泉ゆたかのレビュー一覧

  • 横浜コインランドリー

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    「コインランドリー」
    「カビだらけのTシャツ」
    「明日の子供服」
    「生乾きのあなた」
    「一緒に洗う」
    5話収録の連作短編集。

    新井真奈が店長を務める『ヨコハマコインランドリー』には何かしら悩みを持つ人達が訪れる。

    3年間働いた不動産会社を辞め家に引き籠っていた茜。
    妻に先立たれ初めて洗濯を経験する事になった高齢男性。
    ネグレクトの母親を持つ少年など。

    みな心に痛みを抱えている。

    洗濯物と共に悲しみや苦しみが少しずつ洗い流されていくようで、読みながら心がふうわりとした。

    以前一人旅で訪れたみなとみらいや中華街が登場するのも楽しい。

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    2026年01月27日
  • 横浜コインランドリー

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    読みやすく、優しい感じでした。
    こういう系の作品って今までにも読みましたが
    今作は相性が良かったみたいで
    今の私に「当たり!」です。

    優しいといっても、ほんわかストーリーではなく
    辛さや、心に残る棘もあるのですが
    良い感じに、心の洗濯してくれました。
    続編も楽しみです。

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    2026年01月12日
  • 横浜コインランドリー 雨のち晴れ

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    このシリーズが終わるかな?
    なんか全てがハッピーエンド、繋がった人達もね。その人達の生き様。辛い生き方もあり、楽しい生き方もある。それらを全て乗り越えた時に、生きてきてよかったなあと感じるのかも?
    自分の人生も同じなのかも?まだその途中だから、これからもいつも楽しく生きようと、日々少し努力する。

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    2025年12月27日
  • うぬぼれ犬 お江戸けもの医 毛玉堂

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    シリーズ第3弾。「毛玉堂」に連れられた今回は猫、猿、犬、馬、金魚。どの動物も好きだけど唯一猿は苦手なので威嚇したり噛んだり凶暴な猿田彦の話は微妙な気持ちに。好きでそうなったわけではないとはわかるけども…美津が噛まれて心配になってしまった。表題作のうぬぼれ犬の本当に好きだったものがわかった時、これは飼い主からしたら愛しくてたまらないだろうなぁと感じる。お仙自身は憎まれ口を叩いているけど、嬉しいお知らせにこちらも幸せな気分になる。鈴蘭先生も新たに加わり、賑やかで真摯で優しくてあったかい物語がこれからも楽しみ。

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    2025年11月15日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    ネタバレ

    茜が本格的にコインランドリーの仕事・資格に向かって頑張る姿、近くの優しい人たちにならって行動する姿が1作目より温かみが増してすごくいい。

    同居している義母と娘の話
    お互いに思い合っていて十分素敵だったが、プライバシーを守ること・適切な距離感は大事だと思った。

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    2025年11月12日
  • 君をおくる

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    愛犬や愛猫など家族同然の存在のペット達。
    そんな彼らとの出会いや別れを通じて大切なことに気付く。思い出の1ページとして刻まれるんだろうなぁと思った。
    心に沁みる一冊でした。

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    2025年11月11日
  • 横浜コインランドリー

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    横浜の旅行中に書店で購入しました。
    序盤では横浜の街並みが丁寧に描かれていて、旅行中ということもあり、中華街などの情景がリアルに思い浮かびました。

    コインランドリーの店長 真奈さんは、仕事が完璧で丁寧で、主人公の茜にも優しく接する素敵な女性です。終盤で真奈の過去が明らかになり、より一層好きになりました。そんな過去の経験を経てなお、人に優しくいられる真奈さんは、懐の深い女性だと思います。私もそんな落ち着いた女性になりたいと感じました。

    旅行が終わったあと、プライベートが慌ただしくなっていた時期にもこの作品の続きを読んだのですが、忙しい日常の中でこそ、こういうほっこり系の物語が心に沁みます。静

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    2025年11月09日
  • 世田谷みどり助産院 陽だまりの庭

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    p.216 律子先生が頷いた。
    「律子先生は、みらいの顔を見た瞬間からわかっていましたよね?」「何を、ですか?」
    「みらいがダウン症かもしれないってことです」
    「私にはそんな能力はありません。顔を見ただけで赤ちゃんのことがわかるのは、その子を産んだお母さんだけです」

    p.220 「早速ネットで調べてみます」
    有希は上ずった声で言った。
    「ネットは駄目です。残念ながらネットの情報は玉石混交かつ露悪的なものが多くなる傾向があるので、人の命が関わる局面で使うべきではありません。不安な気持ちになっているときは、正確な情報”が何より大切です」律子先生がめるように言った。
    「正確な情報、ってどこで手

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    2025年11月24日
  • 髪結百花

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    華やかな廓小説でも、髪結のお仕事小説でもなく、必死に生きる江戸時代の女性を描いた作品でした。
    武士なら無役で貧しくても威張って生きていたこの時代だけど、貧乏長屋の逞しいおかみさんは別として、本当に女性が伸び伸び生きることができたなかったのだろうな。
    そんな中で、解説にも書かれている女意気は見事でした。

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    2025年10月18日
  • 横浜コインランドリー 雨のち晴れ

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    シリーズものの3作目です。
    この小説の影響もあって、昨年、コインランドリーデビューしました。羽毛布団を洗ってみたのですが本当にふわふわに~
    今回のお話も色々スッキリでした‼️
    真奈さん本当にできた人だなーっと思います。
    また続編が楽しみです。

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    2025年10月14日
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。前作よりも読み易いと感じました。
    登場人物説明、状況説明がそれほど必要ないからかもしれませんが。

    毛玉堂には近頃、お利口さんで脚が悪い犬の相談が持ち込まれることが多く、美津は気になっていました。
    その共通点は「賢犬堂」から譲り受けた犬ということ。
    人間の都合で無理な掛け合わせをしたせいではないかと美津たちは思っているのですが ―― 。

    「賢犬堂」の主人、伝右衛門が思いの外、犬達への愛情があることに驚きました。人間と一緒に暮らせるようにとても厳しい躾をしていることに愛情と相反するものを感じたのですが、それも悲しい経験からくる伝右衛門なりの優しさでした。
    でも、尾が千切れるほど

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    2025年09月28日
  • 横浜コインランドリー 雨のち晴れ

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    つくづくいい店だ。こんなところがあるならしょっちゅうコインランドリーに行くだろう。それにしても家庭での洗濯に比べ、コインランドリーでの洗濯はいいらしい。やってみなければ分からないのだが。
    店長、真奈の母親が現れる。そうそう仲直りはしないが、兆しを見せる、茜と充の仲もジワリと進展。落ち着くところにすんなりと行きそうだ。幸せ感に溢れる読後。そうそうはない。

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    2025年09月24日
  • 横浜コインランドリー 雨のち晴れ

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    前進する勇気と心が洗われる元気のでる小説。

    横浜ランドリーシリーズの第三弾です。
    なぜだか癖になる話で個人的には好きです。

    真奈さんの母親が登場でどうなるかヒヤヒヤさせられ、仕事での悩みなど人生での悩みを洗濯をかけて悩みを和らげてくれます。

    洗濯に対する蘊蓄や変わることの大切さなど色々なことを様々な視点から教えてくれる良い小説だと思います。

    万人に勧められる小説です。

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    2025年09月21日
  • 世田谷みどり助産院 陽だまりの庭

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    前作私が読んだのは「おっぱい先生」というタイトルだった。
    いつの間にか改題されて、続編が出てた。
    まあ…確かに「おっぱい先生」は手に取りにくい方もいるかもね。私は好きだったけど。

    今回もみんな悩んでるねぇ。
    短編なんだけど、ダウン症の赤ちゃんを産んだお母さんが出てきた。
    今年はこういう年なのか?

    私の両親もこんな感じだったんだろうか。
    姉は生まれてすぐ大きな大学病院に搬送されたそうだ。
    障害宣告は父が一人で聞いたそう。
    一年生きられないだろうって。
    はい、皆さんご存知の通り、姉はその40倍以上大きな病気をすることもなく生きております。
    まぁそんな宣告されたら過保護にもなるわな。

    私も娘の

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    2025年09月02日
  • 髪結百花

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    女髪結の目で語られる吉原。

    出てくる女性がみんなそれぞれの強さがあって魅力的!
    でも話は辛くて切ない部分もあって、後半はちょっとしんどかったです。

    紀ノ川と梅が一緒にお芋を食べる場面や、梅の昔話を紫乃たち女郎が笑い飛ばしてくれる場面なんかが好きでした。

    良作!!

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    2025年08月30日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    the大阪のおばちゃん。本当に大阪のおばちゃんは、「せいせいせい」と言うのか笑。前半は、悩みを抱える人たちに、大阪のおばちゃんキャラでぐいぐい絡んで、そうくるかという感じで関わっていくのだが、後半は大阪のおばちゃんも悩んでたり僻んだりと人間らしさが表れていた。それでも、太陽のような存在感であるようにと自分を奮い立たせて。最後の、若者たちの葛藤や人情味が溢れていて、内面がよく表現されていた。

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    2025年08月25日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    横浜元町にある有人コインランドリー。洗濯関連相談無料というのがミソ。コーヒーサービスもある。ちょっと洗濯からはみ出したような相談になるのは、洗濯そのものが人生を現しているからだということなのだろう。
    自宅の洗濯より強力な洗濯機による洗濯の方が綺麗になるというのは本当なのだろうか。

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    2025年08月15日
  • 横浜コインランドリー

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    コインランドリーを舞台に人と人とが繋がっていくあったかいお話。コインランドリーって行ったことないけど、こんなコーヒーでひと息つける場所があったら行ってみたい。いろんな悩みも洗濯するみたいにじゃぶじゃぶ洗い流してくれたらいいのにな。毎日の洗濯をもう少し丁寧にしてみようと思った。

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    2025年08月07日
  • 横浜コインランドリー 雨のち晴れ

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    あったかい。
    いろいろあっても 人は変われる。
    洗濯は 心も洗ってくれる

    これは ドラマ化出来るなあ、誰がいいかなあ

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    2025年08月04日
  • ユーカラおとめ

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    この設定でほのぼのするはずないと予想していたが、
    予想以上に重い話だった。
    今から思えば、何でこうなった、何でこうしたと、
    不思議に思い、怒りも覚えるが、
    当時はそういう時代ではなかった。  
    時代とは、何と恐ろしいものだろう。

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    2025年06月24日