泉ゆたかのレビュー一覧

  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    今回もかなり面白かったです!
    登場人物の個性も強く、読んでいて飽きませんでした!ほっこりと、優しい気持ちになれました。

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    2024年08月24日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    大阪のおばちゃんを売りにしたタレント兼主婦。赤の他人の面倒見てやる切符の良さと威勢の良さ。でも最愛の息子は障害者だった。

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    2024年08月05日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    続編、気になって手に取っちゃいました。
    今回も、読み終わるとすっきり&温かい気持ちになれました!茜の成長も嬉しいし、また続編期待しちゃう終わりかたでした。あー、楽しみ

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    2024年07月25日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    ネタバレ

    たくさんの人々と洗濯物と出会ってクリーニング師の資格を取ることにした茜。
      そんな茜がアルバイトしている『ヨコハマコインランドリー』の様子がSNSで発信されたことから、洗濯以外の目的で店に来る人が大勢やってきて店にやってきて困ったことに(;^_^A
      それでもいつものように困ったお客さんもたくさんやってきて……。

    今回は育ちざかりのお子さんを抱えて、泥だらけの洗濯ものを持ち込んできた働く父親の大変さ。
      かわいい恰好でおしゃれな女の子・琴美。彼女はインスタで店を紹介してしまった人物なのですが、職業はトラックドライバー。仕事のできる人物の作業着は汚れないという言葉にそんな一人前のドライバ

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    2024年07月23日
  • 横浜コインランドリー

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    ネタバレ

      読んでいたとっても楽しかったです♪
       横浜市民であることもあった勝手にお店の場所を想像したりするのって、私にはとっても楽しい
      洗濯は嫌いではないので、ところどころで出てくるうんちくになるほどと思ったりもし


      そして、何よりも洗濯を通して悩み事を解決していく真奈さんがいい♪

      家で洗濯できる人ばかりではないってことを考えるって大事ですよね。生乾き臭を振りまく洗濯物を持ち込む男性。大事にしまいこんだためにカビだらけになってしまったTシャツ。
      乾燥機に一つ残って、縮んでしまった幼児の靴下。いつまでも洗い終わった洗濯物を取りに来ない客。

      なんて常識のない、と言ってしまえ

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    2024年07月22日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    「横浜コインランドリー」第二弾。
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    喜びも悲しみも映し出す、
    シリーズ第二弾!

    洗濯の数だけ物語がある。

    妻を亡くした夫、
    同居する姑に悩む嫁、
    認知症の母と暮らす息子……
    人々が抱える事情やお悩みも
    洗い流し、心をときほぐす。
    -------------------------
    こちらも三連休前ご褒美爆買いの1冊。

    カフェとかレストランとか
    飲食店系が舞台の本はたくさんあるけれど、
    コインランドリーというテーマが素敵で。

    私自身はそこまで利用しないのですが、
    こんな場所があったら素敵だなと思います。

    転職して思いますが、
    自分に余裕

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    2024年07月15日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    ネタバレ

    続編が発売されると知って凄く楽しみにしていました(*^^*)
    前作から引き続き茜ちゃんや真奈さんなど馴染みのメンバーも出て来る中で、新しいお客さんも出てくる。皆悩みをもっている中で頑張っている。
    この作品を読んでいると心にある締め付けられた部分がフッと解かれるような、気持ちがスっと軽くなったような感覚になる。
    茜ちゃんも仕事に向き合い成長していて感動。素晴らしい。
    充さんと茜ちゃんの関係に進展がなかったのが少し残念。

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    2024年07月08日
  • ユーカラおとめ

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    ネタバレ

    アイヌの口承叙事詩ユーカラの研究をする金田一の依頼を受け、使命感に燃えて北海道から上京する幸恵の物語

    自分だからこそできること、すべきこと、したいこと
    そしてできないこと

    差別や抑圧に対する怒りと悲しみと諦めが滲む中、それでも使命を果たそうとする姿勢に胸を打たれた

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    2024年06月12日
  • ユーカラおとめ

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    男たちの無邪気な情熱と善意に翻弄され傷つき続ける女達。その女達は反目し合いながらも支え合い繋がっていく。知里幸恵の評伝という形をとってはいるが、焦点はその一点に絞られている。読みごたえあり。

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    2024年04月27日
  • おばちゃんに言うてみ?

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     どないしたん、えらいつらそうな顔してるで。おばちゃんに言うてみ? 言うたら気持ちが楽になるかも知れへんで。

     大阪は岸和田のおばちゃんが、悩める人たちの心を元気にするヒューマンドラマ。
              ◇
     スマホを見ていた正岡沙由美は、急に話しかけられて驚いた。ヨガウェア姿の沙由美を下着姿の高齢の女が見つめている。

     ここは岸和田駅前にある貸しスタジオの更衣室。着替え終わった沙由美は蛍光オレンジのトップスとダークグリーンのスパッツを身に着けている。
     件の女はそのウェアを指差して「ニンジンみたいでええなあ。スタイルがええもんな」
    と言うが、沙由美は褒められている気がしない。

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    2024年04月07日
  • ユーカラおとめ

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    ネタバレ

    冒頭の養母マツの疑問「幸恵は、なぜお伽噺のような甘ったるいユーカラを残したのか」の答えは、書かれたのだろうか。

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    2024年03月31日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    初読みの作家さん。
    「おばちゃんに言うてみ?」って~
    この装丁からして
    「ちょっと笑かしてくれるん?」
    軽~いノリで読み始めたら
    不意打ちを食らってしまった。。。

    5編の連作短編集。
    3編までは悩みを抱える3人に
    持ち前の大阪のおばちゃんパワーで体当たり。
    関西人ではない3人は
    最初は大阪のおばちゃんに恐れおののくのだが
    とし子のおかげで見失っていた自分に気付いていく。
    そして後半でとし子は
    大阪人の私に体当たりしてきた~
    「笑わしてくれるんちゃうの?」
    「あかん、泣いてしまうやん~」


    なあ、そこのあんた。
    何か辛いことあったん?
    そんなしょぼくれた顔せんと、
    大阪のおばちゃんに言うてみ

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    2024年03月07日
  • 母子草 お江戸縁切り帖

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    熊蔵に隠し子がいたことが発覚した衝撃の前巻からの続き。

    熊蔵との関係、養い親との再会、おヨネ婆さんからの厳しい言葉等々、お糸にとって試練の多い巻。
    その分、お糸に成長と変化の兆し。

    しかし今巻も先が気になりすぎる終わり方ー!!

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    2024年02月15日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    あぁ、、、数年前亡くなった
    あの人を想いだす
    って思ったら、やっぱり取材してた!
    大阪のおばちゃんにも、
    生きて経験したからこその
    芯の通ったコミュ法がある

    けど、弱さもある
    ただのおばちゃん

    だから、好かれるのかも

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    2024年02月11日
  • れんげ出合茶屋

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    ネタバレ

    ワケありな女三人が始めた商いは、一階は飯屋、二階は(表向き)具合が悪くなった人たちの休み処。

    主人公のお咲の作る絶品の蓮飯と女子しが男を連れ込めるということで人気となるれんげ屋。

    そこを商いする三人の女性のなんとも言えない生き様が(T ^ T)

    最後はすっかりと読み終える事のできる作品です。

    あー、楽しかった!

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    2023年12月17日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    関東人の私がイメージする大阪のおばちゃんそのままのとし子さん。
    偶然出会った人にガンガン話しかけ、自分のペースに巻き込み、知らずに人助けになってしまう。
    コテコテで面白いなーと読んでいたら、『道頓堀の転売ヤー』で胸が熱くなる自分にびっくり。
    とし子さんが大阪の神様に見えたよ。座敷わらしの大阪おばちゃんバージョンかと!

    表紙がこの本の魅力を伝えきれてないのが残念。

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    2023年12月06日
  • 君をおくる

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    ペットとの、残り少ないお別れまでの日々を描いた短編集ですが装丁通りの雰囲気。

    猫、ミニブタ、犬。共に過ごしたこれまでの暮らしを思い出しながらのお別れの日々は、切ないけどとても温かさに満ちていました。

    つぶらな瞳、ちょっとした仕草や表情、他愛ない毎日の1分1秒までもが愛おしい大切な時間。
    これはもう悲しみと愛情、動物への感謝にあふれて涙なしでは読めない。
    誰もがきっと後悔だったり、過去と未来の「もし」を考えてしまう。

    そこにいるだけで家の中を明るく照らし、家族に笑顔と元気、癒しや安らぎをくれる家族の一員である動物。
    人間より短い「命」を預かる責任を、改めて感じました。

    最期の時までをどう

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    2023年10月18日
  • 母子草 お江戸縁切り帖

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    ネタバレ

    今回は重たい(-。-;

    縁を結ぼうとして人には隠し子がいたことから、端を発するこの一冊。

    実生活で不幸があったばかりなので、心が痛みましたね。
    それでも後ろばかり向いて歩くわけにはいきませんからお糸ちゃんには次の巻で頑張ってほしいと切に願うラストでした。

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    2023年10月09日
  • 君をおくる

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    ネタバレ

     泉ゆたか「君をおくる」、2023.4発行。野良猫のぶーさん、ミニブタのサクラちゃん、チワワのクッキー、アメリカンショートヘアのタタン、家族同然の動物たちとの別れを描いた4話。連作的なつながりも呈しています。獣医さんの心配りも温かいです。

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    2023年09月09日
  • 幼なじみ お江戸縁切り帖

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    ネタバレ

     泉ゆたか「幼なじみ」、お江戸縁切り帖シリーズ№2、2021.8発行。解説は花村萬月さんです。著者はペンネームから男性作家と思っていましたが、解説を読んで女性作家であることがわかりました。第2巻の内容は: カラス、かんざし、はちまき、剃刀、かまぼこ板 の連作5話です。長屋の住民が増えてきてます。熊蔵、藤吉。そして熊蔵がお糸に惚れていますw。

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    2023年08月29日