【感想・ネタバレ】誰もわたしを愛さない 柚木草平シリーズ6のレビュー

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Posted by ブクログ

創元文庫版では順番が変わって、これが第6弾とのこと。
ですが、刊行順に従って、4番目に読みました。
柚木さんの女好き健在。微笑ましい。
対等にやり合う新担当の直海が気になります。

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2012年05月25日

Posted by ブクログ

トリックとか犯人がそこまで意外というわけではない。
このシリーズは柚木草平のカッコよさとカッコ悪さとだらしなさを堪能するものだと思う。

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2018年09月27日

Posted by ブクログ

柚木草平シリーズ、6作目。

創元推理文庫出版での刊行順で読んでいますが、前2作が番外編的な感じでもあったので、漸く本来の柚木草平氏に再会出来たような気がした。
いずれも一筋縄ではいかない色んなタイプの女性と交わす会話が秀逸。よくもまぁ、これだけポンポンと気障なセリフが出てくることと、作中の人物ながら感心してしまう。女性から振り回される具合が今作も絶好調だったな、と。その中で、新しく出てきた新米女性編集者。草平を取り巻く個性ある女性がまた一人増えました。最初は高飛車で鼻持ちならない感じだったけど、読み進めていくうちに可愛くなって、狸の生態研究のところで見事に撃ち抜かれました。これからも草平氏と絡んでいくのかな。楽しみです。

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2015年11月05日

Posted by ブクログ

柚木草平シリーズ第○弾(不明)。

今回から、フリーライターとしての柚木の
担当編集者が妙齢の女性に代わる。
この生意気な女性編集者との間が
進みそうで進まなくてやきもきさせられる(^ ^;
これがまた良い(^ ^;

今回の犯人は、かなりひねくれている。
そのため、警察も草平も翻弄されて、
真実を見誤ったりする。

本当は、ミステリなのであまり内容については
書かないのが礼儀かとは思います。
が、後書きによると、単行本初刊行時には
本のオビで犯人が分かってしまったという
不可思議なエピソードがあるそうで(^ ^;

さすがに当人も文句を言ったら、編集が
「この本はトリックがどうとか犯人が誰とか
 そんなつまらないことで勝負する本ではない」
という迷言を吐いたそうで(^ ^;

こうなると、はたしてミステリと読んでよいのやら(^ ^;

初期の作品と比べると、だいぶ文章もこなれていて
読みやすくなっていると思いました。
ただ、まだ所々読点が気持ち悪く感じましたが...(^ ^;

内容的には、ここしばらく「本当にハードボイルド」
寄りだった草平氏の、初期作品のような
「だらしなさ」が随所に見られて
私は好きでした(^ ^

さて、新人編集者とのロマンスや、いかに(^ ^

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2014年09月07日

Posted by ブクログ

 柚木草平シリーズの第6弾。
 女子高生がラブホテルで殺され、そのレポをすることになった柚木。相変わらず女性に翻弄されますww

 優等生だったという女子高生がなぜラブホテルで、っていうのがカギになって、二転三転としていくんだが…。
 結論としてのタイトル、よーするに読者はこのタイトルへと誘導されていくわけだ。が、なんなんだろうな。このあっけなさ。
 柚木の知りえるリアルを考えば、これ以上はあり得ないし、以下もないのだろう。
 
 が、それが悲し過ぎる。

 「誰も愛さない」と断定してしまう悲しさ。
 不条理。

 なのに、柚木は傍観しているだけだ。
 ま、どこまでいっても傍観者であるところが柚木の魅力なんだけど、今回はちょっとなって思った。
 多分、それがこの作品の狙いだったのかもしれなけどね。
 うん。まんまとひかかってしまったってことなんだろうなぁ。

 …ちょっと表紙はずるいと思うww

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2013年01月04日

Posted by ブクログ

以前、講談社文庫版を読んでいたので、あらすじも犯人も知っているんだけど、柚木草平さんに会いたくなって読んでしまうわけです。

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2011年09月18日

Posted by ブクログ

柚木草平シリーズ第6弾。

1,2,6と3作連発で読みましたが、これがいちばんミステリ色が強いです。
新キャラも良い感じだし、これはかなり好きな作品かも〜。
やっぱり3〜5作目も買わなくちゃだめだな^^;

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

コミカルでハードボイルド調のライトなミステリ小説<柚木草平シリーズ>の第6弾。でも当初は4作目だったそうだ。その訳は解説に書かれているが、どうせ草平は永遠の38歳、前後しようと大勢に影響はない。春。桜の花びらとともに訪れた出版社の新人担当は、草平担当ということで肩に力の入りすぎたメガネ美女・小高直美。追う事件まで出版社に指定される始末。わずかな原稿料アップにつられ、重い体を引きずって調査に向かう。事件は、渋谷のラブホテルで起きた女子高生殺人事件。刑事時代のコネを使って、コツコツと調べていく。お馴染みの別居中の妻、娘の加奈子、警視庁の吉島冴子、法医学教室教授・田原今日子、人気エッセイスト・麻生美保子、女子高生らに翻弄されながらも、着々と真相に近づいていく草平の姿を丁寧に描いている。コミカルでユーモアたっぷりで楽しい。しかし、今回の事件は簡単にかたがつきそうで結構置くが深かった。焦り、それでも最終決戦を迎えた草平は、見ものだった。事件の真相がわかると、草平がペシミストになってしまうのも仕方ないと思えてきた。和製フィリップ・マーロウ「柚木草平」って言ったら言い過ぎかなぁ〜

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

柚木草平シリーズ6弾
樋口有介って、なんとなく買ってしまう
買い集めるわけではなく。
2007.09

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

この作者の作品は、文章が読みやすいので時々読みます
このシリーズは、ハードボイルドテイストを狙った会話のテンポがいいですね
ストーリー展開は、若干もたもたした感じがしました。謎解きも、やや無理やりちょっとひっくり返してみた,という感じで、幕切れも私はすっきりしませんでした。
ただ、新しい担当のキャラクターはいいですね。この後に期待したいです

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2013年10月26日

Posted by ブクログ

1月-10。3.5点。
まじめな女子高生が、ラブホテルの一室で殺害される。
新編集者の元、柚木が調査。
相変わらず、美女に振り回されながら真実へ近づいていく。
今回は、意外な人物が犯人。ただ、途中から何となくこうかなという気が。
普通に面白かった。シリーズ継続を望む。

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2012年01月25日

Posted by ブクログ

読み終わって題名の意味を理解。犯人の心情なのか、それとも探偵の信条なのか、どちらとも取れる題名に憂鬱な小説全体を覆う雰囲気がよくマッチしている。今回は一時流行した女子高生文化が題材なだけに明るい感じがするシーンもあるが、シリーズ物のお約束の暗さは健在。ちゃんとドンデン返しもある、犯人が意外だったかどうかは別として。

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2011年06月26日

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