佐藤究のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
2017年刊行?にして2026年の出来事を近未来として描いていることはAIの利用がかなり一般的になってきている2025年現在に読むと何かすごい。
テスカトリポカ同様、入念な下調べと読者を置き去りにするレベルの専門的な会話、スピード感のあるハードな文体に一貫性と強いこだわりを感じた。シブい。
ゾンビものでは実際ないがゾンビ感のある人間がたくさん出てくるのは事実で、そういう本は読んだことがなかったので新鮮だった。
物語自体は正直なところテスカトリポカの方が引き込まれたなとは思いつつミーハーでわかりやすいものを好んでしまう自分の好みの問題かもしれない。
エイプとモンキーの違いだったり霊長類に関する学 -
-
Posted by ブクログ
アメリカの高校に通うバーナムは、三葉虫に魅了された少年で、静かな高校生活を送っていた。そんなあるとき、バーナムに対し、人気者から嫌がらせが始まる。一方、金物店で勤める退役軍人のフランクは、戦場での傷が癒えず、精神的に追い詰められていく。バーナムは、物語が進むにつれてとても辛い境遇に晒されていきますが、予知夢のような幻覚に導かれ、新ヒーローへと変貌していきます。
この新ヒーローが、なんだかちょっとダサい、けどリアルなヒーローといった感じで良かったです。アメリカでの社会的な問題を背景に、三葉虫とヒーローを合わせるといった変わった設定も、佐藤究さんが描くとカッコ良くなってしまう。
さすがでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアメリカ合衆国ユタ州のウィットロー高校で銃乱射事件が起こる、その犯人達の心の中と、決意に至るまでの過程を細かく描写されてるお話。
バーナム・クロネッカーは、ダークヒーローなのかな?
独特の世界感だよね、、、相変わらず。
バーナム、どこ行ったー。
タキオ、優秀なオタクだった。
二人して、屈折してて面白い、会話が、なんとも言えない雰囲気を醸してて好き。
アボットくん、標的にされても文句はいえないよね、、、頭が悪いって表現が一番シックリくるわ、嫌い。
それはそれとして、最後、これは、どう解釈すれば?ここで終わりなのよね。
バーナムどうなっちゃうのかしら、、、。