結城浩のレビュー一覧

  • 数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー

    Posted by ブクログ

    たかがビットされど0と1と言ったところでしょうか。スキャナとプリンタの話に始まって、ビット演算、フリップトリップの話になり、数学のパズルを解いている感覚に近いです。
    業務ではここまでは考えないなと思いながら、数学はセンスだと改めて思い知りました。

    0
    2019年10月27日
  • 数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー

    Posted by ブクログ

    高校数学というより、高校の情報寄りになってて、しかしそういうのに集合とか、論理学とか、数列とか、関わってるのが、手で考えながらわかってやはりこのシリーズはよき。次巻も楽しみ。

    0
    2019年09月22日
  • プログラマの数学 第2版

    Posted by ブクログ

    競技プログラミングのためにまずは数学の基礎の基礎から学ぼうと思い手に取った。
    この本は「競技プログラミング入門以前」のための本としてはちょうど良い。
    「なっとく!アルゴリズム」も代表的なアルゴリズムがわかりやすく紹介されている入門書だが、本書はアルゴリズムというよりかは数学パズルに解くにあたっての考え方のヒントや数学的基礎知識が丁寧に載っている。
    競技プログラミングの解説で再帰やら漸化式やらがしれっと載ってて数式を見ると「うっ…」となっていた人にはうってつけ。

    0
    2019年08月19日
  • 数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう

    Posted by ブクログ

    相変わらず面白い。さすがのクオリティ。
    数学に苦手意識があっても、読むこと自体は何の苦も無く楽しむことができる。
    数学が好きな人にとっては、もう一歩踏み込んでしっかり考えて到達する問題もある。

    ただ、「整数」ってもっと色々、不思議な、楽しい性質があり、それらをいっぱい教えてくれる内容を期待していたので、ある種絞られたテーマだけだったが、個人的には残念だった。

    0
    2019年03月23日
  • プログラマの数学 第2版

    Posted by ブクログ

    小さく始めること、一般化することなど当たり前だがエンジニアリングにおいて重要なことを繰り返しといている。
    数学に関して興味が湧いた。
    あとはプログラム関係で使う用語の理解が深まった。

    0
    2019年03月17日
  • 数学ガール/ガロア理論

    Posted by ブクログ

    あみだくじに始まり、体や群を通しての方程式の解法につながる。いつもながら後半は難解で高校卒業から十数年経っている私には厳しいが、登場人物たちの解説、ストーリー展開などで、分かりやすく、楽しく読むことができた。
    同じ事象であっても角度を変えて見た時の威力や、素晴らしさを今回も体験することができた。

    0
    2019年01月14日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     だいぶ長い間積読になってたこの本、再開したいと思います。

     自然数がいくつか並んでいたときにそれが偶数か奇数かを考えるのと同じように奇数を4で割ったときにどうなるか考える。余りが1か3に分類される。

    ------------
     数学に触れたことがある人ならば誰でもその答えを知りたいと思うシンプルな定理それがフェルマーの最終定理かなと思う。本書ではフェルマーの最終定理が証明可能であることを解き明かしていくのだが、実際にその式が文中登場するのはP.222ページの中盤から後半にかけてである。それまでの間、導入部分では数字の仲間外れ、完全巡回をめぐって素数の不思議や互いに素であることの訓練を行

    0
    2019年01月03日
  • 数学ガール

    Posted by ブクログ

    内容としては参考書や教科書のコラムに載っているような感じ。それをストーリー仕立てにわかりやすく一つ一つ丁寧に解説していくというお話。
    一応理系の人間ですが、特別数学が得意というわけではなく、どちらかというと苦手なのかもしれない私ですが、とてもわかりやすく読むことができました。完全にテトラちゃん視点で物語を追っていました。このシリーズは三巻まで読みましたが、どのシリーズも非常に面白いと感じました。数学の奥深さを手軽な雰囲気で身をもって学ぶことができます。

    0
    2018年12月18日
  • 数学ガール/ガロア理論

    Posted by ブクログ

    最後の2章が全く理解できなかった。
    この辺が自分の限界なんだろう。

    この本での収穫は、体が少しだけわかったこと。
    加減乗除の定義された集合みたいなものだということ。

    しかし、体が何のために存在するかがイマイチわからない。
    自分なりの解釈では、主張を特定の範囲に限定するためのものなのかなと。
    体の理解は今後の課題とする。

    0
    2018年12月01日
  • 数学ガールの秘密ノート/ベクトルの真実

    Posted by ブクログ

    ベクトルの足し算、引き算、そして掛け算(内積の話)。内積って、分かったような、分からないような。ミルカさんが登場して「関数空間」って出てきた。う〜ん、関数の内積か。

    0
    2018年10月19日
  • 数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて

    Posted by ブクログ

    瞬間の変化率。位置と時間の関数を微分すると、速度がでる。速度を微分すると加速度がでる。パスカルの三角形から二項定理がでるのか!

    0
    2018年10月19日
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2

    Posted by ブクログ

    感想を一言で言うならば、ミルカさんに萌えた、となる。

    一巻に比べると、かなり早足感はあるものの、数学の世界がどんな形をしているのか__一つ一つのつながりが、全体の構造を生み出していくのか__という部分は伝わってくるように思う。

    具体的内容としてそれがわからなくても、数学を楽しむ人たちの気持ち、というのは十分伝わってくるのではないかと思う。

    全然関係ないが、登場人物のメガネ率が高い気がする。それが私の★評価に影響を与えているかどうかは、知るすべがないのだが。

    0
    2018年10月09日
  • 暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス

    Posted by ブクログ

    暗号化とは何なのか、本書を読んでようやくわかった気がする。以下を見てわかるように、網羅的に書かれているのもよかった。

    ・暗号とセキュリティの常識
     ・秘密の暗号アルゴリズムは使うな
     ・弱い暗号は暗号化しないよりも危険である
     ・どんな暗号もいつかは解読される
     ・暗号はセキュリティのほんの一部である

     暗号アルゴリズムと鍵を分ける意味はここにあります。暗号アルゴリズムは何度も繰り返して使いたい。しかし、同じ暗号を繰り返し使っていると解読される可能性がだんだん高くなる。だから、暗号アルゴリズムに「変更可能な部分」を用意しておき、通信ごとにそこを変えるのです。それが「鍵」です。

     メッセー

    0
    2021年08月08日
  • 数学ガール/ポアンカレ予想

    Posted by ブクログ

    結局ポアンカレ予想とはなにか、どういう歴史的経緯で解明されたかを追って終わりで、あまり深追いはなされていない。ポアンカレ予想とはなにか、のところまでの話のもっていき方は分かりやすいが、ポアンカレ予想について「なるほど!わかった!!」というロジカルな思考に基づく感動はなく、消化不良感が残った。

    0
    2018年07月16日
  • 数学ガール/ポアンカレ予想

    Posted by ブクログ

    今回はミルカさんが私もまだ勉強中でわからないとしている部分がいくつかあるのが印象的だった。
    著者の結城さんも、勉強して発行まで時間がかかったと書いてあったが、題材にしたい分野を本にかけるまで勉強し、それでもわからないor分量的に書ききれないところをそのようにしたのかと思う。
    僕も幾何学について勉強して見たいと思った。なので、巻末の参考文献が有り難い

    0
    2018年06月25日
  • 数学ガール/ポアンカレ予想

    Posted by ブクログ

    トポロジーは自分には難しすぎます。

    途中で微分方程式が出てきました。
    ポアンカレ予想と関係があるのかなと読み進めましたが、最後で関係していることがわかり「おぉ」っとなりました。

    0
    2018年06月05日
  • 数学ガール/ポアンカレ予想

    Posted by ブクログ

    小川洋子『博士の愛した数式』で数学の魅力を知り『数学の不思議』を読んでたりした自分としては本屋で見かけて非常に気になり購入。ポアンカレ予想が何なのか全くわかってなかったけど、昔安部公房『人間そっくり』に出てきたトポロジーが説明されてて楽しかった。
    一方で自分でも驚くほど三角関数とか、そもそも人生の中で一度も理解した事がないと思われるレベルで覚えてない…という事実に愕然としている…でもわからないなりに数学の世界に触れられることは楽しかったので、シリーズの最初から読んでみたいと思う。

    0
    2018年06月04日
  • 数学文章作法 基礎編

    Posted by ブクログ

    読者のことを考える
    ・読者の知識
    ・読者の意欲
    ・読者の目的

    接続詞・副詞・指示語はひらがなで

    とき・こと・ものもひらがなで

    列挙の順序を入れ替えてOK→ナカグロ「・」
    列挙の順序の入れ替えNG→カンマ「、」

    良い例は良い理解から生まれる。もしも良い例が作れないなら、自分の理解を疑え

    0
    2018年05月22日
  • プログラマの数学 第2版

    Posted by ブクログ

    高校で数学を学ぶ前にこの本を読んでいたら、もっと楽しく学べていたのかもしれないなぁ。
    大きい問題は小さく分解して考える、パターンを見つける、分かりにくい時は具体化して考えて、それから抽象化する、などなど、数学に限らず、物事を考える、ということがどういうことなのか、が学べる本だと思った。

    ファンタジーの法則は、数学ガールでも多用されていたなぁ。こちらを先に読んでおけば良かったかもしれない。

    0
    2018年05月06日
  • プログラマの数学 第2版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プログラムを組むときに意識すべき数学的な考え方。 「知ってる」ってこともあれば「へー」って内容もあり。 帰納法なんて全然忘れてたし、論理も使ってるつもりだけど実はざっくり程度の理解なことが分かった。剰余がグルーピングに使えるなんて初めて知ったし。 「知ってる」ことも感覚的にとか経験的にであって、知識として会得してるものじゃないから、解りやすく説明されて凄く納得できた。また読みたい

    0
    2018年04月09日