弘兼憲史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「老いたら拒まず、でも従わず」、日本人は古くから『〜すべき』と言う「べき理論」が多く、それに悩まされる人が多い。だが老後は「こだわり」を捨て、「自分らしさ」を醸し出しながら思うままに生きたら良い、と言う。「できないものは仕方ない」と言い諦め、「まあ、いいか」と思うのが一番生きやすいかも知れない。ネット情報過多で真偽に踊らされ一喜一憂もあるが、ここにある生活習慣の「慣れ」への悪習と善習は、人それぞれあるがあまりワンパターンで続けるよりもたまには変わった事(道)を選ぶ方が良い、と言うことだ。気になる言葉は「歳を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る」サミュエル・ウルマン
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Posted by ブクログ
男子の作法
著:弘兼 憲史
紙版
SB新書 376
池波正太郎の「男の作法」の現代版をめざしたものとある
さらに、池波「男の作法」は、薄れゆく昭和の男の粋を惜しみつつ、自分の体験を語り残したものであることが述べられている
弘兼憲史の粋とはどのようなものであろうというのが、本書の興味となった
気になったのは、以下です
懐石は順番に料理が出されるからそれを食べていけばいいのだが、4番目か、5番目あたりに出される「椀物」は料理人の腕の見せ場だ
今の時代ならなおさらだろうが、銀座の高級クラブに自分のオカネで行くやつは少ないだろう。だいたい、接待するか、されるかということになる
まあどちらにして