西尾維新のレビュー一覧
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忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。檀上の今日子さんに投げかけられた危うい恋の質問をきっかけに、冤罪体質の青年・隠館厄介は思わぬプロポーズを受けることとなり……。美しき忘却探偵は、呪われた結婚を阻止できるのか!?
忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。檀上の今日子さんに投げかけられた危うい恋の質問をきっかけに、冤罪体質の青年・隠館厄介は思わぬプロポーズを受けることとなり……。
美しき忘却探偵は、呪われた結婚を阻止できるのか!?
シリーズ6巻目!
めちゃくちゃ楽しかった(≧∇≦)
隠館厄介の不幸感が滲み出てニヤニヤしながら読んじゃってました!!
続きも読んで行こうと思っていま -
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ネタバレシリーズ8作目 「今日子さんと厄介シリーズ」
エッフェル塔を盗む怪盗淑女vs.忘却探偵
犯人はエッフェル塔の設計思想が欲しかった。
物質ではなく、魂に価値を見出すのも芸術的。
エッフェル塔と自由の女神を建設したのはギュスターヴ・エッフェルというひとりの建築家。
自由の女神は自由の国アメリカの象徴、エッフェル塔は万博のために建てられた友愛の象徴。当初は赤く塗装されていたらしい。
フランスの国旗トリコロール、「赤と白と青」、「友愛と平等と自由」。世界の両端に自由の塔と友愛の塔を配置することで地球を平等に包んだ。という解釈は美しい物語だと感じられた。
あとがき
「旅行には目的が二種類あって、 -
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感想
今日子が最速探偵なのはいいけど、謎解き編がいつも結構回りくどいな。スッと解いてよ。
そして終盤で大体、ちょっとお色気と記憶喪失イベントがくる感じ?
あらすじ
美術館の警備員として勤める親切守。母というタイトルの抽象画を警備していた。毎日、熱心に通う今日子、写生する剥井少年、その絵を叩き割った和久井翁。そして、親切は仕事をクビになる。
親切は今日子に依頼して、謎解きをお願いし、額縁がすり替えられていることに気付く。
その後、親切は額縁匠をやっている和久井翁に個人的な警備を依頼される。和久井翁はタワーマンションのオーナーで、画家の卵を無料で住まわせているという。親切は今日子に警備の -
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退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。
彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。
しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。
辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
今日子さんと刑事さんのやり取りが楽しくてニヤニヤしながら読んじゃってました笑
積読してずっと -
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★3.3
R.I.P. werther town
R.I.P. Common sense
自殺で町おこし?平常運転、平常運転。
舞台は「死ぬことを観光資源にしよう」という狂気の町・ウェルテルタウン。
売れない作家の言祝寿長(ことほぎことなが)が生前没後郎(いくまえぼつごろう)から依頼を受けて餓鬼道きせき(がきどう)とPR小説を書いていく…初っ端からなにやら混乱を招くが、これが西尾維新ワールドなのか。
設定からして笑うしかないのに、読み進めるとだんだん不思議な誠実さが滲んでくる。
早口で捲し立てる会話劇、その隙間に実は「死ぬなよ」と背中を押すメッセージがしれっと挟まっている。
メタ視点で -
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ネタバレ金持ちの道楽で天才たちが集められた絶海の孤島を舞台に、密室殺人を解決しようとする凡人とそれを取り巻く異端・天才たちの対比を描いたライトノベル。
凡人には発想しえない奇抜な動機とトリック。異能を持つが故の常人には推し量れない苦悩。そういった描写は面白いといえば面白いが、ミステリとしては荒唐無稽にも思えてくる。フィクションで「天才」を描くのはとても難しい。この作品に登場する人々は皆、歪んだ才能を持っているが、天才と呼ぶには俗っぽく、何かが違うように感じてしまう。極めつけはとある天才に主人公が将棋を挑むシーン。天才は「ハンデをあげよう」と言って自陣をチェスの駒に変更する。むしろ強くなってるやないか!