あらすじ
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本作は「数列」がテーマです。オセロゲームを使って数列を実際に体験したり、グラフを使って数列を見る方法を学びながら、数列の不思議な性質が明らかになっていきます。高校生グループはシグマを使って和を求める方法を学び、中学生チームは階差数列を使って数列を調べる方法を学びます。 どの章も、親しみやすい数学の題材から始まって、思いがけないほど深い数学の魅力に触れる内容となっています。中高校生はもちろん、数学に関心のあるすべての社会人にとっても最良の一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
数列を学んだときにそれをどういう場面で使うか考えたことがあっただろうか。
Σ わかりやすいとは言えないこの記号をなぜ使うのか。便利だから。数列を例として書こうとすると途中から「、、、」と書くしかなくなる。定められた記号で表現できる。
数列をどんどん足していくとどうなるか。ここでははっきりとした答という形に限らず、どういう値に近づいていくと考えられるかが語られる。何かに近づくその値のことを極限という。確かにそこには数学らしからぬ曖昧さを感じる。でも数式をどんどん変換していって、表現を少しずつ変えていくことで極限を見つける。そのプロセスはいかにも数学的。
次の「微分を追いかけて」を先取りする形で積分の考え方が実は既に説明されている。
Posted by ブクログ
Σの概念を分かりやすく説明しています。
Σって、公式を与えられてそれに当てはめて解を出すと言う認識しかありませんでした。世の中、部品だけ与えられて答はだせるけど、なぜそうなるのか分からないと言うのが、どんどん増えている気がします。
その点、この本は解答に至る過程を具体的な数値や考え方で、分かりやすく解説しています。フィナボッチ数列なんかも出てきて、ダ・ヴィンチコード以来でしたが、楽しく読めました。
Posted by ブクログ
約10年前、2014年に登録してるけど、どんな経緯だったのかなー?
2023年現在、「ノート」に関して洗いなおした際に検出された一冊。でも今表題を見てもやっぱりそそるものがある。ノート系を一通り読んだ後、しっかり覚えていたらシリーズものみたいなので、読んでみよう!