治るのかなぁ。