感情タグBEST3
一巻の優柔不断である意味親しみのある島耕作と異なり、男前な島耕作の片鱗が見え始める。ニューヨークでの仕事は島耕作という大作の方向性を決定付けているように思える
普通の感覚の持ち主ならば、毅然として断るところですが、この方は「そういうわけなんだ。でも、僕は…」と、視線チラッチラで、そのときの情交相手に話します。すると、聖母のような女性たちが「わかったわ」と、その敵キャラに抱かれに行きます。 そして、事後にすべてが解決すると「すまない」で済ませて終わりです。...続きを読むそして、またミラクルにより出世です。犠牲になった女性は、自分から身を引いていくと、いう、まさに男性目線の極楽展開が繰り広げられます。 こんなことの繰り返しで、自分は順調にのし上がっていく一方、理不尽な切られ方をする同僚や部下がいても「決まったことは、仕方がないことだね。」と、いっさいの救いの手もさしのべません。 本当に、時代と、そこそこのルックスに恵まれただけの人なのでは?と、深く考えさせられます。 今なお「相談役」として連載は続き、日本の経済界の要職にもつき、人格者たる好々爺として活躍していますが、とんでもない、いったい何人の女性を踏み台に、犠牲にしてきて、その椅子に座れているのかと、怒りさえわいてきます。 言われているほどの男ではない、でも、こんな男でも、運だけで、出世していける時代があった、と、女性管理職の方々の反面教師のテキストとして、大おススメの、評価「5」を差し上げたく思います。
Posted by ブクログ 2019年08月16日
ニューヨークで活躍する島耕作。アイリーンを通したボブとの奇妙な人間関係や、同僚の失敗から回ってくる手柄。また、その結果に人の褌で相撲に勝ったと悩む耕作...。
この時代のニューヨークのビジネスマンとはこういうものだったのか。子供の頃は米国というと憧れの国で、確かにこんな豊かな生活ができる人々が羨まし...続きを読むいと思った。
さて、後半でニューヨークから日本に戻ることになったが、今後も会社の派閥に翻弄されそうでドキドキする。アイリーンやボブとの関係もどうなるのか。
Posted by ブクログ 2013年07月14日
正直、このアメリカ編は、もっと後、6巻とか10巻とか、
もっと日本を描いてからでもいいような気がするんだよなー。
日本を描いて、ちょっと変化をつける意味でアメリカ編、みたいな。
ボブとアイリーンの奇妙な3角関係も、いい味出してるものの、
俺の奥底では受け入れられない関係だったりするし。
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とはいえ、今とは時代は違うものの、
「アメリカってこんなんなんだー」と疑似体験させてくれる感覚は楽しい。
投資を募ったミュージカルがすぐに公開されたり、
ボブがあっという間に売れっ子になるというテンポの良さも○。
水口がクララに振られて、それで終わりでも十分お話として成立してるのに、
そこでおっぱいを強く揉んでボコボコになる、というエピソードを足してるのが深い味わい。
「おっぱいを強く揉む」という行為自体に何ともいえない不思議なものを感じさせ、
それもまた味になっている。
「1ドル250円で換算すると~1ドル100円で計算すれば、大体日本と同じだ」
って予知してたって事?!
ヤングシリーズは過去の事だけど、
この頃ってリアルタイムの事書いてるんだよね?
1985年って1ドル250円だったんだっけ?
事情があるにせよ、一時帰国しても家じゃなくてホテル泊まりなんて、
俺には考えられないなー。
しかも、ティファニーのブローチをその辺のねーちゃんにあげるとかw
「スキンは何故持っているのか説明がつかない」
のコマがシュールすぎるwwwww
いや、これはシュールとは違うかw
でも何だかすげーおもろい。
生理休暇にセックスってやっぱ変わってんの?
いや改めて言われると、アレって思っちゃうw