【感想・ネタバレ】母子草 お江戸縁切り帖のレビュー

あらすじ

身寄りのないお糸は代書屋をしている。縁切り状が評判となり「縁切り屋」の仕事も増えたが、夫婦約束をした熊蔵に隠し子がいたので長屋の皆に心配されている。ある日、油問屋の娘おしげが、弟への縁切り状を頼みにきた。放蕩をしていた弟が戻ったので、自分が身を引いて家を出ると……。親兄弟、惚れ合った仲など、難しい縁切りに寄り添い手助けするお糸には、縁切り状を書いた、そして縁切り状を突きつけられた相手の心に残ったものが見えるようになった。別れの切なさと縁の温かさを描く青春時代小説、「お江戸縁切り帖」シリーズ第四作!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

熊蔵に隠し子がいたことが発覚した衝撃の前巻からの続き。

熊蔵との関係、養い親との再会、おヨネ婆さんからの厳しい言葉等々、お糸にとって試練の多い巻。
その分、お糸に成長と変化の兆し。

しかし今巻も先が気になりすぎる終わり方ー!!

0
2024年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は重たい(-。-;

縁を結ぼうとして人には隠し子がいたことから、端を発するこの一冊。

実生活で不幸があったばかりなので、心が痛みましたね。
それでも後ろばかり向いて歩くわけにはいきませんからお糸ちゃんには次の巻で頑張ってほしいと切に願うラストでした。

0
2023年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 代書屋で縁切り状の仕事をしているお糸。でも、この小説は、人と人との縁をつないでいく物語です。にんじん姉弟、桜の脇差、昔の母、繰り返し、奈々の縁結び の5話。泉ゆたか「母子草」、お江戸縁切り帖シリーズ№4、2023.9発行。

0
2023年10月28日

「小説」ランキング