佐藤究のレビュー一覧

  • 幽玄F

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    著者の作品は3作目だが、その中では一番面白かった。けど、結局易永が何をしたかったかよう分からん。でも、結末も含め、なんか面白くは感じた

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    2026年09月06日
  • QJKJQ

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    ネタバレ

    兄、母についてはなんとなくの想像通り。アカデミーの話から胡乱さが増し、語り手の精神を疑い始めるとなんとなく進まない。あとはラテン語とかちょっと鼻につくとこも多かったなぁ。

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    2026年09月04日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    科学・化学、自然、歴史、民話・伝承、エンターテインメントなど、話の背景にある事柄が多彩なうえに、その説明だけで1冊本ができるのを、わかりやすく・おもしろくストーリーに散りばめさせているところがすごい。
    表題作の「爆発物処理班の遭遇したスピン」の人命を優先しない解決方法が、恐ろしくも現実的で好き。

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    2026年09月03日
  • テスカトリポカ

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    アステカ文明において小説でここまで細かく書くのか?!ってくらい深掘りされてて参考資料の多さが途方もないほどこの作品に向けられた熱量を表すようだった。

    作品はアステカ文明を主軸と言っていいほど密にした内容でほとんどが裏社会の臓器や麻薬の売人といった人ばかりだった。

    内容はとっても面白かったし満足度も高かったが、なにぶん慣れない言葉や、登場人物の名前が覚えづらかったりして100%作品の良さを感じ取れずに終わってしまった。

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    2026年08月30日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    ノワール作品は好みではないので☆3だけど、好きな人なら間違いなく☆5になりそうな短編集。
    それぞれページ数を見ると短めの作品なのに、ものすごい重量感。テイストは同じなのに作品ごとのジャンルの振れ幅が大きく、作者の取材量や力量の凄さを感じる。
    死や暴力と隣り合わせの緊張感、理不尽な境遇がリアルな叙述で迫ってくる。

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    2026年08月22日
  • 幽玄F

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    まず三島由紀夫を読むべきだったと後悔。
    読み落としてしまっている箇所が多数あるだろうなぁと感じつつ、考えさせられたのは「護国」について。

    透と同じく私は「護国」という感覚がよくわからない。
    今の世の中は、まさに「護国を成り立たせるために敵が必要だ」みたいに見える。国を守るためにハイテク戦闘機の開発に躍起になり、国を守るために巨額の防衛費が積まれる。
    ってか何から国を守るの?敵って誰のこと?戦争するの?誰が戦わされるの?犠牲になるのは?何のため?という永遠の?ループに陥る。

    戦後生まれで日本という平和な環境で育った世代にとって、護国だの戦闘機だのに意義を持たせることは難しく、現実味を帯びていない。お国のために戦った神風特攻隊よりも、爆速航空機に魅了され、自己の欲求を実現するために生き抜いた姿の方がよっぽど納得がいく。

    私たちはお国のために生きてるんじゃない。誰一人として犠牲にしたくない。お偉いさんたちはそれをわかっているのかな。

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    2026年07月29日
  • トライロバレット

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    虐げられる若者と、社会生活に戻れない退役軍人。この2人を軸に進む物語。一気読みできる短編だが、どうしても銃社会や退役軍人などに対して少し引いて見てしまうために僕は心からは楽しめなかったな。

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    2026年07月12日
  • QJKJQ

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    佐藤究さんはテスカトリポカ、Ankに次いで3作目です。こういう考えさせられる作品は個人的に好きです。それがミステリーと合わさっていると尚更。
    ただ自分の理解力がついていかなくてまだ結論が出ていない状況なので何回か読む必要がありそう…

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    2026年06月24日
  • Ank : a mirroring ape

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    今まで読んだことのない読書体験。暴動前後と最中を行き来しながら複数人物の断片が重なり、点が線になって真相へ収束していく構成が秀逸。中盤は逃走と混乱の反復でやや冗長に感じたが、圧倒的な情報量とAIと類人猿、鏡を結ぶ視点が刺激的で、知的好奇心を強く揺さぶられ、何度も唸らされた一冊。

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    2026年06月24日
  • Ank : a mirroring ape

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    ほんの少し先の近未来とまで言えない未来のSFを作者は目指したのか?
    AIは確かに進歩している 人は何処へ向かうのだろう

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    2026年06月19日
  • テスカトリポカ 3

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    ネタバレ

    テスカトリポカ3

    子供。母、父に暴力。父、ヤクザ。
    子供、土方コシモ。母、メキシコ人。

    12歳に。身長170。

    公園で爺さんと仲良くなる。
    木の掘り物を爺さんにあげる。

    爺さん、死亡。交通事故。

    どうして俺のともだちを殺した、と父を殴りつける。

    →これ、何の過去編??長すぎてよくわからん。。

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    2026年06月16日
  • トライロバレット

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    帯にあった「ダークヒーロー」という単語に誘われるように買ってみた。スーパーパワーではないが、人の内にある形容し難いドス黒い力が作品のポイントなのかなと感じた。
    起承転結の起承までは後半の盛り上げのために積み木を少しずつ積み重ねている感じがして眠くなるが、後半2割くらいはスッと入ってくる面白さがあった。
    一言で言うならば「映像化したら面白いけど文字で見ていくと途中で読むのをやめてしまうかも」だろうか。そんな気がする。

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    2026年06月08日
  • QJKJQ

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    著者のテスカトリポカが面白かったので
    こちらも読んでみた。

    こちらの作品も凄惨な暴力を振るう人の怖さが存分に描かれている。
    きっと著者は時事であったり、人の歴史の知識を大量に吸収していて、実在とフィクションを交えて書いているので、法外の秘密結社とか、人身売買とか、本の中の世界がどこかに存在していそうな説得力がある。

    主人公は強かに生きて欲しい。

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    2026年05月15日
  • 幽玄F

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    テスカトリポカの時から思っていたんだがこの人の小説、いわゆる物語の縦軸というか、物語性、このお話は何を目的としてどう駆動するのかに酷く無頓着なんだな

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    2026年05月09日
  • サージウスの死神

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    テスカトリポカがおもしろかったので読んでみたが
    しっかり目の純文学で自分には理解できない。
    面白いとか面白くないとかではなく純文学はまったくわからないので⭐︎3で

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    2026年05月08日
  • サージウスの死神

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    内容が理解しきれないのに何故か読む手が止まりませんでした。
    ただ、ラストであら?そこで終わり?と急に突き放されたような気持ちに。今の佐藤究ならもう少し続きを書いたりするのかな、何にせよ狂気に傾いた人間の辻褄の合わなさ、危うさの表現に驚かされました。

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    2026年04月21日
  • QJKJQ

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    よく分からない部分もあったけれど、亜李亜の過去と過去を知った時は亜李亜が可哀想に思った。

    この本で最初に思ったことは装画が綺麗!

    キリストの血と肉に見立てたものを食べる。確かに食人だよなぁ…
    兄が殺された後に父がパンを千切っていたのは血肉に飢えていたのか、それとも誰かを呼び出したかったのか…
    登場人物全員が狂ってるよ泣

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    2026年04月18日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    ネタバレ

    淡々と明確な表現で文章から得られるエンタメをぶつけてくれる良作。
    痛かったり、悲しかったりしながらも心を心地よくざわつかせてくれる表現と記述。テスカトリポカが大絶賛されているのでいつか読みたいな・

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    2026年03月25日
  • トライロバレット

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    ネタバレ

    学校ではジョックにいじめられ、家庭環境はボロボロの化石オタク(というか三葉虫オタク)・バーナムが、ジョックに復讐する話ー。

    と書くと、典型的なストーリーに見えるけど、当のバーナムは淡々としている。この小説、セリフも地の文として扱っているから、感情が伝わりづらいというか、すべて客体的に見える。なのに、精神の異常さがありありと伝わってくる。
    それから、バーナムとは別に、PTSD(?)に悩まされる退役軍人がその根源として学校を襲撃するのと結節して、銃乱射事件に発展していくのだが、そちらもそちらで、だいぶ異常をきたしているのだ。

    話の筋はわかりやすいし、ある意味でアメリカ社会が抱えるいくつかの問題の帰結として銃乱射事件に発展する、みたいな見方もできるんだろうが、特異なのは、「三葉虫」やその捕食者であるアノマロカリスの描き方。これは何らかのメタファーなのだろうか。捕食される弱き存在。滅びてしまった存在。
    そういった弱き存在からの一撃、という正当性や神聖性なのだろうか。うーむ。

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    2026年03月25日
  • トライロバレット

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    エピソード1はちょっと退屈だったけど、エピソード2からは一気読み!
    バーナムが手作りの三葉虫スキンを着て出てくるシーンを想像すると笑いが込み上げてくる。状況は全く笑えないけど笑

    バーナムには冷めてる印象を持っていたけれど、三葉虫がアノマロカリスに撃ち勝つシーンは自分の中で盛り上がった。やってることは駄目だけど、冷静に淡々とこなしていくフィンチさんの銃撃戦のシーンもかっこいい。

    文庫本表紙の三葉虫は何かの紋章みたいでかっこいいなと思うけど、実際の三葉虫を調べたら「おぉ…」

    虫嫌いな人は調べない方がいい。
    アノマロカリスはなんか可愛いと思ってしまった。

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    2026年03月23日