結城浩のレビュー一覧

  • 数学ガール 上

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    日坂先生のあとがきが面白かった。ミルカさんがいれば(ωのワルツ踊れるなら?)、数学も好きになってたかも!

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    2012年11月03日
  • 数学ガール 下

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    数学ガール一作目コミカライズの下巻。
    数学によって繋がる3人の関係性を描く点では上巻同様の魅力があるが、扱う題材が難解になって完全に理解しきれていないからなのか、展開との絡ませ方が前ほどしっくり来ていない印象がある。全体として雰囲気では楽しめるが色々考えてしまうと数式を理解した上でキャラの言いたいことと結び付けたくなってしまうので中途半端にわかってしまうと苦しい部分も。
    基本的には主人公視点で話が進むのが面白い。ミルカの考えの理解しにくさを主人公と共有できるのが良い所。ミルカとテトラが主人公の関わらないところで接近している所当たりにもその魅力が現れてくる。
    原作未読のため比較不可だが、数式をノ

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    2012年10月26日
  • 数学ガール/ガロア理論

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    数学を楽しむ少女たちの話。シリーズ5作目。


    今回はガロア理論。群論は最近ちょっと興味を持っていたので、いいタイミングだった。昔からちょくちょく見てるサイトで、最近圏論の話が出てた。圏ってのは初めて聞く数学概念だと思って見てると、記事の中には群の話とか出てきてたから、気になってた。実際本書の中でも写像の話が出てたから、やっぱり集まりについての抽象概念の数学表現に近いような気がする。



    まぁ、それはそれとして、本書の話。

    本書の前半は4作目より大幅に簡単になったなぁという印象だが、後半の詰め込みぶりがすさまじかったw前半のボリュームを1としたら、後半のボリュームは3~5というところかな。

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    2012年10月21日
  • 数学ガール/ガロア理論

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    つい先日,前の巻を読み終えたと思ったらすぐに第五巻.今度はガロア理論.すばらしい.証明はほとんどないけれども,わかった気にさせる著者の力量がすごい.

    さすがに第10章でガロアの第一論文を読んでいく部分は少し勉強したことがないと,なかなかついていくのが大変ではないかな.私はガロアの原論文を読んだことがなかったので,どういう論理構成になっているかわかって良かった.

    小さな間違い p.419 群指標 --> 群指数

    置換群とあみだくじの対応が普通の本と違うので注意が必要.この本の定義だとあみだくじを下にくっつけていく積はうまく対応するのだけど (p.76),
    [3

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    2012年07月08日
  • 数学ガール/ガロア理論

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    おなじみ数学ガール。難しい内容だし一部はしっかりとは理解できていないが、非常に分かりやすい。
    数学ガールのこれまでの作品はどれも難しい内容を分かりやす説明しておりお勧め。高校生の頃、これらの作品と出会えていたらなーと思わずにはいられない作品。
    群論をもう少し勉強しないとなー。

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    2012年06月30日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    数学ガール「フェルマーの最終定理」

    サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を読んでからずっと気になっていた、ワイルズによる実際の証明の理解ができるのか?と期待して読み進めるが、さすがにこの本だけではとてもじゃないが不可能。
    さぁ、これからフェルマーの最終定理!ってとこでざっと説明して終わったって感じ。まぁ、実際に理解するにはそんな簡単なものじゃないと分かってはいるけど、期待しただけに…

    それでも、群・環・体、無限降下法、オイラーの式、楕円曲線と保型形式、フライ曲線と各項目の触りだけでも理解できた気になったのが不思議と楽しい。
    この勢いで、ワイルズの論文を理解できそうな本を探してみようかと

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    2012年06月13日
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    数学ガールシリーズ第4弾です!
    内容は、確率(モンティホール問題とか)、リニアサーチ、組み合わせ、アルゴリズムの速度(オーダー)、行列、ランダムウォーク、乱択アルゴリズムといった感じです。
    相変わらず後半になるに連れて難しくなり、最後の方は僕にはちんぷんかんぷんなんですけど、数学の本質に触れているこのシリーズが僕は大好きです!
    どんな参考書よりも素晴らしいと僕は確信しております。
    大学受験に役立つかはわかりませんが、数学という学問の理解には最適です。

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    2012年05月26日
  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス

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    仕事で必要になったため、購入。
    だいたいの知識は習得。
    会社においてあり、必要なときに、必要なページをチェックして疑問点を払拭してます。
    体系的に学べる点、例題がある点がよい。

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    2012年05月05日
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 1

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    結城 浩さんの小説が原作ですが、この前までは小説で読んでいたところで、この作品を見つけたので、読んでみました。
    恋愛要素が少し増えてて(この巻で増えたのか、漫画版だからふえたのか)、これはこれで面白いです。

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    2012年04月20日
  • 数学ガール 上

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    高校生で数学と恋愛とを絡めて扱う稀有な作品。原作小説のコミカライズに当たる。原作は未読だが数学要素が視覚的に表現されるため理解しやすく、仮に苦手でも「読み飛ばしやすく」物語を追っていけるのではないかと思う。
    数学を好む主人公が、非常に数学に詳しい同級生ミルカさんに問題を出されたり、苦手ではないが数学にどこか引っかかっている後輩テトラちゃんに数学を教えたりと数学を軸に2方面で物語が進んでいく。このことによって読者側の数学のレベルがどちら側であっても共感できるように仕立てているという印象。
    淡々と動きの少ない進行であるため、そこに感情描写としてモノローグが上手くはまっているように思う。数学要素をう

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    2012年03月31日
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    タイトルから数学ガールが計算機ガールになったのかと思ったが,読んでみるとランダムアルゴリズムを理解するために必要な数学が全部書いてある.場合の数,確率,期待値,マルコフ連鎖と行列の対角化,漸近解析など.それに加えて,アルゴリズムの解析やサーチ,ソートなどの基礎的なアルゴリズムの理論.大学だと1,2年生で習うことかな.これだけ書くと,読むのが大変そうなのだが,記述は繰り返しをいとわず,飛躍もなく丁寧なので(何といっても450ページ以上のボリューム),ある程度の知識と根気強さがあればすべての数学を追うことができる.そういう意味では,フェルマーの最終定理の巻よりもこちらの方が楽しめる人も多いのでは.

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    2012年02月28日
  • 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。4作目を先に読んでしまったので、私にとっては4冊目だけど。
    うーん、なんか難しかった。
    タイトルにあるゲーテルの不完全性理論に言及し始めてからはさっぱり。
    途中から定義を羅列する参考書状態になってたし。
    それまではわかったし面白かったんだけどな。。
    サイン・コサインが復習できたのは良かった。そこがメインの話じゃないけどいいんです。

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    2012年02月25日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    ネタバレ

    数学ガール2作目。
    数について扱っているからか、馴染みやすかったし、分かりやすかった。
    1作目の後、何故か4作目を読んでしまったんだけど(アルゴリズムに惹かれたからか)、それと比べるとかなりすらすら読めたな。
    4作目読んでた時は、アルゴリズムだから読みやすいとか思ってた気がするけど。
    数の話が平面に映されるのが面白い。
    最も美しい数式っていうのも誰かに聞いて気になってたけど、なるほど~と分かった気になれました(笑)

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    2012年02月27日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    面白かったけど、最後のほうは定理が証明されてるとして...ってのが多くてあんまりだった。扱う問題が難しすぎたように思う。そうであるならもう少し分量を増やしてもいいから詳しくやってくれたほうがありがたかった

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    2012年01月22日
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    シリーズ第4弾。
    今までの内容とはちょっと離れてる感じ。自分がその分野に疎いからなのか、今までのテーマと比べると少しスケールが小さいような気もする。
    続編は出るんでしょうか。

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    2011年12月19日
  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス

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    確かに分り易かった。
    コンピュータがいつも何をやってくれてるのかが大体理解できた気がしてます。
    数式的に難し部分はほとんどカットしてるので、実際なにをやってるかはまだ分からないかなーという状態です。
    数学ガールよりはずっと固い本でした。

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    2011年10月24日
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門

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    この本でデザインパターンを初めて学びました.

    デザインパターンについて,他との関連も含めて,よくまとまっていてわかりやすかった.

    ただ,Java のバージョンが古いので,プログラムそのものは参考にならないかもしれません.

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    2011年08月16日
  • Java言語で学ぶリファクタリング入門

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    後半は読み飛ばしながら。
    リファクタリング前後のクラス図比較がいい。というか、これと少し説明があればいいかな。

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    2011年05月18日
  • 数学ガール

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    数学に取り組む高校生たちを描いた小説。
    数学好きの主人公と、ちょっと数学が得意な同級生、数学が苦手な下級生の掛け合いで物語が進行するため、数学に詳しくない人、忘れてしまった人がついて行きやすい仕組みになっている。レベルは高校数学のレベルを始点にして、大学の教養科目レベルと言ったところか。内容は純粋数学寄りで、応用的な視点には立っていない。

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    2019年01月04日
  • 数学ガール フェルマーの最終定理 1

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    絵を描いた人が初代「数学ガール」とは別人です。こっちの方が個人的に好みだし、好みも分かれにくいかと。でも、「ゲーデルの不完全性定理」のほうが絵が好みです。

    構成もかなり初代数学ガール漫画版に近いです。

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    2011年05月07日