結城浩のレビュー一覧
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文章を書く上でのお作法について書かれた本です。
数学文章作法というタイトルですが、数学に限らず一般的な文章にも当てはまることばかりです。
特に、最大の原則である「読者のことを考える」というのはすべての文章を書く人が気をつけるべきことだと思います。
内容的には正しいことばかり書かれているのですが、一方で自分としてはあまり新しい発見はなかったです。
普段文章がわかりにくいと言われることがある人にはおすすめできるかもしれませんが、一般的な国語力がある人であれば自然と気をつけてるようなことばかりなのではと思いました。
また、この本を読んで内容を理解したからといっても、実践できるかどうかは別の話のよ -
Posted by ブクログ
C言語の本1冊目。学校の授業でC言語を使うことになり、自習のために手に取った。
丁寧にC言語の基礎を解説してくれる本で、今まで勉強してきたpyhonとの記法の違いに戸惑ったが、一通り理解できたように思う。コードの「間違い探し」も、とても参考になった。
ただ、著者も本文中で「初学者には難しい」と指摘しているが、「ポインタ」という概念が今一つ理解できていない。やはりこれだけは実際に手を動かして、慣れることが必要だろう。(特に、本文の中に何度も出てくるget_line関数について、定義では引数にchar型のポインタを取っているのに、実行の時には引数にchar型を取っているのがよく分からなかった。) -
Posted by ブクログ
最初にポアンカレ予想の巻を読んで面白かったので最初から読もうと思い手に。これは数列の話なのか…何なのかよくわからないなりに数学の世界を堪能。フィボナッチ数列くらいまでは楽しかったがその後ちょっとしんどくなってきた…が、テイラー展開からバーゼル問題で楽しくなってきた。昔読んだ『数学の不思議』という本で見たあの不思議な数式はバーゼル問題だったのか!単なる数字の合計に何故唐突にπが出てくるのか不思議でたまらなかったが、そういうことだったのか!ってよくわかってないが…
しかしこんな風に数学を楽しみたいなぁ。2冊連続で少し疲れたので次は少し間を開けて第2巻を読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
わかりやすい本で有名な著者の「数学ガール」シリーズの1冊で、不完全性定理の解説を目指している本
終盤、読者を置いてきぼりにして爆走するという噂があったこともあり通読してみた。
・不完全性定理というよりは数理論理学 (や形式系・証明論) の解説という感じ
・妙にラノベチックな文体は必要なのか?
・中身は流石に読みやすい。例も豊富
・不完全性定理を理解するための前提知識については各章で時によってはさりげなく紹介されている
たぶんさりげなさ過ぎる部分があって、わかった気になっている読者の場合は後半で振り落とされるのだと思う。
いよいよ、ゲーデルの論文に沿って不完全性定理の証明を追う第10章は -
Posted by ブクログ
『数学ガールの秘密ノート』シリーズのサンプル版をランダムに読んでみて、本書が一番難易度が低そうだったので実際に購入して読んでみた。
あっという間に読めた。本シリーズの他の巻では理解に苦しんだ部分が多々あったので本書もそんな部分がることを予想していたので拍子抜けするほどだった。
だからと言ってつまらないと言っているのではない。むしろその逆。
当たり前なことを丁寧に説明してくれるので、「わかっているつもり」なことが「まったくわかってなかった」ことだと気付かされた。
本シリーズの別の本も読んでみようと思うが、難易度はこれくらいだったらいいな。 -
Posted by ブクログ
数学ガールの中でのレクチャーが本当に素晴らしすぎるので,結城先生の講演会を文字起こしした本を読んだ.
「数学ガール」がどのように生まれてそして描かれてきたのか,という振り返りの中で,数学を幅広い層に理解してもらうために,どのように工夫を凝らしてきたかをご公演されています.
講演会の文字起こしなので,さまざまな質問も出てくるのですが,一貫して「徹底的に読者のことを考える」という姿勢が貫かれているので,読んでいて妙に安心(?)しますね.
徹底して相手のことを考える姿勢は,事業においても最も重要と言われていることですし,もっと広く人間社会のコミュニケーション一般においても最も重要なことなんだろ