あらすじ
「キミはクビだ」苫米地社長から突然の解雇通知をうけた島耕作。大泉副社長との激化する派閥抗争の渦中に立たされ、派閥入りを拒んだ結果だ。窮地に追い込まれた島は、初芝に残るための策を講ずる。探偵・小暮の協力を得て、野心に乏しい大泉に、彼の追放を画策する苫米地側の情報をリーク。全面対決させ、苫米地放逐をねらった。大泉側に勝たせるには、大株主の大町愛子がカギをにぎる。島は自らの保身のため、彼女のいるバリ島へ飛んだ!
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Posted by ブクログ
苫米地社長からクビを言い渡され、島耕作ピンチ! 苫米地派と大泉派の派閥抗争が展開する。
島耕作のこのピンチを救うのは、やはり周りの「おそろしい女たち」なのだろうか。目が離せない展開になってきた。
しかし、女だけでなく男にもモテる島耕作とは一体...。
スピーディーな展開
社長の逆鱗にふれ、クビになった島耕作。
ピンチの状況から周囲の助けをかり、逆転していく様はとてもスピーディー。また、バリ島の様子は非常に丁寧に描かれ、イメージかわきやすい。
Posted by ブクログ
派閥争いのキーマン、大町久美子の母の所在を巡り休職願いまで出してバリに赴く島耕作。その後を追う反対派の刺客たち。自らの進退を掛けて不本意ながらも敵対する(無理からさせられた)相手方苫米地派を退任させる為内部リークからハツシバの世間の評判を落とさせる為蠢動する。魑魅魍魎蠢く世界、本人はそこまで自覚していないが耕作は相当の修羅場を今まさに迎えようとしている。オレが彼耕作ならとっくの昔に左遷させられているだろう。ここからどうなるのか?もはや政争の様なあるいは戦国時代の命を賭した戦いの様相を呈している。自分はそう自覚しなくても権力を巡る争いに巻き込まれるのが大企業なのだろうか。とてもじゃないがオレはそんな世界で生きていかれそうもない、オレはこの漫画で擬似体験するだけで良い。第3のビール呑みながら。次も楽しも。