朝の茶柱 眠り医者ぐっすり庵

朝の茶柱 眠り医者ぐっすり庵

770円 (税込)

3pt

3.7

小さな幸せ、きっとある。

〈眠り〉と心に効く
あったか養生所、大繁盛!

書店員さんも読んでぐっすり!?

「心温まる、それでいてドキドキハラハラもあり!の物語。
貴方も心地良い眠りの世界に導かれること間違いなし!」
――井上哲也さん(大垣書店イオンモールKYOTO店)

お茶でほっと一休みのはずが
眠気も覚める大騒動が…!?

江戸郊外の西ヶ原で長崎帰りの兄・松次郎と眠り専門の養生所〈ぐっすり庵〉を開いた藍(あい)。ひそかに評判の養生所には、眠れぬ悩みを抱えた人々が今日も相談に。そんななか、伯父が営む茶問屋・千寿園にやり手の商売人・万屋(よろずや)一心(いっしん)が乗り込んできた。千寿園の傾いた商売を立て直すと息巻くが、怪しさも漂う彼の本当の狙いとは?
笑いと癒しの時代小説。

眠りに関するミニ知識も…著者のコラム〈ぐっすり庵覚え帖〉もあるよ!

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朝の茶柱 眠り医者ぐっすり庵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月08日

    江戸のハズレにある茶園は、父母が営んでいた。
    医学を学びに長崎へ修行に行っていた兄、松次郎が、行方不明に。
    その間、相次いで両親が亡くなり、今は叔父夫婦で切り盛りしている。
    密かに茶園の一角に不眠症に悩む人を対象にした「ぐっすり庵」を開業した兄の秘密は、妹の藍と、茶園の女中で千住に嫁いだお久が知るの...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年08月27日

     「眠り」には、まだわからないことがたくさんある。薬、薬と気軽に言うけれど、身体に何らかの影響を及ぼすものは、元はと言えばすべて毒。泉ゆたか「朝の茶柱」、眠り医者ぐっすり庵シリーズ№2、2022.2発行、連作4話。眠り医者の兄の千寿松次郎は、患者の眠れない原因を探り、眠り猫のねうと一緒に治療を。一方...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月12日

    今回は一心という人物に振り回せれつつ物語がはじまります。伯父夫婦はさらに千寿庵を手広くするために薬種問屋から紹介を受けて彼の商い方法を行っていくのですが、藍はどうしても彼が信用できない。彼に一冊の本を与えられて、これを読めば金がやってくるとも言われて、そんなことも今回は同時進行で物語は進んでいきます...続きを読む

    0

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