結城浩のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレぶっちゃけ数学部分は殆ど分かりませんでした。
フィボナッチ数列に0は含まれるんだな。
あとXの0乗って何か不思議だ……。
明確に名前は出てこなかったけど、ルイス・キャロルが出てきました。
母数の国と数列の国。
ルイス・キャロルも数学者だった。
母数の国へ渡り通り抜けて数列の国に戻ってくる。
アリスの話みたい。
エッシャーの無限階段の絵みたいな曲って、どんな曲だろう……?
上昇音階を基調とした変奏曲……。
17世紀に二進法が研究されて、400年後コンピュータの世紀になっている。
数学は、何百年後には当たり前に使われてる「かもしれない」為の学問なんだなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校数学で突如現れる微分や行列の日常に対する意味を捉えきれず興味を失ってしまった自分。
数学の授業がこんな風に意味を中心に展開されていたならば自分の歩む道も違っていただろうに。
日常に対する意味ばかりでなく、数学の定理の使いどころというか、関係性を興味深く伝えてくれる本シリーズの説明手法は素晴らしい。
おおもとの数学ガールシリーズではフェルマーの最終定理やらポアンカレ予想やら数学的に難易度の高い問題に触れられているので自然と説明も小難しくなってしまいがちだが、本書はあくまで高校数学の範囲。
昔を思い出しながら楽しく読める数学談義。 -
Posted by ブクログ
数学ガールシリーズの3作目に挑戦しました。
今回はゲーテルの不完全性定理論について主人公「僕」と三人の女の子が挑みます。数学を数学すると言うテーマはこれまでのシリーズとは全く違う観点から取り上げられており、これまでで最も難しい一冊でした。
数学の参考書としての役割も素晴らしいと感じましたが、今回の作品は「僕」が数学とどう向き合うか自分がどう生きるかについても語られており、数学というテーマを抜きにしても学べるものが多い一冊でした。
ミルカ「数学は私のもの」
テトラ「英語はあたしのもの」
僕 「学び、教えることは僕のもの」
私も「〇〇は私のもの」と言えるものを見つけ出したいと思いまし -
Posted by ブクログ
デザインパターンの解説と例がめちゃくちゃわかりやすく書かれている。この上なくわかりやすいのだが、デザインパターンの中でも実際に使用されているパターンはいくつかだけだと思うので実際にこの本を読んだからと言って全てのデザインパターンを使いこなせるようにはならない。このことは書籍中にも記されている(いた気がする)が、デザインパターンを一度一通り理解しておくということは無駄にはならないとは思う。
GoFのデザインパターン全てが必要で学ぶべきなのかという点については、議論の余地があると思うが、GoFのデザインパターンを解説した本として評価するのであれば手放しで良書と言えるであろう。
今の時代付録のコード