【感想・ネタバレ】夢の終わりとそのつづき 柚木草平シリーズ5のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月28日

「ろくでなし」という長編の改題、大幅改稿とのこと。
なので、多少無理のある部分もありました。
柚木さんは女好きという設定やのに、濡れ場が今回初めてくらいではなかろうか。

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Posted by ブクログ 2010年10月02日

柚木草平シリーズにしてはいつもの面々がでてこないし、変な終わり方と思っていたら、デビュー前の習作「ろくでなし」の改稿だそうです。
それならエイリアンとか有り得ない話がでてくるのも納得(笑)

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Posted by ブクログ 2010年05月14日

 くたびれた探偵、柚木草平35歳最初の事件。もともとは『ろくでなし』という題名で書かれていた作品ですが、今回文庫化に伴い大幅改稿されたもの。作風も少し変わっており、柚木草平シリーズ0作目といったところでしょうか。会話の妙と女性ばっかり出てくるところはいつもと変わりませんが、若さを感じさせる行動が見え...続きを読むるところがおかしいです。
 しかし、全く、東京にはいい女が多すぎる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月21日

久々のトレンディでした。
今回は嫁と娘ちゃんがあんまり出てこなかったですねー。元々が柚木さんじゃなかったからかもですが。

途中でSFチックになってきておろろ?と思ったけど、一応戻ってきてよかったです笑

続き、また読もうー。

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Posted by ブクログ 2015年11月05日

柚木草平シリーズ、5作目。

もともと別の人間が主人公であった「ろくでなし」という作品を、柚木草平に置き換えて大幅に改稿し、改題したという異色のシリーズ作品。というのを後で知って、ナルホドなぁと思う。確かに、元の主人公は柚木にそっくりで、柚木っぽく改稿したのかもしれないけど、読んでいて何か違和感が残...続きを読むる。私の中の柚木さんは、ギリギリまではいくけど一線は越えない、ってところだったんだけどな。まぁ、だからこそ「38歳」ではなく少し若めの「35歳」に設定したのかな。

事件の方は、裏表紙のアクロバティックな展開とは何ぞや、と思っていたら、確かにアクロバティックでした。まさかこのシリーズでこんなSF的展開が来るとは思わなかったワ。一応、落ち着くところで落ち着きますが。
シリーズ作品の中の一つとして、らしくない異色の展開もあっていいのかな、とは思いますが、正直、私は望んでなかった展開だったかも。

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Posted by ブクログ 2014年08月29日

「永遠の38歳」柚木草平が35歳の時の話。

これまでのパターンで行くと、
柚木草平シリーズ第○弾とご紹介するところですが...
この作品はちょっと他とは毛色が違うようで(^ ^;

...と言うのも、元々この作品はデビュー前の習作で、
以前には柚木シリーズとは違う主人公と設定で
「ろくでなし」とい...続きを読むう題で出版されたものだとか。

それを大幅に改稿して「柚木シリーズ」作品にしたので、
題○弾という順番付けが難しいような...(^ ^;

しかも巻末の解説を見ると...シリーズの「正しい」第四弾は
「誰もわたしを愛さない」なんだとか。
私は創元推理文庫の「刊行順」に
「刺青白書」を第四弾として紹介してたし(^ ^;

ま、ともかく本作ですが...
当人も後書きで書いておりますが、
内容が「荒唐無稽なSFチック」なネタで(^ ^;
え〜、そんな、ハードボイルドのはずが...
と言うのが、一読した正直な第一印象(^ ^;

ハードボイルドってのは、徹底したリアリズムと
「脳内のロマンチシズム」のギャップを楽しむもの、
というのが私の持論ですが(^ ^;
そこにSFが絡んできちゃうと...ちょっと興ざめ(^ ^;

元が習作と言っても、その後に描き直してあるので
文章表現とかセリフ回しとかは安心して読める。
が、やたら出てくる「謎の登場人物」のキャラ設定が
やや「薄っぺらい」印象を受けてしまう。

...ということで、今回は★三つに(^ ^;

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Posted by ブクログ 2013年03月30日

20130330 男の視点からはうらやましい話し。登場する女性がみな惹かれるのは男の希望に近い行動をしてくれるからか。女性読者の反応が知りたい。

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Posted by ブクログ 2013年02月18日

柚木草平、35歳の事件。
元々は他のキャラクターによる作品を全面改稿により柚木シリーズとして復活させたとのこと。
うらやましいほど自由で女にモテる柚木だが、常に孤独感が漂う。古今東西、ハードボイルド作品の主人公に与えられた宿命なのか。男の生きざまを教えてくれる。

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Posted by ブクログ 2012年02月05日

これが、改稿された柚木草平のデビュー作品なんだそうで。
柚木氏は私は基本好きになれないタイプだけれど、
これは、人間ぽくていいな。

今の、柚木さんは自信にあふれてる感じでちょっとな、と思う。
迷って、だらしなくて、グダグダのほうが
魅力的だと私的には感じる。

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Posted by ブクログ 2012年01月05日

11月-11。3.0点。
柚木シリーズ。絶世の美女から、尾行のみの依頼。高報酬だが
探らないという条件。
ストーリーは、結構あり得ない方向に。最後は何とかあり得る形に。
元々は違う主人公の小説を、柚木シリーズへ書き直し。
イマイチだったかも。次作期待。

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Posted by ブクログ 2011年09月30日

 <柚木草平シリーズ>の1冊。草平が繰り出す、女性への軽快なジョークはあいかわらず。楽しい。しかし、今回の柚木草平はまたまた、これまでと違った一面を見せた。本書は草平が刑事を辞めて8ヶ月後の事件。なんとロシアの某機関まで絡んでくる、スケールのでかい陰謀なのである。シリーズ中、最大の事件かも?今回は随...続きを読む分と大風呂敷を広げたなぁと思ったが、その割りにコミカルな草平の言動に気楽に読んでいたら、驚いたことにエイリアン? まで登場する始末。ちょっとひいたが、きっと納得できる、あっと驚く結末が用意されているんだろうと高をくくっていた。でも、明らかになった真相も厳しい内容だった。練りが足りないなぁというのが正直な感想。読み終わってあとがきを見たら、本書はデビュー前に書いた習作を、柚木草平ものに全面改稿した作品ということだった。それで未熟な感じの理由に合点がいった。そんなわけで事件自体には消化不良を起こしてしまったが、夢子という女性との関わり部分はとても楽しかった。夢子は、草平行きつけのスナックの経営者。草平の事務所の向かいにある寂れた店で、トランプの一人遊びや探偵小説を読んでいるちょっと謎めいた女性。美人のようなのだが、女好きの草平でも気にかけていなかった。ところが、彼女の素性を知ったあとの草平は妙にドギマギ。最後には・・・・・・ あーぁ、面白かった。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

同じシリーズ前にも読んでる、元刑事の探偵で出てくる女がみんないい女っていうヤツ。男のロマンというか、ハードボイルドってそういうことよね。主人公の、女にだらしないっぷりが徹底しているので、これはアリ。

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