佐藤究のレビュー一覧

  • Ank : a mirroring ape

    購入済み

    初めてこの作者の本を読みました

    初めてこの作者の本を読みましたが面白かったです!
    人間と猿の決定的な違いが言語であると同時にその差が言語でしかないということ。
    それを証明するように人間の記憶に刻まれた本能。
    それが物語を加速させ引き込まれてしまいました

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    2021年04月25日
  • テスカトリポカ

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    麻薬密売人が復讐を誓って日本で成り上がる話。
    内容は面白いが、宗教的な話が難しい。
    ラストのコシモとバルミロのところが面白かった。
    パブロがとても良い人。

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    2026年05月23日
  • テスカトリポカ

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    ネタバレ

    これがノワール小説というやつか。
    感想を書くのが難しい作品だった。

    犯罪に手を染める者たちの欲望や権力抗争、裏切りと暴力がひたすら描かれている。しかし単なる犯罪小説とも少し違っていた。残酷なシーンも多いが、その根底には古代アステカ文明の信仰や儀式にまつわる行動原理があり、救いようのない展開もどこか神話を見ているような感覚があった。

    末永とバルミロの心臓密売ビジネスに対する価値観の違いも興味深かった。
    末永は心臓を「商品」として扱い、バルミロはそれを「神への供物」として扱う。同じビジネスをしていても、2人が最後まで分かり合えなかったのは当然だったのかもしれない。
    仲間たちに「俺たちは家族だ」

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    2026年05月23日
  • QJKJQ

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    著者のテスカトリポカが面白かったので
    こちらも読んでみた。

    こちらの作品も凄惨な暴力を振るう人の怖さが存分に描かれている。
    きっと著者は時事であったり、人の歴史の知識を大量に吸収していて、実在とフィクションを交えて書いているので、法外の秘密結社とか、人身売買とか、本の中の世界がどこかに存在していそうな説得力がある。

    主人公は強かに生きて欲しい。

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    2026年05月15日
  • テスカトリポカ

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    登場人物が皆壊れていて、この人に比べたらこの人はまだマシ、それにしたってどれも犯罪、みたいな繰り返し。途中の凄惨な描写に、私はこのページ数をかけて何を読まされているんだろうと思うこともしばしば。半ば意地で読み終えたのだけれど、どこかで、ない話でもないのかもしれないと思ってしまうのが怖い。コシモがかわいそうだった。

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    2026年05月09日
  • 幽玄F

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    テスカトリポカの時から思っていたんだがこの人の小説、いわゆる物語の縦軸というか、物語性、このお話は何を目的としてどう駆動するのかに酷く無頓着なんだな

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    2026年05月09日
  • サージウスの死神

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    テスカトリポカがおもしろかったので読んでみたが
    しっかり目の純文学で自分には理解できない。
    面白いとか面白くないとかではなく純文学はまったくわからないので⭐︎3で

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    2026年05月08日
  • テスカトリポカ

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    本作は、序盤こそ群像劇として登場人物を丁寧に配置していく構成だが、物語が交差し始める中盤以降、一気に緊張感が高まり、読者を引き込む展開へと加速していく。点と点が線になる快感があり、読み進める手が止まらなくなるタイプの作品だ。

    特に印象的だったのは、全体を覆うノワール的な空気感と、アステカ文明や麻薬カルテルといった要素が融合した独特の世界観である。暴力や信仰、欲望が複雑に絡み合い、単なるエンターテインメントにとどまらない重厚さを生み出している。こうした題材はどこか原始的でありながら、現代社会とも地続きであるようなリアリティを感じさせ、「男心をくすぐる」という言葉がしっくりくる魅力があった。

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    2026年05月06日
  • サージウスの死神

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    内容が理解しきれないのに何故か読む手が止まりませんでした。
    ただ、ラストであら?そこで終わり?と急に突き放されたような気持ちに。今の佐藤究ならもう少し続きを書いたりするのかな、何にせよ狂気に傾いた人間の辻褄の合わなさ、危うさの表現に驚かされました。

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    2026年04月21日
  • QJKJQ

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    よく分からない部分もあったけれど、亜李亜の過去と過去を知った時は亜李亜が可哀想に思った。

    この本で最初に思ったことは装画が綺麗!

    キリストの血と肉に見立てたものを食べる。確かに食人だよなぁ…
    兄が殺された後に父がパンを千切っていたのは血肉に飢えていたのか、それとも誰かを呼び出したかったのか…
    登場人物全員が狂ってるよ泣

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    2026年04月18日
  • テスカトリポカ

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    約700ページに及ぶ長編。
    途中で飽きることなく、終始緊張感のある展開が続く。
    麻薬や臓器売買ビジネスに関わる人々が描かれ、多くの命が奪われていく。

    アステカの神が物語のテーマとなっており、生け贄として心臓が捧げられる描写が強烈。
    本作で描かれる神は、キリストのように慈悲深い存在ではなく、凶悪で容赦のない存在である点が非常に興味深い。

    好みは分かれるかもしれないが、読み応えは抜群で、個人的には楽しめる作品だった。

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    2026年04月17日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    ネタバレ

    淡々と明確な表現で文章から得られるエンタメをぶつけてくれる良作。
    痛かったり、悲しかったりしながらも心を心地よくざわつかせてくれる表現と記述。テスカトリポカが大絶賛されているのでいつか読みたいな・

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    2026年03月25日
  • トライロバレット

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    ネタバレ

    学校ではジョックにいじめられ、家庭環境はボロボロの化石オタク(というか三葉虫オタク)・バーナムが、ジョックに復讐する話ー。

    と書くと、典型的なストーリーに見えるけど、当のバーナムは淡々としている。この小説、セリフも地の文として扱っているから、感情が伝わりづらいというか、すべて客体的に見える。なのに、精神の異常さがありありと伝わってくる。
    それから、バーナムとは別に、PTSD(?)に悩まされる退役軍人がその根源として学校を襲撃するのと結節して、銃乱射事件に発展していくのだが、そちらもそちらで、だいぶ異常をきたしているのだ。

    話の筋はわかりやすいし、ある意味でアメリカ社会が抱えるいくつかの問題

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    2026年03月25日
  • テスカトリポカ

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    リアリティが凄かった。麻薬カルテルと闇医師と小児臓器売買の話だけど、色んな人の視点で話が進みアクションや闇に対する描写が圧巻だった。臓器売買は実際にもある話だから取材力が凄かった。終始圧倒されて次から次に展開する闇医師の話が面白しかった。メキシコの神々と織り交ぜて進む信仰心の話にどっぷりでした。

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    2026年03月25日
  • トライロバレット

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    エピソード1はちょっと退屈だったけど、エピソード2からは一気読み!
    バーナムが手作りの三葉虫スキンを着て出てくるシーンを想像すると笑いが込み上げてくる。状況は全く笑えないけど笑

    バーナムには冷めてる印象を持っていたけれど、三葉虫がアノマロカリスに撃ち勝つシーンは自分の中で盛り上がった。やってることは駄目だけど、冷静に淡々とこなしていくフィンチさんの銃撃戦のシーンもかっこいい。

    文庫本表紙の三葉虫は何かの紋章みたいでかっこいいなと思うけど、実際の三葉虫を調べたら「おぉ…」

    虫嫌いな人は調べない方がいい。
    アノマロカリスはなんか可愛いと思ってしまった。

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    2026年03月23日
  • テスカトリポカ

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    ふだん読まんタイプの小説やったけど、いろんな人の視点で進んでいくストーリーがどこに着地するのか気になって読み進めれた。神話とかに興味あるともっと楽しめそう。

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    2026年03月23日
  • テスカトリポカ

    Posted by ブクログ

    メキシコカルテルのボスが殺され、メキシコが大変なことになっているとのニュースで、積読していたこちらを読もうと決意。
    アステカの神についての会話や記述、スペイン語(ナワトル語?)がたくさん出てくるので、読書家ではない自分としてはやや読みづらく、Audibleと単行本セットで読んだ(正解だった)。
    残忍な表現が繰り返し出てくるため、食事と同時に読むことはできなかった。不穏な空気は物語全体から消えることはなくて、想像にしない展開に息が詰まる。かと言って、あっと驚くめくるめく展開、といったわけではなく、突飛な展開、のほうが近いように感じた。クライムノベルを読み慣れていないせいなのか、そういう本なのかは

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    2026年03月22日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    なかなかのハードボイルドな短編集
    爆弾予告の小学校に向かう爆発物処理班
    細かな設定と
    専門的な原子力学
    なんだかよくわからないが
    凄すぎることは確か
    この爆弾を作った人って凄すぎる
    どの短編も思わず背けたくなるような
    内容も多い
    戦後の混乱の時期の話しや
    アメリカの元警察官の
    思いがけない趣味の世界
    クラゲの毒を持った化け物や
    恐怖でしかない
    佐藤究さんらしい世界で
    あふれていた
    ぞわぞわが止まらない

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    2026年03月22日
  • 幽玄F

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    空のスピードに魅せられたある男の物語。何度か大きくシーン転換があるが、導入のシーンがそのまま続いたらどうなるのだろう?という期待感が裏切られた感じではあるが、それはそれで楽しめたかなという展開。

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    2026年03月07日
  • 爆発物処理班の遭遇したスピン

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    経験したことのないバイオレンスで狂気的な物語ばかりなのに、どれも妙なリアルさを感じる短編集だった。
    収録作ではジェリーウォーカーが一番好き。

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    2026年01月21日