泉ゆたかのレビュー一覧

  • おばちゃんに言うてみ?

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    うわ!かなんわ
    大阪弁炸裂やん
    わたし大阪ちゃうけどな、
    知り合いがおるんよ、岸和田の隣の街に

    〈 大阪は岸和田のおばちゃん・小畑とし子が追い詰められた人々を勇気づける、抱腹絶倒&ちょっと涙のヒューマンドラマ!〉

    おばちゃんもな苦労あるんやなあ
    そやから人のこと世話やくんや

    知った街、おばちゃんたち
    楽しませてもらいました
    暑苦しいけど 好っきゃねん

    ≪ 暗い顔 聞くでなんでも ほら笑い ≫

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    2024年06月19日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    これぞまさしく大阪のおばちゃん。あまりの勢いに本をめくる手が止まらない。が、私はあんな大阪弁であんなに捲し立てられるのは苦手だ。

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    2024年05月20日
  • ユーカラおとめ

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     アイヌの人達の過酷な生活の中にあって、明治政府の身勝手な進め方に憤りを感じます。

     知里幸恵の強靱な姿勢には感服します。私利私欲もなく、命をかけ、使命感で動く姿には、心打たれます。

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    2024年05月11日
  • ユーカラおとめ

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    知里幸恵は、言語学者・金田一京介の依頼により
    ユーカラの筆録・翻訳の手伝いをするため東京へ来た。
    北海道にいる時はアイヌということだけで差別を受ける。
    P123
    〈常に和人の下で、貧しく愚かに希望なく生き続けることを望まれているのだ〉

    東京見物も出来ないほど忙しく本の翻訳をする日々。
    体も弱く、無理をすると寝込んでしまう。
    アイヌ民族のために捧げたい人生だったが
    幸恵は19歳で命を落としてしまう。
    あまりにも短い。

    幸恵の目を通してその時代の女性たちの苦しみも伝わってくる。
    (和人、アイヌ問わず)
    アイヌの華やかな部分だけを目にしがちだが
    『ユーカラおとめ』を読んだことで
    知里幸恵さんのこ

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    2024年03月20日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    タイトルに引かれて。私も大阪出身なので気になり手に取りました。

    大阪のおばちゃん・とし子の畳み掛けるようなしゃべりがすごい…キャラ濃いなぁ。
    短編集ですが、おばちゃんのちょっと(?)強引なおせっかいが悩める人たちを救うストーリー。

    『人に話すと、そんだけで結構楽になんねんで』

    悩みを吐き出せる相手がいる、話を聞いてくれる人がいる。自分のために一喜一憂してくれる人の存在って大きい。

    登場人物たちみんなそれぞれの事情で悩んでて苦しそうだったけど、なかでもとくに印象に残ったのは「道頓堀転売ヤー」
    悲しくも虐待のニュースが絶えないけど、ある点において改めてネグレクトの罪深さを認識した。

    もう

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    2024年02月23日
  • れんげ出合茶屋

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    放送禁止用語が飛び交う時代小説。まあタイトルが『れんげ出会い茶屋』ですから!たくましい女性たち3人と温和な絵描き男が働く出会い茶屋は色々あるけど楽しそうで、いいなぁと思った。

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    2024年01月09日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    誰かと知り合って仲良くしていても、見えているのはその人の一面に過ぎない。

    ステレオタイプな「大阪のおばちゃん」を描いて面白い話のようになってるけど、それをわかってて演じてるおばちゃんの人となりがなんだか愛しくなる。

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    2024年01月08日
  • お江戸けもの医 毛玉堂

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    江戸時代の動物のお医者さんのお話。動物がする行動には理由がある、と動物を信じて解決する凌雲先生の生真面目さが良かった。「動物自身は選んで我々のそばにいるわけではない。本来なら野生で駆け回っているところを人間が共に暮らさせてもらっているので、彼らにできる限りの心地よい環境を整えなくてはならない」という言葉が心に残った。

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    2023年12月03日
  • 猫まくら 眠り医者ぐっすり庵

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    眠れない人達が助けを乞う「ぐっすり庵」。
    本の表紙のイラストを見ているだけで日向のぬくもりを感じる。

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    2023年11月16日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    グイグイとお節介をやくとしこさん、そして人の心を動かして笑顔にさせてくれる。そんなおばちゃんにも暗い過去、そして家庭問題もある。

    ネタバレなのでこれを読んでる方は注意です。
    息子は事故で、しかも彼女を迎えに行く途中のバイト事故で寝たきりに、義母は容赦ない嫁いびり。旦那は亭主関白。何も悩みがないと思っていたら問題を抱えていて、しかもわがままだった。そして息子の彼女に甘えたり、嫉妬したり、感情の起伏も激しい。
    そんなおばちゃんの内面を後半に持ってきて裏切られた、最初に持ってきてどうして明るく人を元気にさせてくれる人になったのかに繋げてほしかったと思ったが、人は多面性があり、出会いによって人生が激

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    2023年11月13日
  • 母子草 お江戸縁切り帖

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    ネタバレ

     代書屋で縁切り状の仕事をしているお糸。でも、この小説は、人と人との縁をつないでいく物語です。にんじん姉弟、桜の脇差、昔の母、繰り返し、奈々の縁結び の5話。泉ゆたか「母子草」、お江戸縁切り帖シリーズ№4、2023.9発行。

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    2023年10月28日
  • 幽霊長屋、お貸しします(一)

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    最初は少し不気味にも感じて、第1章はイマイチかなーと思いながらも読み進めてみると第2章以降はスっと話が入り込んで一気に進められました。

    直吉がどんな人なのかがこれから分かってきそうで楽しみです。

    個人的には最後の猫の話が面白かったかな。

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    2023年10月25日
  • 髪結百花

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    冒頭からの美しく丹念に編まれた文章に引き込まれました。
    エンタメとして完成された作品で、非常に読みやすく面白かったのですが、自分個人としては「よくわからない」「見た事のない」ものとの遭遇を期待して読書しているんだな、と改めて自分の趣向を知るきっかけにもなりました。
    舗装された道よりも、まだ誰も通った事のない道を歩いてみたい。
    正体はわからないけど、激しくて、歪で、自分に迫ってくるようなもの。

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    2023年10月06日
  • 君をおくる

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    一緒に家族として暮らした動物たちを看取るお話…それぞれに泣ける。第一章の女性に第四章では新しい家族ができていて良かった。そしてツインテールの女の子。ささやかな回収が優しくて嬉しい。

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    2023年09月12日
  • 君をおくる

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     この本を読むと動物との接し方が少し変わります。

     動物は飼い主が一緒にいてくれたらそれで幸せ❣

     感動と涙でした❣

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    2023年07月25日
  • 春告げ桜 眠り医者ぐっすり庵

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    「粗末ながら心づくしの煎茶を呑んで、茶の味を楽しむことができる今この時を大切に味わえ、というのが師の教えです。なんとも朗らかな教えでしょう。」

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    2023年07月19日
  • れんげ出合茶屋

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    ネタバレ

    三十路前後の女たちが、生い立ちに辛い過去を抱えながらも、強かにあけすけに生きていて、人の裏も表も見尽くして、それでも笑っている様に力強さを感じる作品でした。

    出合茶屋という場所故に、生々しさもありながらクスッと笑える場面も。
    ただ、親の過度な躾、ネグレクト、不倫の末の殺人、自殺、身売り、SEX依存、流産、等などあらゆるアンダーグラウンド的要素が詰まっていて、会話も下ネタな部分が多いのでオススメはしにくい。

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    2023年02月06日
  • お江戸けもの医 毛玉堂

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    ネタバレ

    江戸時代の動物のお医者さん。
    暗い過去を持つ凌雲、凌雲を支え動物たちを優しく労わる美津、友達思いの仙など出てくる人物は魅力があると思うのに、なぜか心に残らなかった。展開が読めて薄いのかなあ。
    特に最終話「手放す」は、絹に言わせたい台詞があったから凌雲に判断ミスをさせたとしか思えなくて(話を簡単に聞いただけで診断を下したのが、これまでの凌雲とは違って違和感ありすぎた)
    江戸時代のペット事情は本当はどうだったのか興味は持てた。

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    2023年01月17日
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂

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    202211/シリーズ2作目。キャラや動物頼みな部分も多いので、困りごとやその解決など展開が強引だったり、そのエピソード必要かな?と思うところもあるけど、基本的にはほのぼの楽しめる。

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    2022年12月14日
  • お江戸けもの医 毛玉堂

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    202210/動物モノなので評価甘め。物語的にはゆるいので物足りなさもあるけど、お江戸の動物事情も書かれていて楽しめる。

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    2022年12月14日