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週刊「モーニング」の人気連載『会長 島耕作』、そのひとつのテーマは「農業」だ。著者・弘兼憲史氏は、取材を通じ「農業こそ、これからの日本が生きる道」だと説く。サントリー新浪社長との徹底討論、大分の先進的農業工場や合理的農業国オランダの取材レポート、「米」「補助金」「農協」の諸問題への提言、日本酒「獺祭」や「近大マグロ」といった未来の農業案内――。「攻める農業」の現在と未来を、徹底的に解剖する入門書。
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Posted by ブクログ
本書にあるとおり、「農業こそが日本の次の産業になる」と、私も思う。 そのためには、多くの人が農業に関心を持ち、現在の日本の農業界を変えていかなければならない。 本書は、日本の農業界を変えるためのヒントが詰まった、重要な一冊だろう。
久松農園のお話は勉強になりました 10年近く前の本なのに今と変わらぬ農業の世界 そしてパンデミックの予想的中
日本の農業の競争力のなさの原因を歴史的背景から説明してあり、非常にわかりやすかった。 またローソンの新浪社長や「農家はもっと減っていい」の著者である久松農園の久松さんとの対談や、オランダの農業事情やJAについてなど幅広い項目に触れ、日本の農業の今後のあり方を示した本。 とても読みやすく、知見の広がる...続きを読む本だった。
この本を読むまで農業は「大変・儲からない・泥臭い」あまりいいイメージはなかった。しかし、大分やオランダで実践される先進的かつ合理的な農業経営。日本酒『獺祭』や近大マグロなどの“攻める”農業。これからは「農業こそが日本の次の産業になる」農業が持つ可能性はもの凄く大きいという。農協や補助金、米価のカラク...続きを読むリといった農業に係る諸問題も論じられており、自分のように、農業は詳しくないが「いずれは農業関係の仕事がしたい!」という人向けの農業入門書となっている。強いて言えばTPPにもう少し深く切り込んだ展開が欲しかった。
農業の抱える課題と今後の可能性について語られた本。健全な競争というのは産業の発展には不可欠であることを改めて感じましたし、一度出来上がった利権を覆すことの難しさも感じるのでした。しかし、オランダは凄い国なんだな。九州ほどの広さしかないにも関わらず、農業輸出額は世界2位なんだとか。
いろんな本が出てる割に、動きがないよね。農業界。 従事者が減って、つまり有権者が減って、JAの勢力が落ちてきたらやっと変わり始めるのかな。その頃には後手なわけだけども。
農業経営という選択に壁がある現状。仕組みを変える動きはあるが、多くの翻弄された人達の存在も無視できない。農業に未来はないと絶望して耕作放棄した世代がいたこと、そして今新しい世代が希望を持てるように変わりつつある。経営面で参考になる話だったが、細切れの小規模農家のままでは競争に残れない。しかし競争原理...続きを読むで淘汰されるべきと片ずけられない。時代においてけぼりの分野。政策は迷走して新たな犠牲が出ないようにしたい。
20150820 島耕作に惹かれて買ってしまった。農業をどうしていくか考えさせられる内容。結局は儲けではなくどう生きていくのかなのだと思った。
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島耕作の農業論
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