弘兼憲史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漫画だというのにものすごく字が多くて最初は萎えた。
でも、「利益誘導は絶対しない」とか「政治家の目指すところは世界平和」とか、なかなか普通はいない政治家の理想像がそこにはあって、よかった。
本当に「国のため」とか「世界のため」ってやるべきなんだけど、それをやるには地元の人から選ばれないといけない。ジレンマ。地元の人はもっとミクロなことを見ているから。
駅つくれとか道路つくれとか。
加治隆介はそういうのを一切否定して国会議員になる。
議を通すのは簡単じゃなかったけど、彼は通した。
途中からすごく保守思想の漫画になってそれはそれで面白かった!
あと政局ね!サンクチュアリはあまり丁寧に -
Posted by ブクログ
弘兼氏の持論だけでなく、編集者、マスコミ関連、政治、社会風潮などひっくるめて様々な、視点から書かれている。
帯の「閉塞感をぶっ飛ばせ」仕事、人生、そして日本を語る。松下電器に勤めたものの、漫画家へ。キャリアとは何か、生きるとは何か、考えさせられた。実際に、前向きに生きている人は、どれだけいるのだろうとも読みながら考えていた。
最後の、くよくよしてばかりで人生を楽しまなければ、損をするのは自分自身です。あまり深刻に考えても仕方がありません。時には、「気にしない」というスタンスも選択肢として存在する。そう考えてもいいのではないでしょうか。人生、楽しんだ者勝ちなのですから。
捉え方次第で、人生