西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ羽川さんが人間になるための本。
今回はギャグパートがいつもより物凄く少なかったような気がする。
やっぱり視点が主人公アララギのものではなく羽川さんのものだからかな?
これからの羽川さんは今までのように完璧で自分の感情やその身を犠牲にして周りを助ける聖人ような人物ではなくなるかもしれない。
でも、聖人でなく人になったといえるのは成長といえるのかもしれない。
今後の羽川さんがどういった人物になっていくのかぜひ見てみたいですね!
それにしても、今後の話はこういう風に語られていくのか。
次のキョンシーが楽しみです♪
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Posted by ブクログ
今更仙人登場とか勘弁( ・´ω・`)と思っていたけど、実は作中で彼我木輪廻自身が語っているようにいわゆる仙人とはかなり違っていて唸らされた。いや、上手いなあこれは。従来の仙人のイメージを継承しつつ覆した感じ。
前話の汽口慚愧といい、今回の彼我木輪廻といいここへ来ておもしろキャラが連投されてほくほく(^ω^)
ストーリーも彼我木が仙人なおかげで気になっていたあれやらそれやらがいろいろ明らかになってきました。
未だに引っ張られる錆白兵がまさかそんな重大な設定下にあったとは…そう、なぜ錆なのか(金偏)なぜ白兵なのか…彼の名前の秘密、否定姫がかつて漏らした「日本最強の剣士にしてあげた」の意味が見え -
Posted by ブクログ
ネタバレしっかり綺麗に終わっていて、いい意味で「続きを読みたい」とは思わない完結編だった。ここまで読んできてよかったなーと素直に思う。
しかし中巻で触れられていたが、ここまで盛り上がりもカタルシスもない終わり方も珍しいというか。いや、一応あるにはあったけれども、十三階段なんて仰々しく登場させたわりにはショボいエンディングだったような気もする。でもだからこそ「戯言」らしい。
ジョジョが人間賛歌であるならば、これもまた一つの人間賛歌だろう。思えば「天才」が呆気無く死んでいくところから始まったこの物語が、最終的に生を肯定するところへと行き着いたのは必然だったんじゃないか。
この作品のことは、たぶん一生 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第三勢力としての否定姫と左右田右衛門左衛門コンビの動きが激しくなり(=キャラが立ってきた)、互いに腹を探りあいつつ三つ巴の展開に。さあ、面白くなってまいりました!
とりあえず否定姫の正体は不老不死となった四季崎記紀なんじゃないかと思ってたんだけどどうやらそれは妄想が飛躍しすぎだったみたいwww・・・これはもしかしてあのパターン?
変体刀がいよいよ変体化しまくってポカーンな上に、6、7、8話と3話続けて自滅型決着というなんとも蒐集バトル方面では締りが無いものの(むしろ右衛門左衛門vsまにわにのほうが手に汗握る感じで・・・)、ストーリーは否定姫の出自、完成形変体刀の履歴に秘められた謎、思わせぶ