佐藤究のレビュー一覧

  • テスカトリポカ

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    メキシコ人が書いた本と言われればサラッと読めたのかもしれないが、
    日本人が考えるメキシコ、アステカの世界観に突っかかってしまったというか。
    でも参考文献を見るにめちゃくちゃ調べて書いているんだと思う。
    カッコよいとされている美学に自分が合わなかったというか。

    合う人には合いそうだが、自分にはハマらず、だった。

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    2025年10月26日
  • テスカトリポカ

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    直木賞受賞の壮大な犯罪小説。かなり絶賛の声は目にしていていつか読んでやろうと思っていた作品のひとつ。そんなに話題なら、そのうち映像化しそうだし早めに読まなきゃ…なんて思っていたが、読み終わった今は思う、これは映像化無理だろ…人が次々と残酷な殺され方で葬られてゆく描写が続く。レベチのノンストップクライムノベル。

    私にはちょっとハードボイルドすぎ、暴力的すぎということで私にしては珍しく星3つ。だけど星3つにするのを躊躇するくらい、この壮大なストーリーを組み上げ、重厚な設定を作り込み、読者を飽きさせずに語りきった作者の力量には舌を巻く。心躍らなかったくせに、なんだかんだ文庫で700ページ近い物語を

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    2025年10月26日
  • テスカトリポカ

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    宗教的なことが書いてあるページが結構きつい。かなりボリューミー。アステカ神話、裏社会など、様々な要素が詰まった小説。

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    2025年10月22日
  • QJKJQ

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    純文学で勝負した『サージウスの死神』にはなかったエンタメ性・ミステリ要素が付与されて、それでもミエミエな展開なのはハナから織り込み済みか、最後はやはり純文学に終わる。どうもこの作者の作品には薬物中毒者のような世界観が広がっていて、読んでいると誇張抜きで頭痛や眩暈に襲われているような感覚になる。いや、たまたま体調不良だっただけか?ともかく、楽しい読書ではない…が…今まで読んできた優等生の権化のような江戸川乱歩賞作品とは一線を画す。ミステリの賞を与えるべきかどうかはともかく、この作者が新人離れした(当然か)とんでもない作家であることは間違いなさそう。

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    2025年10月15日
  • テスカトリポカ

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    (普通の日本人の価値観だと)人として何かが欠落している登場人物ばかりなのに、なぜか魅力的でどんどん読み進めた

    自分の感覚では、いかれてるように感じるけど、アステカの思想で生きている人にとっては、必ずしもおかしいことをやっているわけではないのかもしれないと思えた

    後半現実離れしすぎている気はした

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    2025年10月07日
  • テスカトリポカ

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    今まで触れたことない世界の犯罪小説だった。
    アステカ文明の話がむちゃくちゃ難しくて入ってこなかったけど、全員イカレてて最高だった笑
    コシモはなんとか生き抜いて欲しい…!
    Ankもそうだったけど、佐藤究先生の筆力と知識量が毎回ハンパなくて、圧倒されてしまいます。

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    2025年10月04日
  • テスカトリポカ

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    悪党のもとに小悪党が集まり極悪非道の大悪党になる。
    やることなすこと非現実的でどこかしら現実味も有り
    メチャクチャすぎる。
    常になにかが起こっているのでおもしろいし
    最後は最後で微妙に感動する。
    ただ~~~
    カタカナと聞き慣れない言葉が多すぎて
    すごく読みにくい><
    そこがちょっとマイナス点かな

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    2025年09月27日
  • サージウスの死神

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    2004年第47回群像新人文学賞優秀作
    佐藤憲胤名義での受賞作です。
    純文学の登竜門とされる賞を経て、しかし その後しばらく沈黙、エンタメ作家として『QJKJQ』『Ank』で再デビューします。こちらの作品は、いわば“最初のデビュー作”15年を経て文庫化されたものだそうです。

    解説には「文が短くて速い」とあるけれど、私はさらに「太い」と感じました。速い文脈の中に、印象的なフレーズが鋭く光る。
    ある事故の目撃をきっかけに、主人公はギャンブルの世界に足を踏み入れる。ギャンブルに溺れるのではなく、人生そのものを賭けるような感覚―むしろ「人生=ギャンブル」か。

    『Ank』に通じる神話的な原像のような

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    2025年09月27日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。のファンとして読んでおかなくては、と読み始めた。魚豊さんと色んな方との対談がいい。こんなすごいマンガをどんな思考で描いているのだろうと興味深かった。対談の中からそんな魚豊さんの思考が覗けてさらに感服。アニメの主題歌もとてもいいので、サカナクション山口さんとの対談、又吉さんとの対談も読み応えがあった。

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    2025年09月27日
  • トライロバレット

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    ネタバレ

    普通。まあまあ。好きなところはあるけど、総じてあまり楽しめなかった。

    アメコミヒーローのような超能力持ち!?という煽るようなコピーが付いてたけど、聴力が過敏で、元軍人との共鳴さがそれかな。

    タキオの話は面白かった。お前も考えてたんかい。
    俯瞰して考えれば、何かの電波やらなんやらで銃撃戦を起こすような何かがあって、三人はそれに誘導された、みたいな。リチウムイオン電池の発火みたいな。

    カフカの変身と掛けてるのはまあまあ面白い。
    でもやっぱ好みはスティーブン・キングの『ゴールデン・ボーイ』なんだよなあ。

    結局、バーナムは逃亡しタキオが手助けする、裏のヒーローに変身、ってことか?
    続編読みたい

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    2025年09月15日
  • QJKJQ

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    最初はアダムスファミリーのノリかなって思って読んでたけど、全然違くて、最後の方はどうなるんだろうっていうハラハラ感があった。

    解説に書いてあった、佐藤究は哲学者だ、っていうのにすごく納得した。人間について佐藤究が考えたことを小説として消化してるように思う。

    とりあえず刊行されてる長編は全部読めたのかな?次回作も楽しみ。

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    2025年09月15日
  • トライロバレット

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    所はアメリカユタ州ニューオグデン。戦場におけるPTSDを抱えた元少尉、虐めを受けている三葉虫オタクの高校生とコンピューターオタクの高校生。それぞれの魂の必然に従ってとある計画(偶然に同じ)を立てる。たんたんと遠くから語っていく佐藤究の文体。前半なかなか何がどうなるのか分からずもどかしいが、二部の事件の顛末は面白い。三者三様結末は違った立場になるのも面白い。しかし、今回も『テスカポリトカ』ほどの興奮は感じられなかった。やはりあの傑作を超えるのは難しいのか。それとも当方の読みの力が足りないのか。

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    2025年08月02日
  • QJKJQ

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    2016年第62回江戸川乱歩賞

    最近、佐藤究さんの「幽玄F」を読んで、感動したんだけどレビューはまだまとめられそうになく
    他の作品も読んでみようかなっと

    まずは再デビュー作
    冒頭導入が激しい
    殺人鬼一家の女子高生の語り
    早々に街に男狩り
    マウスピースで噛み殺すタイプの兄は惨殺死体となって見つかるのだけど 何処かへー
    ここまでなら時折お見かけする猟奇殺人系ミステリーと思いきや、ここからあっという間に捻じ曲げられた記憶と妄想の中に引きずり込まれる

    小説の中にIQが高いという表現が出てくるが
    著者もかなりでは?と思う
    妄想の入り組み方に加えて殺人心理、偏狭な国家保安論等知識が深くてなかなか全て

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    2025年07月15日
  • サージウスの死神

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    佐藤究のデビュー作。
    「QJKJQ」「アンク」「テスカトリポカ」を読んで
    独特の世界観を知ったつもりだったけど、このストーリーは、主人公や他のキャラクターのギャンブルに対する哲学が独特過ぎて、面食らった。
    佐藤究の言葉の繋ぎ方、表現がオリジナル過ぎていて、他に比べる小説家が思い浮かばない

    サージウスが宝石というタイトルは、途中でようやく納得した
    呪われた宝石らしい
    終盤にオリジナル過ぎるギャンブルがあって、ギャンブルの最中の主人公の心の独白が、クスリでトリップしてるやつの心境みたいで迫力あった。

    少年時代にやったアゲハの幼虫の遊びは、想像しただけで、気持ち悪くなったけど

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    2025年07月05日
  • 幽玄F

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    戦闘機に魅せられた主人公の話。
    読み手に考えさせる内容で、最終的に何かあっと驚く結末がある話ではなかったが、面白く読めた。
    作者の他の作品に比べて、内容が大人しい印象だった。

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    2025年06月26日
  • QJKJQ

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    序盤がとても良い。最後の展開はチープな感じではあったが、序盤とキャラクターで一気に読める感じ。漫画ならもう少し没入できたかも。キャラクターが上手い

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    2025年06月24日
  • トライロバレット

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    三葉虫マニアの高校生が主人公。スクールカーストで言えば底辺とも言える。そこに現れるスクールカーストの頂点の男。毎日ロッカーの扉を接着剤で固められる。

    同じくいじめを受けていたもう1人の人物。いじめられっ子同士意気投合。放課後も遊ぶようになる。

    主人公、現実に嫌気がさし、壮大な計画を準備。

    新学期、主人公は自身が考えたヒーロー?『トライロバレット』に変身して、いじめていた奴を銃殺しようとするが、先に現れた近所の金物店のオヤジ。

    オヤジとの対決、もう1人のいじめられっ子の計画、主人公の逃亡。

    ヒーロー小説との触れ込みではあるが、よくあるヒーローものではなく、ややダークで、悪を退治するよう

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    2025年06月16日
  • Ank : a mirroring ape

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    人と類人猿と猿の間の進化の謎、みたいな壮大な話でなんとか読み切れた。妙な納得感が残る。
    個人的には、人間同士のもう少しノーマルなミステリーの方が好みかもです。

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    2025年06月13日
  • トライロバレット

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    ネタバレ

    三葉虫の化石と、アメリカ陸軍退役軍人と、いじめ。社会問題を古代生物の痕跡でひとつにまとめ上げた不思議な作品でした。

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    2025年06月08日
  • QJKJQ

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    あらすじを読んでも、んなことあり得るか?
    と思いつつ読み進めると、なるほどな世界に引き込まれる。
    辻褄合わないようで、合ってる。

    唯一無二の世界観に浸れるのは、佐藤究の凄さだと思う。

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    2025年06月02日