【感想・ネタバレ】プログラマの数学 第2版のレビュー

あらすじ

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プログラミングに役立つ「数学的な考え方」を身につけよう。

2005年の刊行以来、数学書として異例の大ロングセラーを続けている前著の改訂版です。

プログラミングや数学に関心のある読者を対象に、プログラミング上達に役立つ「数学の考え方」をわかりやすく解説しています。数学的な知識を前提とせず、たくさんの図とパズルを通して、平易な文章で解き明かしています。

改訂にあたっては、文章を全面的に見直すとと共に、現在の人工知能、ディープラーニングブームを踏まえて、付録「機械学習への第一歩」を加筆しています。この付録では、

・機械学習とは
・予測問題と分類問題
・パーセプトロン
・機械学習における「学習」
・ニューラルネットワーク
・人間は不要になるのか

という項目について、ていねいに説明しています。

プログラミングや数学に関心のある読者はいうまでもなく、プログラミング初心者や数学の苦手な人にとっても最良の一冊です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

数学ガールシリーズで言わずとしてた著者。その筆致はこんな堅苦しくなりそうなテーマでも遺憾なく発揮されている。はや恐ろしや。

目から鱗は10の指数0が1になる論拠。10の2乗が100ってことは10の1乗はその1/10だよなーという説明は確かにって腑に落ちた。章を追うごとについていくのがやっとではあるけど、そういうものなんだなと概観を学ぶことができたのは個人的に有意義。他の方はもっと具体的な気づきや学びあるでしょうが、数学音痴な私の限界。

プログラマと銘打ってはいるが、数学的思考の入門書として山本貴光さんがポッドキャストで紹介されていたので、そういった広い門戸でどなたでも手に取ってみると面白いと思います。

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2023年04月26日

Posted by ブクログ

エンジニアでなくとも、高校生で、これから数学を学ぶ人にもオススメ。
数学の基礎だけでなく、思考の基礎も学べるのでオススメです。

最後の停止問題は今の所、わかってないですが、、、

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2019年02月09日

Posted by ブクログ

高校数学の復習ばかりではあるが、あまり内容を覚えてないので要点を抑えてくれて助かるし、繋がりを見出せてなかった高校時代と比べて楽しいと感じた。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プログラミングや数学に苦手意識を持つ人にこそ、この本は心強い味方となるでしょう。結城浩氏の「プログラマの数学」は、単なる技術書を超えた、知的探検の旅路を提供してくれます。

私たちは日々、論理的な思考や問題解決に携わっています。SEやエンジニアとして働く中で、「なぜこの処理が必要なのか」「どうしてこの手順で進めるのか」という本質的な疑問に直面することがあります。この本は、そんな根源的な問いに対する答えを、優しく、時には遊び心を持って語りかけてくれます。

特に印象的なのは、著者が数学的概念をパズルや物語として展開する手法です。例えば、「ゼロ」という概念を通じて「ない」ということの存在価値を考えさせられ、「論理」の章では真偽の世界がいかに私たちの思考の基盤となっているかを実感できます。

## 本書の魅力的なポイント
- 難解な数式を避け、図やイラストを効果的に使用して直感的な理解を促進
- 各章が独立しており、興味のある部分から読み進められる柔軟な構成
- 実務で使用する技術の理論的背景を、物語のように展開
- プログラミングの本質を、数学的思考を通じて紐解く斬新なアプローチ

## 読者への価値
- 論理的思考力の向上
- プログラミングの基礎概念の本質的理解
- 問題解決アプローチの習得
- エンジニアリングセンスの醸成

私がこの本に魅了されたのは、その「わかる!」という体験の連続性にあります。ページをめくるたびに、日常業務で何となく使っていた概念の「なるほど!」という腑に落ちる瞬間があります。それは、暗闇で手探りしていた道に、突然明かりが灯るような感覚です。

本書は、プログラミングや数学の「わからない」を「面白い」に変換してくれる稀有な存在です。技術書でありながら、読み物としても十分に楽しめる構成は、著者の教育者としての深い洞察と配慮を感じさせます。

結城浩氏は、この本を通じて私たちに大切なメッセージを送っているように思えます。それは、「数学的思考は特別な人のためのものではない」という励ましです。プログラミングや数学に対する苦手意識を持つ人こそ、この本を通じて新しい発見と学びの喜びを体験できるはずです。

本書は、技術書棚の片隅で眠らせておくには惜しい、現代のデジタル社会を生きる全ての人に読んでいただきたい一冊です。

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2025年02月22日

Posted by ブクログ

競技プログラミングのためにまずは数学の基礎の基礎から学ぼうと思い手に取った。
この本は「競技プログラミング入門以前」のための本としてはちょうど良い。
「なっとく!アルゴリズム」も代表的なアルゴリズムがわかりやすく紹介されている入門書だが、本書はアルゴリズムというよりかは数学パズルに解くにあたっての考え方のヒントや数学的基礎知識が丁寧に載っている。
競技プログラミングの解説で再帰やら漸化式やらがしれっと載ってて数式を見ると「うっ…」となっていた人にはうってつけ。

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2019年08月19日

Posted by ブクログ

小さく始めること、一般化することなど当たり前だがエンジニアリングにおいて重要なことを繰り返しといている。
数学に関して興味が湧いた。
あとはプログラム関係で使う用語の理解が深まった。

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2019年03月17日

Posted by ブクログ

高校で数学を学ぶ前にこの本を読んでいたら、もっと楽しく学べていたのかもしれないなぁ。
大きい問題は小さく分解して考える、パターンを見つける、分かりにくい時は具体化して考えて、それから抽象化する、などなど、数学に限らず、物事を考える、ということがどういうことなのか、が学べる本だと思った。

ファンタジーの法則は、数学ガールでも多用されていたなぁ。こちらを先に読んでおけば良かったかもしれない。

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2018年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プログラムを組むときに意識すべき数学的な考え方。 「知ってる」ってこともあれば「へー」って内容もあり。 帰納法なんて全然忘れてたし、論理も使ってるつもりだけど実はざっくり程度の理解なことが分かった。剰余がグルーピングに使えるなんて初めて知ったし。 「知ってる」ことも感覚的にとか経験的にであって、知識として会得してるものじゃないから、解りやすく説明されて凄く納得できた。また読みたい

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2018年04月09日

Posted by ブクログ

数学とあるが難しい数式はでてきません。
また、ソースコードもほとんどありません。
内容的に難しいところはありません。
プログラマ向けの論理的な思考方法を学ぶための書籍といったところだろうか。

自分は第2版の付録である「機械学習への第一歩」が目当てで購入しました。
機械学習の基礎が上手くまとまっています。
付録なので多くは期待していませんでしたが、もう一歩踏み込んだ内容だったらさらに良かったかと思います。

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2018年02月22日

Posted by ブクログ

すごくわかりやすく書いてくれていることもあるが、タイトルから想像していたより平易な内容だった。とはいえ久々のトピックが多く、良い復習になったし、塾講師をしていたころが懐かしくなった。
あとちょいちょい出てくる先生と生徒の会話が面白くて好き。
次は暗号技術入門でも読んでみよっかなー。

・再起と帰納は方向だけ違う。再起は大→小、帰納は小→大。
・対数を使った計算尺によるかけ算
・カウンタブル
・対角線論法
・計算不可能な問題(例:停止判定問題)

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2018年01月23日

Posted by ブクログ

数学の読み物として面白く、読みやすく、基礎をおさらいすることができたが、プログラミングスキルがアップデートされたかどうかは微妙なところ。
数学的な背景を知らずに作法だけをまねしてプログラミングしていた人向けかな。そんな人いるのかな。

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2019年12月23日

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