西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『奔放さに翻弄される。されてしまう。されて仕舞い、されて終う。』
『ぼくの場合心がけているのは、相手に恋をさせてしまうことですね ー 女の子の場合、恋は何よりの特効薬です。どんな悩みも吹き飛びますよ』
『それはなんというか、死体のように見える、死体のような肌色の、死体のようにぐったりした、死体のような造形の、死体のように動かない、死体のような死体だった。』
『結局犯罪なんてのは、実行したかどうかなんて関係ないんですよね ー 疑わしきは罰せずとか言って、疑われた時点で既にそれが罰なんですよ。現実においてやったかやってないかなんて、実のところ大した問題ではありません。大事なのはイメージなんで -
Posted by ブクログ
ネタバレ生徒会戦挙編書記戦から副会長戦終了まで収録。
『めだかボックス』では完璧超人の主人公を始め、ヒーロー側の人間は異常に優秀で悩まない。負けることもなければ、間違えることもない。そんな集まりなので、どうも感情移入しにくい。
それに対して、ヒール「球磨川禊」は今巻で苦悩や葛藤が描かれる。これまで圧倒的な気持ち悪さを前に出して描かれてきただけに、彼がカッコ付けない素の自分を見せたときは、そこに正統派ジャンプヒーローの姿を垣間みた。
誰が主人公であるかなんて西尾維新の世界には関係なく、ただ読者を魅了する剥き身のおもしろさがこの作品の良さだと示されたのだ。