結城浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会社の先輩から勧められて読んだ。
今までリファクタリングというものを意識してやったことはなかった。
学生時代は書いては捨てるの繰り返しだったし,前の職場ではそれは許されないことだった(動いているのだから手を付けるな!)。
常にコードに手を入れることにより読みやすさを保ち将来の修正や不具合対応,チューニングを楽にするというのはあたり前のようにも感じるが,リファクタリングという概念がなければ決してやらないだろう。
少なくとも私は。
デザインパターンにしろリファクタリングにしろ内容自体は特に真新しいものなんてない。
大抵は知っていることだったり,無意識にやっていることだったりする。
ただ,カタ -
Posted by ブクログ
やはり結城さんの本は分かりやすい。
図も多くて、全くの初学者も理解しやすいと思います。
私はセキュリティ関係の諸技術に関してひと通り知っていたので目新しい事は少なかったですが、
ハッシュ関数への誕生日攻撃、擬似乱数生成器に関してはなるほどーと思うことが多々ありました。
他の本に比べ優れている点は2つあると感じました。
1.ところどころにあるクイズが秀逸で、誤解しやすいポイントの理解の助けになる
2.原理の解説に留まらず、セキュリティに関する問題意識と、諸技術の存在意義が読者に分かりやすい
(なぜRSAだけじゃダメなのか、なぜ認証、署名が必要なのかetc..)
初学者から情報系の方まで、幅 -
Posted by ブクログ
2026-03-27
まさかの数学ガールスピンアウト。縦書きなのがなんだか新鮮。
「数学ガール/学ぶための対話」の内容を、AIというツールを使って、改めて分かりやすく描いたとも言える。ターゲットである、高校生にこそ読んで欲しい。
ちゃんと胸キュン要素もマシマシになってるし。
「わかったふりをしない」ことは、テミスの不確かな法廷「わからないことがわかっていないと、わからないことはわからない」という事であり、かなり昔に聞いたか思いついた「知らないことは端ではないが、知らないままでいることは恥ずかしい」に通じる、知性のひとつの大きな働きだと思う。
言語化がおおきな課題というか前提になっているのは -
Posted by ブクログ
2025-08-20
長年に渡った数学ガールもついに完結。青春部分は赤面するほどにアオハル。こういう高校生活を送りたかった。
肝心の内容に関しては、半分くらいまでは何とか着いて行けたかな。後半は「〜として〜するとこうなる」が増え、その間を埋めるのに一苦労。複素積分あたりからは「そうなるんですね」と飲み込むしかない。出てきたばかりでまだお友達になっていない定理や定義が急に使われてもなあ。その度にちゃんと追いかければいいんだけど、根気が続きません。
本書でいちばん嬉しかったのは、解析接続の正しい理解を得られたこと。これまで、何となく定義域を実数から複素数に拡張するもの、と捉えていたので、その正しさ