樋口有介のレビュー一覧

  • 木野塚佐平の挑戦だ 木野塚佐平シリーズ2

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    ネタバレ

    『木野塚探偵事務所だ』に続く、木野塚佐平シリーズ第二弾。
    前作は連作短編集、今回は長編。
    そして、事件も何だか、でっかくなりました。
    個人的には前作より、面白かったのだけれど(あとがきによると”文体”が前作から変わっているとのこと、そのため?)、前作の愛嬌のあるキャラクタたちと珍妙な事件の絡みが好きであった読者は、色々とギャップを感じてしまうだろうなと思った。
    前作にもひとつはまりきれなかった私も、「あれ?こんな作品だっけ…」と思ったくらい。
    総理大臣の死、それに関する妙な説。
    木野塚氏の希望通り、大事件が迫ってくる。
    木野塚氏が空回りしている面も今回はあるものの、けっこう彼の望みが叶っている方なのでは?

    ”警官生活三十七年、警視総監賞を受賞”、暗記してしまいそうな、木野塚氏の口癖というか、キャッチフレーズというか。
    これをことあるごとに述べ、ハードボイルドを気取る(決まりきっていないことが多いけれど)木野塚氏と頭の回転が速く、木野塚氏の理想の女性像とかけ離れたボーイッシュな桃世のキャラクタは相変わらず。
    桃世ファンの私としては、ケニアから戻ってきて、嬉しい。
    著者曰く(こちらもあとがきより)、この作品は”大バカ大ナンセンス小説”。
    本作については「ちょっと調子にのりすぎたかな」だそう。
    その著者のくだけた感じがうまく作用しているのが、この作品には良い弾みを与えてくれたように、私には思えた。

    第3弾があるならどういう方向へ持ってゆくのか??

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    2014年05月20日
  • 片思いレシピ

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    柚木草平シリーズ番外編。柚木の娘、小学校6年生の加奈子が主人公。加奈子の親友と一緒に通ってる塾の先生の殺害事件。
    加奈子が主人公とはいえ、謎解きは親友の祖父だったり、柚木草平だったりで中途半端。
    謎も普通。

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    2020年03月14日
  • 木野塚探偵事務所だ 木野塚佐平シリーズ1

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    この作者本当に良い。デンスケでは笑いすぎて過呼吸になった。60歳からの起業。なにかやり始めなければと忸怩たる思いを行動に移さねば。

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    2014年04月09日
  • ベイ・ドリーム

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    樋口氏の作品らしくなく、さえない主人公と絶世の美女の組み合わせ。都政がからむ社会派もどきの内容もらしくない。
    ファンじゃなければ更に評価が下がったかも。

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    2014年03月31日
  • 彼女はたぶん魔法を使う 柚木草平シリーズ1

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    事件、推理自体は二時間サスペンスのよう。
    どちらかというと、事件そのものよりは会話や人間模様や恋愛(?)の方が楽しめた。
    またシリーズ読んでみよう。

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    2014年03月22日
  • 八月の舟

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    ただそこに現実がある。
    それを淡々とこなしていく。
    感情表現を一切しないということがいつの間にか感情表現になっているから不思議です。

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    2014年02月11日
  • ベイ・ドリーム

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    ミミズの研究一筋に生きてきた変わり者の研究者が東京湾の埋立地で謎の美女に出会い、恋に落ちる。埋立地には巨大ミミズが出現するが、その原因は政治がらみの違法投棄にあった。物語がよく出来ている。

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    2014年02月08日
  • 刺青白書 柚木草平シリーズ4

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    会話のテンポとちょっと気恥ずかしい青春時代の匂い。
    すーっと読めて、読後感も良い。
    ミステリとしては物足りないなど関係ない。読んでて気持ちいがいいです。

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    2014年02月06日
  • 捨て猫という名前の猫 柚木草平シリーズ9

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    思った以上に大きな話になって意外でした。死んでしまった人は帰ってこず、物悲しさが残ります。シリーズもののようですが単品でも大丈夫。他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2014年01月23日
  • 彼女はたぶん魔法を使う

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    再読。柚木草平シリーズ第一弾。1990年の作品。
    2006年に創元推理文庫から再販されているのが嬉しい。

    シリーズ主人公の柚木草平は、元警官のフリーライターで、別居中の妻と娘がいて、警察キャリアの恋人がいるという設定。

    女子大生ひき逃げ事件の真相を追う中で、何人か美女が登場するのだが、タイトルの魔法を使う彼女って誰なんだろうと思うくらい、タイトルと内容がリンクしていないのが残念。
    女性に対して相当皮肉った、ふざけたような会話をするのもやりすぎな感じ。
    内容は普通に面白い。

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    2013年12月17日
  • 誰もわたしを愛さない 柚木草平シリーズ6

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    この作者の作品は、文章が読みやすいので時々読みます
    このシリーズは、ハードボイルドテイストを狙った会話のテンポがいいですね
    ストーリー展開は、若干もたもたした感じがしました。謎解きも、やや無理やりちょっとひっくり返してみた,という感じで、幕切れも私はすっきりしませんでした。
    ただ、新しい担当のキャラクターはいいですね。この後に期待したいです

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    2013年10月26日
  • 窓の外は向日葵(ひまわり)の畑

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    この夏を忘れない。まばゆい夏の午後、なぜ少女は
    姿を消したのか。あの名作「ぼくと、ぼくらの夏」を
    原点に描く、青春ミステリーの新たなる傑作。
    東京の下町を舞台にくり広げられる爽やかで可笑しく
    て、ちょっと切ない青春ミステリー。

    買ってはみたのものの長らく積読状態でした。樋口有介は好きな作家で、柚木草平シリーズであれば、間を置かずに読むのですが、イマイチ気が乗りませんでした。

    最近、本を読む気力が湧かなかったので、手にとってみたのですが、なかなか面白かったです。樋口作品は、ミステリー色が弱く、私的にはキャラクターの掛け合いの方が楽しみですが、本書ではその辺りも頑張っています。
    セルフパロディーの部分にはニヤリとさせられました。この親子の掛け合いもなかなか好きです。真夏さんはいささか消化不良でした。

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    2013年10月13日
  • 枯葉色グッドバイ【新カバー版】

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    椎葉のキャラは好きですが、夕子のことがどうしても好きになれませんでした。
    自信過剰のヒステリック、イライラしてしまいました。
    内容は良かったです。

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    2013年10月03日
  • 苦い雨

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    樋口節は健在なのですが、主人公や関わる女性がいい大人なので、氏の持ち味である青臭いシニカルさが活かしきれていない。
    物語としてはそれなりに面白いのですが、樋口ファンとして満足できる作品ではなかったので辛めの星3つ。

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    2013年08月20日
  • 窓の外は向日葵(ひまわり)の畑

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    6月-8。3.5点。
    樋口さんらしい、軽快な台詞運びのミステリ。
    高校の部活の美人部長が、失踪。同時に男の副部長も。
    元刑事の父親が、顧問の先生の美しさに負け、独自に捜査。
    軽いタッチであっさり読める。まあ、こんなものでしょう。

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    2013年06月26日
  • 彼女はたぶん魔法を使う 柚木草平シリーズ1

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    元警察、いまは私立探偵で女性好きな主人公が、個人的に依頼をされた事件?事故?を調べて行く・・・。後半終わりかけでようやく犯人が予測できた・・・。

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    2013年04月28日
  • 彼女はたぶん魔法を使う 柚木草平シリーズ1

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    行く先々で女性にモテる、ってところを除けば、普通にハードボイルドな推理小説。ドラマのノベライズみたいな感覚なので、そういうのが好きな人にはウケると思う。

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    2013年04月11日
  • 夢の終わりとそのつづき 柚木草平シリーズ5

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    20130330 男の視点からはうらやましい話し。登場する女性がみな惹かれるのは男の希望に近い行動をしてくれるからか。女性読者の反応が知りたい。

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    2013年03月30日
  • 初恋よ、さよならのキスをしよう 柚木草平シリーズ2

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    変わらず、セリフが良い。テンポ良く、あっという間に読める。の被害者の姪とのやりとりで、主人公のセリフが普段のペースから外れる妙も良い。シリーズ全部読みたくなる。

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    2013年03月28日
  • 木野塚探偵事務所だ 木野塚佐平シリーズ1

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    20130225 デビュー作の後、二作くらい読んだ記憶がある。昨年ピースを久しぶりに読んだ。この作品は作者の今のとしだから読めるのかも。笑えない哀愁がハードボイルドなのだろうか。

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    2013年02月25日