あらすじ
江戸の長屋で“縁切り屋”を営むお糸は、客の相談に乗り、相応しい縁切り状を認めている。この商売をするうち、お糸は縁切り状を受け取った者に関わる生霊が視えることに気づく。男女や親子、商売の問題など、縁を切りたい者と切られる者の複雑な心情に生霊の力を借りて寄り添っていくが……。みんなの駆け込み寺に成長したお糸が、自分を捨てた母の秘密を知って選んだ新たな道とは!? 温かで個性豊かな長屋の面々との別れの時、大人気の青春時代小説、怒濤のシリーズ最終巻!
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Posted by ブクログ
縁を切る。
簡単な言葉のようで切ることってとても大変なんですよね。
読みながら、この結末に満足している自分がいました。
本当に切れてはいけない縁は切れないものなんですね。