あらすじ
身寄りのないお糸は代書屋をしている。縁切り状が評判となり「縁切り屋」の仕事も増えたが、夫婦約束をした熊蔵に隠し子がいたので長屋の皆に心配されている。ある日、油問屋の娘おしげが、弟への縁切り状を頼みにきた。放蕩をしていた弟が戻ったので、自分が身を引いて家を出ると……。親兄弟、惚れ合った仲など、難しい縁切りに寄り添い手助けするお糸には、縁切り状を書いた、そして縁切り状を突きつけられた相手の心に残ったものが見えるようになった。別れの切なさと縁の温かさを描く青春時代小説、「お江戸縁切り帖」シリーズ第四作!
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Posted by ブクログ
今回は重たい(-。-;
縁を結ぼうとして人には隠し子がいたことから、端を発するこの一冊。
実生活で不幸があったばかりなので、心が痛みましたね。
それでも後ろばかり向いて歩くわけにはいきませんからお糸ちゃんには次の巻で頑張ってほしいと切に願うラストでした。