佐藤究のレビュー一覧

  • テスカトリポカ

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    ネタバレ

    暴力の描写が生々しくて気持ち悪かった(褒めてる)。

    日本が舞台になったあたりから、川崎の光景が思い出されて、こんなことって本当にあるのかもって妙に身近に感じてしまった。

    末永結構好きだったのにアッサリ死んじゃって寂しかった。
    最後コシモが沖縄にいる時運転してた男って誰でしょうか。

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    2026年09月13日
  • テスカトリポカ

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    ネタバレ

    始めは登場人物が多くそれぞれのバックグラウンドやメキシコ、アステカ文化などのエピソードが、視点を変えつつ語られていくのでなかなか話に乗っていけずにいました。
    でも、それぞれの登場人物が、関わり始めてからはまあ面白い!!
    この為に丁寧に一人ひとり書いてくれてたんですねって感じでした。
    その中でも望んでいないのに才能があったためにどんどん巻き込まれていくパブロ。
    本当に不憫でした。
    自分の信じる正しさに背く行為を受け入れてしまった弱い部分、汚い部分を、コシモに知られたくなかったのでしょうが、そうこうしていくうちにそれ以上の恐ろしい行いをさせられるようになったコシモに対して、カヌーの上で聞かせた聖書の一節。
    宗教ってこう言うふうにどうしようもなくなった時に支えになるものなんでしょうね。
    まあ宗教観は人それぞれですが、生贄にはされたくないな。
    アステカの人々は神への捧げ物として喜んで生贄になったのかな。生きたまま心臓を抜かれて首を切り落とされるって相当怖いです。
    私は末永の裏切りやコシモが順太と話して感じたバロミアへの不信感やパブロの言葉がなかったら、コシモはバロミアにテスカトリポカとして大事にされた後、見えもさわれもしない存在に返さなければ、ということで殺されたんじゃないかと勝手に想像していました。
    コシモには明るい未来は来ないとは思いますが、順太も含めどうかたくさんの幸せを感じる瞬間があって欲しいと願います。

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    2026年09月13日
  • テスカトリポカ

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    終盤や所々は夢中になって読めたが、ちょっとアステカの宗教話が長すぎる。その長いのに耐えて読んだ割には、そこまで感情を動かされなかったというのが個人的な感想…。題名の通りアステカ宗教が軸で話が進んでるもわかるが、肝心のそこがあんまり面白くないという。
    読みごたえある所がほとんどグロいのも個人的に好みではなかった。ただまあ700ページ割と楽しく読み切れた、とは思う。



    他の人の感想読んで思ったけど、自分は書きぶりとか描写とかにあんまり興味がないのかな…。興味あるのが話の内容や作者の哲学なのかな…と思った。

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    2026年09月13日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    山口一郎さんと魚豊さんの対談が良かった!真摯にものをつくるということの尊さを感じた。単にもっとがんばらなくちゃと思った。

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    2026年09月08日
  • 幽玄F

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    著者の作品は3作目だが、その中では一番面白かった。けど、結局易永が何をしたかったかよう分からん。でも、結末も含め、なんか面白くは感じた

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    2026年09月06日
  • QJKJQ

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    ネタバレ

    兄、母についてはなんとなくの想像通り。アカデミーの話から胡乱さが増し、語り手の精神を疑い始めるとなんとなく進まない。あとはラテン語とかちょっと鼻につくとこも多かったなぁ。

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    2026年09月04日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    科学・化学、自然、歴史、民話・伝承、エンターテインメントなど、話の背景にある事柄が多彩なうえに、その説明だけで1冊本ができるのを、わかりやすく・おもしろくストーリーに散りばめさせているところがすごい。
    表題作の「爆発物処理班の遭遇したスピン」の人命を優先しない解決方法が、恐ろしくも現実的で好き。

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    2026年09月03日
  • テスカトリポカ

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    アステカ文明において小説でここまで細かく書くのか?!ってくらい深掘りされてて参考資料の多さが途方もないほどこの作品に向けられた熱量を表すようだった。

    作品はアステカ文明を主軸と言っていいほど密にした内容でほとんどが裏社会の臓器や麻薬の売人といった人ばかりだった。

    内容はとっても面白かったし満足度も高かったが、なにぶん慣れない言葉や、登場人物の名前が覚えづらかったりして100%作品の良さを感じ取れずに終わってしまった。

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    2026年08月30日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    ノワール作品は好みではないので☆3だけど、好きな人なら間違いなく☆5になりそうな短編集。
    それぞれページ数を見ると短めの作品なのに、ものすごい重量感。テイストは同じなのに作品ごとのジャンルの振れ幅が大きく、作者の取材量や力量の凄さを感じる。
    死や暴力と隣り合わせの緊張感、理不尽な境遇がリアルな叙述で迫ってくる。

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    2026年08月22日
  • 幽玄F

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    まず三島由紀夫を読むべきだったと後悔。
    読み落としてしまっている箇所が多数あるだろうなぁと感じつつ、考えさせられたのは「護国」について。

    透と同じく私は「護国」という感覚がよくわからない。
    今の世の中は、まさに「護国を成り立たせるために敵が必要だ」みたいに見える。国を守るためにハイテク戦闘機の開発に躍起になり、国を守るために巨額の防衛費が積まれる。
    ってか何から国を守るの?敵って誰のこと?戦争するの?誰が戦わされるの?犠牲になるのは?何のため?という永遠の?ループに陥る。

    戦後生まれで日本という平和な環境で育った世代にとって、護国だの戦闘機だのに意義を持たせることは難しく、現実味を帯びていない。お国のために戦った神風特攻隊よりも、爆速航空機に魅了され、自己の欲求を実現するために生き抜いた姿の方がよっぽど納得がいく。

    私たちはお国のために生きてるんじゃない。誰一人として犠牲にしたくない。お偉いさんたちはそれをわかっているのかな。

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    2026年07月29日
  • トライロバレット

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    虐げられる若者と、社会生活に戻れない退役軍人。この2人を軸に進む物語。一気読みできる短編だが、どうしても銃社会や退役軍人などに対して少し引いて見てしまうために僕は心からは楽しめなかったな。

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    2026年07月12日
  • QJKJQ

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    佐藤究さんはテスカトリポカ、Ankに次いで3作目です。こういう考えさせられる作品は個人的に好きです。それがミステリーと合わさっていると尚更。
    ただ自分の理解力がついていかなくてまだ結論が出ていない状況なので何回か読む必要がありそう…

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    2026年06月24日
  • Ank : a mirroring ape

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    今まで読んだことのない読書体験。暴動前後と最中を行き来しながら複数人物の断片が重なり、点が線になって真相へ収束していく構成が秀逸。中盤は逃走と混乱の反復でやや冗長に感じたが、圧倒的な情報量とAIと類人猿、鏡を結ぶ視点が刺激的で、知的好奇心を強く揺さぶられ、何度も唸らされた一冊。

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    2026年06月24日
  • Ank : a mirroring ape

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    ほんの少し先の近未来とまで言えない未来のSFを作者は目指したのか?
    AIは確かに進歩している 人は何処へ向かうのだろう

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    2026年06月19日
  • テスカトリポカ 3

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    ネタバレ

    テスカトリポカ3

    子供。母、父に暴力。父、ヤクザ。
    子供、土方コシモ。母、メキシコ人。

    12歳に。身長170。

    公園で爺さんと仲良くなる。
    木の掘り物を爺さんにあげる。

    爺さん、死亡。交通事故。

    どうして俺のともだちを殺した、と父を殴りつける。

    →これ、何の過去編??長すぎてよくわからん。。

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    2026年06月16日
  • トライロバレット

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    帯にあった「ダークヒーロー」という単語に誘われるように買ってみた。スーパーパワーではないが、人の内にある形容し難いドス黒い力が作品のポイントなのかなと感じた。
    起承転結の起承までは後半の盛り上げのために積み木を少しずつ積み重ねている感じがして眠くなるが、後半2割くらいはスッと入ってくる面白さがあった。
    一言で言うならば「映像化したら面白いけど文字で見ていくと途中で読むのをやめてしまうかも」だろうか。そんな気がする。

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    2026年06月08日
  • QJKJQ

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    著者のテスカトリポカが面白かったので
    こちらも読んでみた。

    こちらの作品も凄惨な暴力を振るう人の怖さが存分に描かれている。
    きっと著者は時事であったり、人の歴史の知識を大量に吸収していて、実在とフィクションを交えて書いているので、法外の秘密結社とか、人身売買とか、本の中の世界がどこかに存在していそうな説得力がある。

    主人公は強かに生きて欲しい。

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    2026年05月15日
  • 幽玄F

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    テスカトリポカの時から思っていたんだがこの人の小説、いわゆる物語の縦軸というか、物語性、このお話は何を目的としてどう駆動するのかに酷く無頓着なんだな

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    2026年05月09日
  • サージウスの死神

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    テスカトリポカがおもしろかったので読んでみたが
    しっかり目の純文学で自分には理解できない。
    面白いとか面白くないとかではなく純文学はまったくわからないので⭐︎3で

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    2026年05月08日
  • サージウスの死神

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    内容が理解しきれないのに何故か読む手が止まりませんでした。
    ただ、ラストであら?そこで終わり?と急に突き放されたような気持ちに。今の佐藤究ならもう少し続きを書いたりするのかな、何にせよ狂気に傾いた人間の辻褄の合わなさ、危うさの表現に驚かされました。

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    2026年04月21日