佐藤究のレビュー一覧

  • QJKJQ

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    ネタバレ

    佐藤究作品の中でも特にミステリ要素が強い話。いわゆる信頼できない語り手の作品で主人公は記憶障害と認知障害を抱えていると思われる。ありがちな叙述トリックかと思いきや後半怒涛の勢いで展開する『殺人学』に圧倒される。どれだけ突飛な世界観や物語でも説得力のある文章の強さが好き。

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    2025年06月14日
  • 幽玄F

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    圧巻の⭐︎5。最初は一体何を読まされてるのかわからないまま読み進めていくうちに、その不穏な湿気を感じる世界にどっぷりはまってしまう。話の展開は終わってみればまるでファンタジーなんだけど、終盤まで突飛なことは全然起ころうとしないし、主人公は無愛想で会話もおもしろくないし、途中で飽きてもおかしくないはずなのに、どんどん読むのが止まらなくなる不思議な読書体験をさせてもらった。感謝。

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    2025年06月13日
  • Ank : a mirroring ape

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    ネタバレ

    作者の脳内どうなってるのほんまに
    テスカトリポカに続き本作もおもろすぎました、圧倒的な知識量と理知的な文章!もしかしたら本当に鏡への興味、理解からわれわれは進化したのかも知れないし、われわれが文明を築く前に同じように文明を築き栄え滅んで言ったホモ族がいるのかもしれないと思った。われわれも膨大な地球史のうち、ループの中にいる一種の動物にすぎないのかもしれないみたいな、絶対に知ることのできない神秘みたいなの、怖いけどどきどきする。
    自然は無意味なデッサンを残さないっていう望の発言は真理で、最後の秒数の光の話につながっていてうまいなとおもった

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    2025年05月30日
  • テスカトリポカ

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    ネタバレ

    内容が重くて、私の読書スピードも遅いから読むのに時間がかかったけど、その分、一つひとつの描写を丁寧に味わいながら読むことができたと思う。沢山の要素が複雑に絡み合って、最終的には一つの大きな物語としてまとまっていく構成が綺麗だった。
    これまで私が持っていたアステカの信仰に対する偏見が、この本を通して覆されたみたいで、もうとにかく、本当に面白い一冊!みんなに読んで欲しい

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    2026年02月18日
  • トライロバレット

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    テスカトリポカの時にも思いましたが、この圧倒的な取材力とリアリティー、描写や展開もそうですが文体ももちろんオマージュしてるものへの筆致が凄まじい。それがオリジナルで、この人にしか描けない世界だった。これからも風呂敷広げまくって、マジ?全部やるの?と思わせて、本当に全部やる気持ちよさを楽しみにしています。

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    2025年04月11日
  • QJKJQ

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    THE エンタメ小説
    最初はちょっとラノベみたいな設定に読み進めるのを躊躇ったが……。佐藤究を信じて読め。

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    2025年01月19日
  • 幽玄F

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    本棚登録忘れてたやつ
    主人公が一貫して空を飛ぶことが好きなところがよかった
    最後はバッドエンドかもしれないけど主人公的には救われた感じもあって個人的には好き

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    2024年12月05日
  • Ank : a mirroring ape

    購入済み

    またまたこれは。。。

    すごい作家と出会ってしまった。今野氏が言うように、陰惨にならない筆力には驚きでしかない。
    もっと読みたい!

    #ドキドキハラハラ #怖い

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    2024年11月23日
  • Ank : a mirroring ape

    ネタバレ 購入済み

    凄い!

    凄い小説です。とてつもないロマンを感じます。
    眼を覆いたくなるような残虐なシーンの一つ一つにも、意味がありました。
    途中の暗号のようなやりとりや、実験の本当の目的。ロスト・エイプが絶滅してしまった理由。等々、最後まで読めば分かります。いや、ちゃんとは理解できていないのかもしれませんが、分かった気分になって興奮します。それくらい、丁寧に説明してくれるので、置いてきぼりにならずについていくことができました。
    壮絶な展開、悲しい最後ですが、エピローグまで丁寧に書かれているので読後感がとても良いです。そして、類人猿に前よりずっと興味が沸きました。

    #深い #タメになる #怖い

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    2024年10月11日
  • QJKJQ

    購入済み

    凄い・・・。

    とにかく夢中で読んでしまいました。読み始めたら、続きが読みたくて止まらず、あっという間でした。
    グロはあります。が、グロが好きな人にというよりグロが大丈夫な人にぜひ勧めたい!いや、誰にでもは勧められないかな?
    でも、グロいけどグロいだけじゃないのです。
    別作品「テスカトリポカ」を読んだ時も思ったのですが、とにかく表現が凄く上手です!物語に入り込んで、登場人物達と一緒にクラクラ出来ます!

    #深い #怖い #ドキドキハラハラ

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    2024年09月06日
  • テスカトリポカ

    購入済み

    おもしろい

    クライムアクションなのかな。久々に一気読みした。ゾゾっとする描写あるけど、これはしょうがない。この人の作品を読みたくなった。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年08月06日
  • 幽玄F

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    最初は飛行機が好きでパイロットに憧れる主人公の青春物語かと思った
    だから半分もいかないうちの怒涛の展開であまりのスピード感に
    主人公の透のマッハな生き方を感じた。

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    2024年07月28日
  • Ank : a mirroring ape

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。
    結構難しい内容も書かれてるけど何故かスラスラ読めた。

    書いてあることがどこまで真実なのか分からないけど説得力はあった。
    鏡像認識について考えたことはなかったけど動物が水に映る自分を見たときにそうなる可能性は0じゃないよなと。

    なんとなくこの世の事象はほとんど解明されてる。って思いがちだけど世の中にはいろんな未知が溢れてる事を再認識した。
    遺伝子とか宇宙とか活きてる間に色々明らかになるといいな。なんて思った読後でした。

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    2025年07月14日
  • テスカトリポカ

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    海外の文化、犯罪組織、麻薬、医療、密売、暴力、刺激的な題目が混ぜられ、この世の話とは思えないが、どこか身近でおきている話のようにも感じられた。人が生きる為には、このような闇を作っていかなければいけないのか。闇の中で行き続ければ、生きていけないのか。

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    2026年06月13日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    スリラーサスペンスからホラーまで、ジャンルは幅広く、どれも「どうなるんだこれ?」な内容でとても楽しめました。短編集の割にご見ごたえとカロリー高めです。

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    2026年06月09日
  • テスカトリポカ

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    小説を読み進めていて、ある場面でちょっと気分が悪くなった気がした初めての本。
    それほど重厚な重たさを感じられるのは、テーマや筆力はもちろんのこと、作者の緻密な情報収集によるリアルな情景描写によるところが大きい気がしました。
    南米での生活経験があるのかなあ。
    このビジネスがあながち絵空事では無いような気もしてきて、余計にモヤモヤしてしまいます。

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    2026年06月06日
  • QJKJQ

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    よかった!!!

    最初は和製アダムスファミリー、和製ウェンズデーっぽいな、と。ただのちょっとスカしてる殺人一家ミステリかと思いきやもちろんそんなことはない。

    この作者の作品、最初読んだのはトライロバレットだった。あのラストまでじわじわ静かで、何か起きそうで起きない感じが眠たかったのだが(失礼)(でもその退屈さをラストでぐっちやぐちゃに掻き回された爽快感が病みつき) 

    今回は最初から重厚、重厚
    面白くて一気読みだった

    現実と虚構と、入り混じってどんどん説得感が増してくる

    すべて妄想の中かと思いきや、真実の愛情めいたものがあり、人間とは、殺人とは、なにか、そう問うまなざしが力強い作品だった

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    2026年06月06日
  • Ank : a mirroring ape

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    ずっと読みたかったけど、本屋で手に取るたびに思ったより分厚いな、と思って後回しになってた作品。
    分厚さをまったく感じさせないほどおもしろくて一気に読めた。
    逃げるチンパンジーを追うように展開していく各地での暴動のパートは疾走感があり、それが続いてちょっとダレるタイミングで新たな事実が明らかになり、と話の運びがめちゃくちゃうまいなと思った。
    真相は、私にはちょっと難しかったけど、この長編で出てくるあらゆる人物や過去がちゃんと綺麗に収まってて凄すぎた。

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    2026年06月05日
  • テスカトリポカ

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    直木賞を受賞した話題の犯罪小説。表紙もインパクトがある。
    メキシコの麻薬密売人が始める臓器売買ビジネスと、それに巻き込まれていく人たちが題材。随所にアステカの神様や文化が出てくる。

    戦争小説、ミステリー、ルポなどとは一線を画すレベルで悪。どこまでも悪。
    これほど残虐でグロテスクで悪意に満ちた小説を読んだことがない。途中あまりにしんどくて読むのをやめたこともあった。
    ただし、面白い。とんでもない残虐な描写が続いても不思議と引き込まれて行く。

    正直キツい内容なので、面白いとはいえ、おすすめとは言い難い。
    覚悟して読んでいただきたい。

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    2026年06月05日
  • Ank : a mirroring ape

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    ネタバレ

    まずstsat配列の話が現実のものであるという事実に驚いた。現実とフィクションとの境界線を曖昧にすることで作品の深さが大いに異なってくると思う。そういった意味で著者の作品はそれが抜きん出て得意であるように感じる。これはフィクション作品での定石かもしれないが、境界線が分かりきってしまうとどうしても影がつきまとい話への没入感が薄れてしまう。それが全く感じられずスムーズに最後までページを捲ることができた。フィクション作品における評価点を軽々と突破している点で(上からで申し訳ないが他に形容しうる言葉を知らない)感動を覚えた本であった。ただひとつあるなら、中盤の、起承転結の転にあたる物語の展開の大きな転

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    2026年05月29日