泉ゆたかのレビュー一覧

  • お江戸けもの医 毛玉堂

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    江戸時代に獣医さんがいたのかどうかはわかりませんが、ペットにまつわる謎解きと恋物語の両方を楽しむことができました。

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    2024年12月11日
  • 旅立ちの空 お江戸縁切り帖

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    シリーズ最終巻と知らずに読んでいて
    お奈々一家の引越しや糸の母親の件など、やたら話の展開があるなぁと思っていたら、最終巻だったのね!

    もう少し長く読んでいたかったけど
    ダラダラせずきっちり終わらせるのは好印象。

    おイネさん、いつまでも元気でいてほしいなー。

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    2024年11月30日
  • 朝の茶柱 眠り医者ぐっすり庵

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    普段緑茶や紅茶をよく飲むので、お久のお茶の淹れ方がとても参考になる。
    私は茶葉が開くまで待てずに急須を振り回していた人なので、今度淹れる時は茶葉が開くのをしっかり待とうと思う。
    各話も面白かった。

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    2024年11月27日
  • 蔦屋の息子 耕書堂商売日誌

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    来年の大河を見据えての作品なのかな?
    蔦屋重三郎の書店で働くことになった勇助が主人公。

    ストーリーがわかりやすくて読みやすい物語。

    山東京伝や市川團十郎といった有名人も出てきて、最後に喜多川歌麿の名も出てきたりして、これはもうシリーズ化確定なんでしょうね。

    続きが出たら読みたいと思います。

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    2024年11月10日
  • 蔦屋の息子 耕書堂商売日誌

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    貸本屋を営んでいた父が亡くなり、母と妹を養うために蔦屋重三郎が営む書店・耕書堂で奉公することになった勇助。
    だがその初日、いきなり蔦屋から『この耕書堂の跡を継ぐ、蔦屋の息子だ』と宣言され戸惑う。
    そこから始まる、勇助の目まぐるしい日々を描く。

    非常に分かりやすい内容。
    ここで描かれる蔦屋重三郎もイメージ通りの豪快で、こうと決めたら突き進む敏腕プロデューサーという感じ。
    勇助はそんな蔦屋のそばで時に学び、時に自分で考えて曲者作家たちに作品を書かせるために奔走する。
    一方で、『蔦屋の息子だ』と宣言されてしまったゆえの負の部分も描かれる。手代頭の正蔵から酷く妬まれ嫌がらせを受ける。
    勇助は何故蔦屋が自分を息子にするなどと言ったのかが分からず、理不尽な嫌がらせをする正蔵にも激しい反感を抱く。当たり前だ。

    後半は亡くなった父親の想い出、そして家族を顧みない父親の本に対する傾倒ぶりが自分にも受け継がれていることを感じ、また彼なりの作家操縦術貸本屋を営んでいた父が亡くなり、母と妹を養うために蔦屋重三郎が営む書店・耕書堂で奉公することになった勇助。
    だがその初日、いきなり蔦屋から『この耕書堂の跡を継ぐ、蔦屋の息子だ』と宣言され戸惑う。
    そこから始まる、勇助の目まぐるしい日々を描く。

    非常に分かりやすい内容。
    ここで描かれる蔦屋重三郎もイメージ通りの豪快で、こうと決めたら突き進む敏腕プロデューサーという感じ。
    勇助はそんな蔦屋のそばで時に学び、時に自分で考えて曲者作家たちに作品を書かせるために奔走する。
    一方で、『蔦屋の息子だ』と宣言されてしまったゆえの負の部分も描かれる。手代頭の正蔵から酷く妬まれ嫌がらせを受ける。
    勇助は何故蔦屋が自分を『息子』にするなどと言ったのかが分からず、理不尽な嫌がらせをする正蔵にも激しい反感を抱く。当たり前だ。

    後半は亡くなった父親の想い出、そして家族を顧みない父親の本に対する傾倒ぶりが自分にも受け継がれていることを感じ、また彼なりのディレクション法も出てきて面白くなっていく。
    そして最大の謎、何故蔦屋が勇助を『息子』にするなどと言ったのか、そこも明かされる。
    この辺りは型破りで豪快なイメージの蔦屋とは一味違うものがあった。

    山東京伝や團十郎も登場する。最後には名前だけだが歌麿も。
    〈耕書堂商売日誌〉と付いているからにはシリーズ化するのか。

    読み終えて調べてみたら、蔦屋の二代目は番頭・勇助とあった。まだ青い少年の勇助がどのように成長していくのか、見てみたい気はする。

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    2024年11月09日
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂

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    シリーズ2作目。犬も猫も鳥も、飼われた動物たちはみんな人の庇護がないと生きていけない。だからこそ、ひとたび共に生きると決めたならその子が元気で楽しく幸せに暮らせるように愛情をかけお世話をしていかなくては。赤ん坊と同じくらい手がかかる、まさにその通り。命を大事にしてほしいと願う気持ちがとても伝わってくるような、総じてそういう話でとてもよかった。鸚哥とおじいさんの話に和んだ。人と生きるには躾は大切だけど怯えさせたり萎縮させたり読んでいて悲しくなった。人も動物もお互いを思い遣っていけたらそれこそ幸せだろう。

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    2024年10月29日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    洗濯物語第2弾。コインランドリーにスマホを手にした若者が次々と…映えスポットとしてSNSで紹介とかインフルエンサーとか今時の内容。画面の中の誰かが本当はどんな人でどんな毎日を送ってるのかなんてわからないものだけど、人は自分が見たものだけが真実と思えてしまうから難しい。どんなにいい義母との同居も何となく疎外感があったり…人それぞれ洗濯物が違うように生活や価値観や人間関係も色々。茜と充の関係が進展しそうでしないのがもどかしくもあるけど恋もゆっくりでいい。何でも、焦ると違うことが正しいと思えてしまうから。

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    2024年10月28日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    シリーズ第2弾。
    変わらず、文面から清潔な香りが漂う。
    あのふんわりとした仕上がり。
    コインランドリーに来る人たちは
    どの様な暮らしをしているのだろうか。
    ダメなことだとわかっていても
    茜がその先を知りたいと思うのも無理はない。

    P80
    〈ドライバーでも職人さんでも、仕事ができる人の作業着って
    ぜんぜん汚れていないんです〉
    トラックドライバー、琴美の話。

    やはり、茜のようにいろいろ知りたいと思ってしまう。

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    2024年10月19日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    爽やかな気持ちになりました!
    横浜に行った時に買ったので、その日のことも思い出します
    前作も読んでみたい!

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    2024年09月03日
  • 君をおくる

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    家族でもあるペットとの出会いと別れを描いた4つの短編集。
    心が塞いだとき、精神的に参ったとき、いつも寄り添って癒してくれるペットたち。
    かけがえのないペットたちとの別れは、とても辛い。
    ここにでてくる動物病院の涙もろい先生と道案内をしてくれる女の子の関係がわかったとき、見守ってくれてるっていいなぁと思った。


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    2024年07月27日
  • ユーカラおとめ

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     アイヌの人達の過酷な生活の中にあって、明治政府の身勝手な進め方に憤りを感じます。

     知里幸恵の強靱な姿勢には感服します。私利私欲もなく、命をかけ、使命感で動く姿には、心打たれます。

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    2024年05月11日
  • ユーカラおとめ

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    知里幸恵は、言語学者・金田一京介の依頼により
    ユーカラの筆録・翻訳の手伝いをするため東京へ来た。
    北海道にいる時はアイヌということだけで差別を受ける。
    P123
    〈常に和人の下で、貧しく愚かに希望なく生き続けることを望まれているのだ〉

    東京見物も出来ないほど忙しく本の翻訳をする日々。
    体も弱く、無理をすると寝込んでしまう。
    アイヌ民族のために捧げたい人生だったが
    幸恵は19歳で命を落としてしまう。
    あまりにも短い。

    幸恵の目を通してその時代の女性たちの苦しみも伝わってくる。
    (和人、アイヌ問わず)
    アイヌの華やかな部分だけを目にしがちだが
    『ユーカラおとめ』を読んだことで
    知里幸恵さんのこと、アイヌの歴史を
    もっと知りたいと思った。
    巻末に書かれている参考文献を何冊か読むつもりだ。

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    2024年03月20日
  • お江戸けもの医 毛玉堂

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    江戸時代の動物のお医者さんのお話。動物がする行動には理由がある、と動物を信じて解決する凌雲先生の生真面目さが良かった。「動物自身は選んで我々のそばにいるわけではない。本来なら野生で駆け回っているところを人間が共に暮らさせてもらっているので、彼らにできる限りの心地よい環境を整えなくてはならない」という言葉が心に残った。

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    2023年12月03日
  • 猫まくら 眠り医者ぐっすり庵

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    眠れない人達が助けを乞う「ぐっすり庵」。
    本の表紙のイラストを見ているだけで日向のぬくもりを感じる。

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    2023年11月16日
  • 母子草 お江戸縁切り帖

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    ネタバレ

     代書屋で縁切り状の仕事をしているお糸。でも、この小説は、人と人との縁をつないでいく物語です。にんじん姉弟、桜の脇差、昔の母、繰り返し、奈々の縁結び の5話。泉ゆたか「母子草」、お江戸縁切り帖シリーズ№4、2023.9発行。

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    2023年10月28日
  • 幽霊長屋、お貸しします(一)

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    最初は少し不気味にも感じて、第1章はイマイチかなーと思いながらも読み進めてみると第2章以降はスっと話が入り込んで一気に進められました。

    直吉がどんな人なのかがこれから分かってきそうで楽しみです。

    個人的には最後の猫の話が面白かったかな。

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    2023年10月25日
  • 髪結百花

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    冒頭からの美しく丹念に編まれた文章に引き込まれました。
    エンタメとして完成された作品で、非常に読みやすく面白かったのですが、自分個人としては「よくわからない」「見た事のない」ものとの遭遇を期待して読書しているんだな、と改めて自分の趣向を知るきっかけにもなりました。
    舗装された道よりも、まだ誰も通った事のない道を歩いてみたい。
    正体はわからないけど、激しくて、歪で、自分に迫ってくるようなもの。

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    2023年10月06日
  • 君をおくる

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    一緒に家族として暮らした動物たちを看取るお話…それぞれに泣ける。第一章の女性に第四章では新しい家族ができていて良かった。そしてツインテールの女の子。ささやかな回収が優しくて嬉しい。

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    2023年09月12日
  • 君をおくる

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     この本を読むと動物との接し方が少し変わります。

     動物は飼い主が一緒にいてくれたらそれで幸せ❣

     感動と涙でした❣

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    2023年07月25日
  • 春告げ桜 眠り医者ぐっすり庵

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    「粗末ながら心づくしの煎茶を呑んで、茶の味を楽しむことができる今この時を大切に味わえ、というのが師の教えです。なんとも朗らかな教えでしょう。」

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    2023年07月19日