泉ゆたかのレビュー一覧

  • 横浜コインランドリー
    コインランドリーって無人というイメージで
    こういうアットホームなコインランドリーがあるのはいいなと思った。
    生きていくうえで、いろんな悩みとかあるけど
    そういったものも洗い流せればいまよりも生きていくのが楽しくなるのかなと。
    次の休みの日にはコインランドリーでゆっくり洗濯してみるのもありかな。
  • 横浜コインランドリー
    皆何かに悩みながら生きていく中、それぞれが洗濯、横浜コインランドリーを通して前を向いて進んでいく!
    登場人物がみな魅力的で惹かれていく(*ˊ˘ˋ*)
    洗濯についての知識が知れたり、食事も美味しそうに書かれていてその面でも読んでいて面白かった( * ॑꒳ ॑*)
    1番ハッとされられた言葉…
    「時代は大...続きを読む
  • 横浜コインランドリー
    地元の名称が出てくる作品はついつい手にしたくなり、これもその1つでまた内容的にもほのぼのとした読みやすさでした。真奈さんがミステリアスな感じかと思ったら、子供時代のネグレクト経験がトラウマだったとは。
  • 京の恋だより 眠り医者ぐっすり庵
    今回は藍ちゃんは初めての旅へ。
    この時代はなかなか旅に行くことはできませんよね。

    その為か、眠れなくなってしまう所は微笑ましいけど、体調を崩しては困ってしまいますよね(ーー;)

    旅の経験や淡い初恋が微笑ましい一作でした(^^)
  • 横浜コインランドリー
    全く初めての作家、内容不明だが、「横浜」のタイトルだけで購入。これが正解。面白い。一気読み。主人公は「プロ」(レスラー)とあだ名されるような女性だがどこか可愛らしい。店の主人はちょっと謎の存在だが、この人も魅力的。近くの店の人たちが皆いい。続編に期待。
  • 横浜コインランドリー
    登場人物の悩みや問題を解決していく本は色々ありますが、コインランドリー店が舞台となっている内容は初めて読みました。
    お店に来るお客さんなどの登場人物たちが抱えている悩みについて、話をしていき関わっていくことで解決されていく展開です。店長さんの抱えている悩みも重いものでしたが主人公やお客さん達との関わ...続きを読む
  • 横浜コインランドリー
    洗濯は誰かの愛情と優しさでできている。横浜が今までよりもちょっと好きになるし、洗濯にも詳しくなる。そして最終話ではメタリカも出てくるよ。泉さんはメタリカ好きなのかとかちょっと妄想してしまう。ちょっと心が汚れていた時に読んだのでそれも少しきれいにしてもらえた気がします。素敵な作品でオススメです。
  • おしどり長屋 おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記
    今回は下総の大店の若旦那が江戸へ店を出すためにやってきて、店を出す場所を探すことから始まります。
    それに関わっていろんなところで普請を受けることになるお峰。

    夫婦になって、ややこもお腹にいるのに旦那にかみついたりする女房のために住んでいる長屋の普請。

    子供の声がうるさいと言われてしま...続きを読む
  • 恋ごろも お江戸縁切り帖
     人というのは面倒で厄介で、そしてなかなか良いもの。見栄を捨てることが大切なのかもしれません。泉ゆたかさん、働く人を書きたいとのこと。「恋ごろも」、お江戸縁切り帖シリーズ№3、2022.7発行、連作5話。お糸にぞっこんの熊蔵、幼なじみの藤吉、イネの息子で医者の銀太。3人の男たちとお糸の今後は? ラス...続きを読む
  • 雨あがり お江戸縁切り帖
     明暦3年の大火で長屋暮らしになったお糸17歳。右隣は9歳の奈々と父親の岩助、右隣はちょっと因業だけど三匹の野良猫の世話をしているおイネ。長屋暮らしは、薄い壁越しに温もりが伝わってくる。お糸は縁切りの手紙を書く代書屋を。縁の始まり、縁の切れ目、そして丸くおさまる縁・・・、読み応えがあります。泉ゆたか...続きを読む
  • 君をおくる
    いいお話しでした。ますます動物が飼えなくなる。親の介護のことまで考えさせられました。生きるものを最後まで看取ることの大切さを感じられる作品でした。
  • 幽霊長屋、お貸しします(二)
    謎の人物登場。どうも幽霊話を集めているよう(江戸の福澤さんかいな)で。

    金造親方の弱みを握って、幽霊がでる店に侵入させたりとか(;^_^A

    でも、この男が長吉の行方不明になっている両親のことを知っているようで……。

    今回も楽しく読ませていただきました♪

    続きが楽しみです(...続きを読む
  • 幽霊長屋、お貸しします(一)
    お奈津は読売の穂拾い(江戸で起こる刺激的な事件を集めて記事を書くためのネタ集め)をしている。
    その読売の親方から『事故物件』の専門の家守(不動産屋)の直吉に張り付いて、ネタを仕入れるように言いつけられる。

    その幽霊騒動に巻き込まれながら、お奈津は成仏できない幽霊の哀しい過去を知っていく。
    ...続きを読む
  • 君をおくる
    全4章。1章に1匹のペットとの出会いとお別れ。
    私も2匹の犬をおくったのでどの章も泣きながら読みました。
    でも読んだあと暗い気持ちとかにはならず、おくった2匹の犬を思い返すことが出来ました。
    そして、これからペットと過ごそうと考えてる方、今一緒に過ごされてる方、おくった方に読んでほしい本です。
  • 君をおくる
    優しい気持ちになれる一冊でした。

    動物を飼うというのは命を預かるということをしっかり心に刻みたいと思いました。

    本棚に並ぶ、今は亡き愛犬の写真を見ながら、楽しい思い出も最後の辛い日々も共にあればこそ。

    もうペットを飼うことはできませんから、こうした作品を読ませていただくとやはりうれしいです。
  • 五分後にホロリと江戸人情

    宝箱

    7人の作家の小品集で、江戸人情小話が、いっぱい。どれも、ちょっぴり切なく、ホロリとさせられる。次々と色々な話が、ポンポン出てくる宝箱のようだった。
  • 春告げ桜 眠り医者ぐっすり庵
    お藍ちゃん、頑張ってるね。ねうは、今回も大活躍♪
    初めての奉公は、何もかもが大変なことの連続だよね。
    そんな中、お友達もできて微笑ましい。
    (本当に猫と話せるならすごく羨ましいぞ。)
    女将が過去に手放した娘のお里の一件も、たぶん、なんとか落着。よかった、よかった。
    闘茶の顛末、どきどき、わくわく、素...続きを読む
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂
    元小石川養生所の医師“吉田凌雲”と妻“美津”が営む『お江戸けもの医毛玉堂』の日々を生き生きと綴る続編 連作短編集

    的確な診療の凌雲、飼主の心に寄り添う美津
    お互いに信頼しあいゆっくりと愛情を育むふたりに頬が緩みます

    お仙、善次のレギュラー陣も登場し物語を彩ります

    動物のちょっとした仕草や表情が...続きを読む
  • お江戸けもの医 毛玉堂
    元小石川養生所医師の“吉田凌雲”と幼い頃からの許嫁“美津”が営む江戸の動物のお医者さん『毛玉堂』を描いた時代小説 お仕事小説
    連作短編集

    心を壊した凌雲と、もの言えぬ動物たちに全力で接する美津
    すこぅしずつ絆が出来てゆく、心がほっこりするお話です
    幼馴染のお仙や、預かりっ子の善次も物語に彩りを添え...続きを読む
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂
    凌雲と美津の夫婦が、やってくる患者動物にまつわる困りごとを解決していく様子が温かくて微笑ましい。
    仙も、いい子なんだよねー、ちょっと困ったところもあるけどw
    あの子もまた登場してくれて嬉しい。
    けんけん堂の主人が、本当はどういう人なのかと思ったら、そうだったのか。今後も登場してくるかな。
    元気なてろ...続きを読む