佐藤究のレビュー一覧

  • QJKJQ

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    怒涛の展開で気づいたら読み切っていたという印象。
    現実と虚構の区別がつきづらくなってて、独特の読み味だった。

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    2025年03月28日
  • QJKJQ

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    トライロバレットを読み、そこから気になり手に取った

    小説を模した哲学書のようだった

    ミステリーでは殺人が起こり、トリックを暴く
    本書はなぜ殺人が起こるのか、殺人とは何かという点を脳科学的ところまで掘り下げていく

    今まで見た本と視点が違い新鮮だった

    人間はやはり虚構を生きる

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    2025年03月28日
  • QJKJQ

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    殺人一家の末娘が、父親を疑いながら兄の惨殺と母の失踪に関わる犯人を探すストーリー。設定や話の展開が突飛ではあるが、登場人物や雰囲気も魅力的で読み進めやすかった。特に終盤はどのような最後になるか想像がつかず、一気に読みきりたくなった。作者の他の作品にも興味が湧く一作だった。

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    2025年03月22日
  • 幽玄F

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    佐藤究さんの作品はいつも興味深い。
    今回は飛行機に関する話で、それが真言宗や三島由紀夫の話と結びついたりして面白かった。
    洋書を読むような感覚で、純文学のようにも感じられた。

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    2025年03月17日
  • トライロバレット

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    アメリカの高校に通うバーナムは、三葉虫に魅了された少年で、静かな高校生活を送っていた。そんなあるとき、バーナムに対し、人気者から嫌がらせが始まる。一方、金物店で勤める退役軍人のフランクは、戦場での傷が癒えず、精神的に追い詰められていく。バーナムは、物語が進むにつれてとても辛い境遇に晒されていきますが、予知夢のような幻覚に導かれ、新ヒーローへと変貌していきます。
    この新ヒーローが、なんだかちょっとダサい、けどリアルなヒーローといった感じで良かったです。アメリカでの社会的な問題を背景に、三葉虫とヒーローを合わせるといった変わった設定も、佐藤究さんが描くとカッコ良くなってしまう。
    さすがでした。

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    2025年03月06日
  • 幽玄F

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    戦闘機について詳しくはないが
    非常に興味深く、飛行シーンを
    追体験できる感じがした。

    さらに、私の稚拙な終演予測はできた
    かもしれないが
    シーン展開の豊富さには圧倒された。

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    2025年03月03日
  • トライロバレット

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    ネタバレ

    アメリカ合衆国ユタ州のウィットロー高校で銃乱射事件が起こる、その犯人達の心の中と、決意に至るまでの過程を細かく描写されてるお話。
    バーナム・クロネッカーは、ダークヒーローなのかな?

    独特の世界感だよね、、、相変わらず。
    バーナム、どこ行ったー。
    タキオ、優秀なオタクだった。
    二人して、屈折してて面白い、会話が、なんとも言えない雰囲気を醸してて好き。
    アボットくん、標的にされても文句はいえないよね、、、頭が悪いって表現が一番シックリくるわ、嫌い。
    それはそれとして、最後、これは、どう解釈すれば?ここで終わりなのよね。
    バーナムどうなっちゃうのかしら、、、。

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    2025年02月27日
  • トライロバレット

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    三葉虫とかショットガンとか
    とくに興味があるわけじゃないし
    現実と幻想がいったりきたりして
    なかなか集中できず
    冗長に感じていたけれど
    エピソード2に入り
    主人公たちが動き出してから
    スピードがどんどん加速し
    ゴールまで一気だった。
    ちょっと、あっけないほど。
    前半の細やかさが
    結末を嘘っぽくさせず
    より引き立てていることに気づかされた。
    主人公と友人の後日譚を期待。

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    2025年02月27日
  • トライロバレット

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    ネタバレ

    初めて読んだ作家さん
    出版区で誰かの回で紹介されてて気になって読んだ、読みやすくて映像が浮かびやすい

    面白かった、男心くすぐられる作品
    三葉虫に目をつけるところがイカしてる、不気味だけどなんかカッコ良い、ダークヒーロー感ある
    夢という単語がよく出てきたけど、実際に夢で見そうな映像が浮かんだ

    バーナムがいじめられた理由がわからない
    化石オタクで静かだから?急に矛先が向いた事がよくわからない

    バーナムの境遇がきつすぎる、信頼してた父さんは死ぬし、母の当たりはキツイし、不倫してるし、バーナムの性格は環境のせいだろうなあ
    そんな中でもタキオを想って行動したことはかっこよかったな

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    2025年02月25日
  • Ank : a mirroring ape

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    テスカトリポカとはまた違う、化学的視点での同テーマへのアプローチ。残念ながら私の文系脳では表層の部分しか理解できなかったが、それでもその化学的な仮説に感動を覚えた。京都と最新の研究施設というまた異なる世界観のリミックス、Ankを追うシーンも見どころ

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    2025年02月25日
  • Ank : a mirroring ape

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    チンパンジーが絡んでくる話というのは当然知った上で読んでいた。前半の類人猿の説明がとても緻密で確実に読後の自分は少し賢くなった。
    ただ、その説明パートもスルスルと頭に入ってきてページを捲る手は遅くならない。導入が長すぎるとダレてしまうことも多々あったが『Ank』は違う。
    SFなのだが設定がリアルで現実にも起きうる惨劇に感じられ(もちろんありえないのだが)、他のパニック小説よりも恐怖感が生々しい。
    類人猿と人間の違いに対する描写もおもしろかった。
    自分は環境破壊の話などを見聞きすると常々「人間の行動も他の動物然り自然の一部ではないのか?人間の行動だけ特別視するのは自然に対しておこがましくはないか

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    2025年02月24日
  • トライロバレット

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    面白かったです。
    ミニシアターで掘り出し物の当たり映画を観たようなそんな読後感。
    二周目三周目を読んだら、まだ新しい発見がありそうです。
    言い換えれば、作者の散りばめたヒントにまだ気がついていないような気がしてムズムズしてます。
    それこそ、岩の中から化石を見つけるみたいに。
    時間のあるときに、じっくり二周目いきたい。

    三葉虫は正直ビジュアルが苦手なのですが、読み進めるにあたってちょいちょい画像検索していくと(薄目で)
    なるほど、ずんぐりむっくりしたやつとか、割とシュッとしたようなのもいてなかなか面白いです。
    自分からは一生調べることはないであろうカテゴリのものに出会えるのも本の醍醐味です。

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    2025年02月20日
  • Ank : a mirroring ape

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    人間とは何か。何が人間たらしめてるのか。
    なぜ、ホモ・サピエンスだけ絶滅しなかったのか。
    ものすごく深いテーマ。

    すごい。凄すぎて言葉が出てこないほど衝撃を受けました。
    こんな小説初めて。
    年始に読んだテスカトリポカも衝撃的だったけど、今回もすごかったです。
    人物のバックグラウンドがしっかり描かれていた点も良かったです。

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    2025年02月12日
  • 幽玄F

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    戦闘機または音速、それとも"ナニカ"に取り憑かれてしまった天才パイロットのトップガンマーヴェリックとは真逆を攻める波瀾万丈にも程がある狂気的な物語の着地に考察が捗る。
    圧倒的な情報量とディテール、あらゆる価値観にカルチャーが混沌する世界観は安定の佐藤究スタイルで読み応えは抜群。

    突き抜ける美学を感じる。格好良き!


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    2025年02月06日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    原作を読んで、わからなかったことが少し整理できたか。
    まだわからないことも多いが、単なる地動説の異端審判物ではないことを理解する。

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    2025年01月02日
  • QJKJQ

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    ネタバレ

    前半すごく引き込まれて謎解きに必死だったが、後半以降の種明かしでは想像以上の壮大さに一瞬困惑してしまった。一度ではなく何度も読んで腑に落ちるのかなと感じた。
    理解しきれなかった仕掛け(?)について作者と語りたい!

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    2024年12月25日
  • 幽玄F

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    「幽玄F」(佐藤究)を読んだ。

    〈三島由紀夫作品をモチーフに〉とあったので、私の中での食わず嫌いのビッグネームの筆頭が三島由紀夫であることを鑑みればなかなか手が出ないのも宜なるかな。なのである。

    まあ最後まで一気に読んだので面白いのかと問われれば面白いって答える。

    三島由紀夫思想が前面に出て鼻につくということは全くなくてというか私は気づかないまま戦闘機の描写に驚いているうちにラストを迎えていた。
    まあ主人公は何かしらの矜持を貫いたとなと頷く。

    物語の舞台がバングラデシュに移ってからの展開がマジか!?と唸る。

    やっぱり感想としては〈面白い!〉でいいんだろうと思う。

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    2024年11月21日
  • 幽玄F

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    ネタバレ

    戦闘機の速さに魅入られた男、易永透。最初は天才パイロットの成功小説かと思っていたが、そこは佐藤究氏。そんなもので終わるはずがない。舞台は日本、タイ、バングラデシュへと移り、不思議な物語へと誘われていく。
    三島由紀夫の豊饒の海シリーズ、「暁の寺」「天人五衰」がモチーフになっている。昔、通読した際に、ちんぷんかんぷんで空気感だけは味わった記憶が蘇ってきた。
    輪廻転生、ウロボロスの蛇、真言宗の経文、死と生の境界線、空の青…。
    ラストがいい。
    狂っている。でも透が本望を遂げて光になったその先は…。おそらく昇華し生まれ変わったに違いない。悲しみは無く、達成感に包まれるむしろ幸福を感じる読後感となった。

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    2024年11月17日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    漫画を一気に大人買いして一夜漬けで読んでから、完全にファンなので、こちらも手を出してみました。漫画を他角度から掘り下げる企画は面白いし、改めて作者さんの構想の凄さが滲み出ていました。

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    2024年11月13日
  • 幽玄F

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    ネタバレ

    アナーキー!
    佐藤究さんの作品の割には、暴力が暴力を呼ぶような描写は出てこないな……と思いましたが、やってることはどこまでも純粋なのに、本当に周囲も世界も自身の願い以外どうなってもよい、という突き抜け方は半端なかったです。
    漫画とかではありそうな話ですが、それらより世界観がリアルなので、余計に戦争とか貧困とか、ピリついた国同士の事情など影の部分が見えてきて、主人公の行動がどんな結果を招くかということが、否応にも意識させられます。
    だけど、本当に自由に空を駆けていくときの瑞々しく澄み切った描写、果ては撃ち落とされた時の神々しさすら感じられる描写によって、一種の爽やかさすら感じました。

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    2024年11月12日