泉ゆたかのレビュー一覧

  • 蔦屋の息子 耕書堂商売日誌

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    ネタバレ

    蔦屋に奉公することになった青年、勇助のはなし。
    商売人根性がちょっと苦手だった。
    勇助が出会う人物みんな個性的で勇助と一緒に振り回されました。途中もしかして勇助は馬琴になる?と思ったんですが、そういうことでもなかったです。話が尻切れ蜻蛉な感じだったので、続編出るようなら読みたいです。

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    2025年03月01日
  • うたたね湯呑 眠り医者ぐっすり庵

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    居眠り、おうち入院、眠れる本、現代でも参考になる知恵満載。体調不調が睡眠と関係あると思っていない人もいるだろうけど睡眠は本当に大事だなと気付かせてくれる。そして長崎帰りの兄に追っ手が現れどうなるかと思ったけれど全てが上手くいって良かった。
    ずっと続いて欲しいシリーズ。

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    2025年02月23日
  • おしどり長屋 おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記

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    仕事も順調にこなせるようになった峰。
    弟も少しづつ成長した。
    普請を通じて色々な人々の人生を垣間見る。

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    2025年02月08日
  • おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記

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    気になっていた作品をようやっと読めました。
    江戸後半にもなると、町民が御家人になることも多かったと聞きます。その辺の事情もわかり、あと問となる苦労も。火事が多い江戸での大工の職人事情もわかり、兄弟愛や町人の情愛もわかる作品。ホロリと何度も。

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    2025年02月01日
  • 髪結百花

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    女髪結のお梅が出会った吉原の花魁との触れ合いを描く作品。
    お梅は母親のアサの元髪結見習いをして吉原に出入りしていた。ところがアサは卒中で倒れ利き腕が使えなくなり仕事が出来なくなる。代わりに花魁の紀ノ川の髪を結う事になるが、やがて紀ノ川は子供を身籠る。
    アサ、梅、紀ノ川の三人の女たちのそれぞれの生き様が描かれている。
    哀しい運命もあるけれどどこか清々しさを感じた。

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    2025年01月21日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    洗濯からたくさんのことを教えてくれる小説。

    このシリーズは、個人的に好きです。
    日常の生活では省けない洗濯、それでも面倒だったり洗い方を知らなくて躊躇ししまう場面があると思います。

    この小説はちょっとした洗濯技術など小出しで学べます。
    そして、選択の数だけ物語があるのもうなづけます。

    読み終わった後も心が爽やかになる感じもいいです。
    続編が出るの望んでしまう小説です。

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    2025年01月19日
  • 横浜コインランドリー

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    元町エリアの素敵な街並みの情景を思い浮かべながら読みました。
    題名と表紙絵とはギャップがあるヘビーな話もありますが題名通りの心洗われるストーリー
    癒されたい時また読みます

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    2025年01月04日
  • お江戸けもの医 毛玉堂

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    江戸時代に獣医さんがいたのかどうかはわかりませんが、ペットにまつわる謎解きと恋物語の両方を楽しむことができました。

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    2024年12月11日
  • 旅立ちの空 お江戸縁切り帖

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    シリーズ最終巻と知らずに読んでいて
    お奈々一家の引越しや糸の母親の件など、やたら話の展開があるなぁと思っていたら、最終巻だったのね!

    もう少し長く読んでいたかったけど
    ダラダラせずきっちり終わらせるのは好印象。

    おイネさん、いつまでも元気でいてほしいなー。

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    2024年11月30日
  • 朝の茶柱 眠り医者ぐっすり庵

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    普段緑茶や紅茶をよく飲むので、お久のお茶の淹れ方がとても参考になる。
    私は茶葉が開くまで待てずに急須を振り回していた人なので、今度淹れる時は茶葉が開くのをしっかり待とうと思う。
    各話も面白かった。

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    2024年11月27日
  • 蔦屋の息子 耕書堂商売日誌

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    来年の大河を見据えての作品なのかな?
    蔦屋重三郎の書店で働くことになった勇助が主人公。

    ストーリーがわかりやすくて読みやすい物語。

    山東京伝や市川團十郎といった有名人も出てきて、最後に喜多川歌麿の名も出てきたりして、これはもうシリーズ化確定なんでしょうね。

    続きが出たら読みたいと思います。

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    2024年11月10日
  • 蔦屋の息子 耕書堂商売日誌

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    貸本屋を営んでいた父が亡くなり、母と妹を養うために蔦屋重三郎が営む書店・耕書堂で奉公することになった勇助。
    だがその初日、いきなり蔦屋から『この耕書堂の跡を継ぐ、蔦屋の息子だ』と宣言され戸惑う。
    そこから始まる、勇助の目まぐるしい日々を描く。

    非常に分かりやすい内容。
    ここで描かれる蔦屋重三郎もイメージ通りの豪快で、こうと決めたら突き進む敏腕プロデューサーという感じ。
    勇助はそんな蔦屋のそばで時に学び、時に自分で考えて曲者作家たちに作品を書かせるために奔走する。
    一方で、『蔦屋の息子だ』と宣言されてしまったゆえの負の部分も描かれる。手代頭の正蔵から酷く妬まれ嫌がらせを受ける。
    勇助は何故蔦屋

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    2024年11月09日
  • 玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂

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    シリーズ2作目。犬も猫も鳥も、飼われた動物たちはみんな人の庇護がないと生きていけない。だからこそ、ひとたび共に生きると決めたならその子が元気で楽しく幸せに暮らせるように愛情をかけお世話をしていかなくては。赤ん坊と同じくらい手がかかる、まさにその通り。命を大事にしてほしいと願う気持ちがとても伝わってくるような、総じてそういう話でとてもよかった。鸚哥とおじいさんの話に和んだ。人と生きるには躾は大切だけど怯えさせたり萎縮させたり読んでいて悲しくなった。人も動物もお互いを思い遣っていけたらそれこそ幸せだろう。

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    2024年10月29日
  • 横浜コインランドリー

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    タイトル通り、ちょっと珍しく感じるコインランドリーが舞台となるお話。普段コインランドリーをほとんど利用しないので知らないことがたくさんあって読んでいて楽しい。何よりも、ブラックな不動産会社を辞めた茜が出会った店長の真奈も、色んなものを抱えていながらコインランドリーを利用しに来た客との関わりも真っ直ぐで優しさを感じるのでとても読みやすく親しみやすい。お日様に当てた洗濯物も気持ちいいけど、乾燥機にかけた洗濯物もふかふかで気持ちいいから好き。落ち込んだり悩んだ気持ちもこうやってまっさらに洗濯できたらいいなぁ。

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    2024年10月28日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    洗濯物語第2弾。コインランドリーにスマホを手にした若者が次々と…映えスポットとしてSNSで紹介とかインフルエンサーとか今時の内容。画面の中の誰かが本当はどんな人でどんな毎日を送ってるのかなんてわからないものだけど、人は自分が見たものだけが真実と思えてしまうから難しい。どんなにいい義母との同居も何となく疎外感があったり…人それぞれ洗濯物が違うように生活や価値観や人間関係も色々。茜と充の関係が進展しそうでしないのがもどかしくもあるけど恋もゆっくりでいい。何でも、焦ると違うことが正しいと思えてしまうから。

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    2024年10月28日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    シリーズ第2弾。
    変わらず、文面から清潔な香りが漂う。
    あのふんわりとした仕上がり。
    コインランドリーに来る人たちは
    どの様な暮らしをしているのだろうか。
    ダメなことだとわかっていても
    茜がその先を知りたいと思うのも無理はない。

    P80
    〈ドライバーでも職人さんでも、仕事ができる人の作業着って
    ぜんぜん汚れていないんです〉
    トラックドライバー、琴美の話。

    やはり、茜のようにいろいろ知りたいと思ってしまう。

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    2024年10月19日
  • 横浜コインランドリー

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    洗濯の知識や心が爽やかになれる心地のいい小説

    コインランドリーって誰もが一度は使用されたことがあると思います。
    そこを舞台に、洗濯に知識や利用する住人の悩みなどを相談に乗って少し解決する話です。

    少し心がモヤっとしたことを洗濯してくれたような気持ちになってとても心地よく読めました。
    また、とても読みやすくスーッと話が入ってきました。

    続編もあるようなので近いうちに読む予定です。
    洗濯の知識は奥が深いです。

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    2024年09月13日
  • 横浜コインランドリー

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    わかりやすくてやさしい本が読みたいときにおすすめ。

    ブラック企業で心をすり減らした茜が、洗濯相談も受け付けているコインランドリーの店長真奈の人柄に引かれてアルバイトとして働き始めます。

    真奈さんは淡々としていて、それでも人を思いやる気持ちに長けていて、あたたかくていつでも背筋を伸ばしている、洗いたての洗濯物のような人です。
    こんな人がいるコインランドリー、さぞ居心地がいいでしょう。

    洗濯を通してお客様の問題や悩みを解決していく様はまさに心の洗濯です。

    すごく嫌な人が出てこないのもいい。

    真奈の師匠で穏やかで親切で働き者で職人技が光る大人の男充先生。彼のデートの行き先が身内のレストラン

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    2024年09月08日
  • 横浜コインランドリー 今日も洗濯日和

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    爽やかな気持ちになりました!
    横浜に行った時に買ったので、その日のことも思い出します
    前作も読んでみたい!

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    2024年09月03日
  • 君をおくる

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    家族でもあるペットとの出会いと別れを描いた4つの短編集。
    心が塞いだとき、精神的に参ったとき、いつも寄り添って癒してくれるペットたち。
    かけがえのないペットたちとの別れは、とても辛い。
    ここにでてくる動物病院の涙もろい先生と道案内をしてくれる女の子の関係がわかったとき、見守ってくれてるっていいなぁと思った。


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    2024年07月27日